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どもども

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2018年12月18日(火)16時02分33秒
  塩山さん、下仁田ネギありがとうございます。なんのお返しも出来ませんが、アシスタントともども狂喜しました。入谷コピー文庫、なにを書けばいいのかわかりませんが、1回だけの短文ならやれるかもしれません。
今回の画像は、塩山さんもご存じ仙台「火星の庭」での地元楽団yunboの20周年記念ライブ&トークショーの告知です。耳が悪いのに私もまたトークのゲストでノコノコ出ます。みなさんぜひお出でください、と言いたいですが、なんでもすでに2日間ともSOLD OUTとか。
 
 

どもども

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2018年12月10日(月)11時54分56秒
  塩山さん、「人生は七色仮面」の表紙画像、アップしました。ネタがもっとあるんなら、継続してやってもらいたいですね。
7日に上京しました。前に画像アップした新美術館の展示会の視察のためですが、なかなかいい展示会です。心身障害者やアウトサイダーのアートというのは、圧倒的な手間で攻めてくるんですが、おもしろいです。詩人のまど・みちおもたくさん絵を残していますが、間違いなくアウトサイダーアートの系譜でした。いや、東京は暑かったり寒かったり、帰って来たら仙台は雪が積もっていました。
 

下々の者へ(その1461)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2018年12月 7日(金)10時17分36秒
編集済
  12月17日…また5時台に眼がパッチリ。例によってWOWOWの『三国志』(5時から7時)。何でこうもテンポが遅くなるのかと観察。曹丕が書簡を開く場面で気付く。部下が筒状の書簡入り容器を渡す。当然彼はそれを開く。その一挙一動をジックリと省かずに描写。手紙を受け取ったら当然読む。間を略して次の場面では、南京玉すだれ風の書簡を開いてればいい。皇帝はそうせっかちじゃまずい? けど他の場面でも万事がこう(便所の場面でなくてホッ)。ゆっくりと進行した方が重厚さが出るとの考えもあろう。けどそれじゃ海外に高く売れません。編集に関する考えの違いか。

 1時30分過ぎに神保町。専大そばの「たいよう軒」、相変わらずの混雑。ネットで半ちゃんラーメンが話題になって以来ずっと。昔からの常連にはいい迷惑。神保町交差点のみずほ銀行のATMに寄り、「東京堂書店」へ。3階のサイン本コーナーで『近松秋江伝』(小谷野敦・中央公論新社)。本体3000円と高いが、さっき今月の大洋図書のネット配信料2万を下ろしたばかりで強気。買うかどうかで先週から迷ってた、4000円近い北川れい子の『勝負 ニッポン映画評』(ワイズ出版)も1階で手に取るが、結局は元に戻す。この人の見識は買ってるが編集が問題。本文が2段ないし3段組み。このヤセギス婆さんの面白さを、思いっ切り詰め込みたいとの担当編集者の気持ちは分かる。だが彼女の主要読者層は、俺ないし少し上の団塊世代。そういう半ボケ連中が、山根貞男や四方田犬彦よりは遥かに面白いからと言って、老眼鏡片手に読み通す意欲を抱くと思うかね? まずは250P前後の一段組みの本を出すべきだった。ひいきのひき倒し。古本でいいや。

 「書泉グランデ」で『DVD10枚組 ジャンギャバンの世界』(コスミック・本体1800円)。軒下コミガレは休み。田村で文庫1冊。「嵯峨谷」で大もりそば+ちくわのてんぷら(計510円)。ここの女性外人労働者の日本語は、俺が理解出来る限界線かな。それは別にいいが、神保町店のそば湯問題に一言。二昔前のJRのトイレ掃除がそうだった。中身を換えるためなのか、2時過ぎに一斉にそば湯ポットを炊事場に引き上げてしまう。その間にそば湯を飲もうとした客は置いてけぼり。半分づつ交換するとか,自分たちの都合ではなく客のそれへの考慮が欲しい。俺が遠距離通勤を始めた90年代頭の高崎駅のトイレは、ある時間になると”掃除中”との表示を掲げて一斉に客をシャットアウト(他の駅も似たり寄ったり)。掃除労働者の都合に、乗客は膀胱を合わせねばならなかった。無論、そば湯は膀胱で飲む訳ではないが…。「廣文館」で『日刊ゲンダイ』。そしていつもの「神田コーヒー」へ。

12月14日…古書会館での即売会帰りに,駿河台交差点の「嘉祥庵」でどら焼きをを3個(600円。明日のコーヒーの友)。分不相応な贅沢したので、昼飯は「嵯峨谷」で400円の大もりの予定。金髪の美形少女が、あんこいりのいちご菓子を1つ(240円)。ここの焼きだんご、2個しか串に刺さってないのに、ひゃひゃ…160円! 同じく豆大福は200円(いづれも買う決断がつかず。千円札を拾ったら考えよう)。古本に比べると和菓子は本当に高い。ただまんじゅうや最中も,コンビニだと3個買っても300円以内。和菓子屋は次々に閉店してるらしいが、こんだけ値段格差がついちゃ当然だなな。

12月13日…朝,高崎線で『アガサ・クリスティーの大英帝国』(東秀紀・筑摩選書)読了。それなりに楽しめたが、なぜちくま新書じゃないのか? 筑摩選書、最近は新書じゃ部数が取れそうにない本の貯蔵所。選書はどこもそういう傾向はあるが、新潮選書あたりは納得する面も。無理矢理な継続感が一番強い筑摩選書(刊行維持優先で企画に積極性ゼロ)。要するに高いだけだから、今後は新刊で買うのは止めよう。

12月12日…入谷コピー文庫の”ある塵シリーズ・第12回”、『ラジオ・テレビ』到着。初登場の藤木TDCの,見開き2ページ原稿の入魂振りが凄い。他の執筆者が手抜きに見える。謝礼レベルに合わせた仕事が出来ない、不器用なタイプなのだろう。一緒に原稿が掲載されずにホッ!(裏表過剰な性格の奴) 神保町の出版クラブと道を隔てた「日高屋」で、午後2時過ぎに。入口近くのカウンターで食べ終えた、40前後の自営業風の男。椅子に座ったまま大声で「おあいそうねー!!」。奥のレジの外人女性労働者、どう対応すべきか一瞬立ち往生。数秒後,やっと男も店の性格に気付いたとみえ、レジまでノコノコ。無事解決。ああ良かった。

 忙しくて行けなかった西荻窪の「盛林堂」へ2カ月振りに。最近は低迷が続いていたが、遂に2月分で約1万円という超悲惨な売り上げ(日頃の半分)。底が抜けた感じ。みちくさ市も休んでてこれじゃ、大家の小野店長に申し訳ない。本業は最盛期の10分の1を切って久しい(遠い眼)。いくら今月から年金が出ても、補うべき副業がこれじゃあきまへんがな。でもガン同様に貧乏に特効薬はない。年寄りの焦りは見苦しいだけ。愚痴りながら地道に貧乏ライフをヨタヨタ。

 山崎邦紀は沖縄でゴロツキ機動隊に、日々ごぼう抜きされてる日々と。立派。俺も行きたいが金がね。そういや近頃は国会前にも詰め掛けてないし、高崎での各種デモ参加もさぼっている。一体何を? 映画館と車中の読書で老いてくのも、カッコ悪いとは思わないがやや芸に欠く。日々の雑事が一番時間を。誰でも同じだろうが。

12月11日…夜、「シネマテークたかさき」で『仮面/ペルソナ』。観客約20人(先週の『斬、』とほぼ同じ)。ハッタリだけの凡作。ベルイマンの、「ゴダールのガキの客もそっくりいただくぜ!」との、興行的野心だけはギラギラ。双葉十三郎はと『ぼくの採点表』をチェック。意外にもけなしておらず、理解出来ない面はあるとの保留付きながら、それなりに評価。そうですか。

 帰りの上信線で『松竹と東宝』(中川右介・光文社新書)。東宝はともかく松竹という会社は、小津安二郎監督以下の作品を最低最悪状態でしか保存しなかったり(今になって修復に寄付を募る太々しさ)、前世紀末まで系列封切館で、貴金属の外れ無しのくじを客に詐欺的に引かせてカップルの男の懐を痛めたり(ディスクジョッキー時代の落合恵子が、メジャーの映画会社がする事じゃないと番組で徹底批判)、系列のピンク映画の小会社、東活作品では日本語が一切喋れないアジア系非美人女に主役を任せたり、看板の”寅さんシリーズ”のイメージとは裏腹な悪印象が昔から。しかし本書を読むと,創立者の双子の兄弟は歌舞伎を中心とした演劇に並々ならぬ熱意を抱いていたと(青雲の志?)。まだ250Pしか読んでないが、きれい事すぎる感じ。これから暗部が? 著者はそういう作風ではないから、このままの可能性が強い。結局映画は歌舞伎の添え物だったか? 戦前の諸作品の東宝作品とのプリント状態との落差を見ると、そう思う。ただ『晩春』も『麦秋』も戦後だよ。ハリウッドの同時代の作品は今でも新作のようだし、結局は文化への視点の相違か。何しろ上映後のプリントは、ブツ切りにして駄菓子屋で子供に売ってたと。エロ漫画の原稿でさえそんな真似はしないよ(コッソリ捨てたりはするが…)。

12月10日…一仕事片付けた3時過ぎ。夕方からの「神保町シアター」での、『風の中の子供』の券を買いに神保町交差点付近を。昔の竹の子族みたいなファッションのおばさんが、山本太郎の選挙ビラを配布中。電波系と間違われてるのか。余り受け取ってもらえてない。自然に近づいた振りして1枚頂く。「有り難うございます!」と凄く嬉しそう。育ちのいい俺は、「国士・山本太郎さんには、チャリンとですが時々カンパもしてます」などとは口に出さず。1度観たつもりの『風の~』、初見だった。無論いい作品だが、演技指導が行き届き過ぎてる感じがやや。清水宏監督の映画は、ちょっと破綻した所(そう見える)に俺は引かれる。

 いがらしの旦那。人使いが荒くて申し訳ない。申し訳ないついでにもひとつ。今度入谷コピー文庫にも何か書いて上げて下さい(同文庫のライター獲得自主営業マンとは俺の事)。原稿料は出ませんが図書券がもらえます。無論忙しい時にはあっさり断わって下さい。堀内恭編集長は、そこら突き抜けた地味なようで居て大胆不敵な大人です。

12月7日…午後1時30分頃、すずらん通りの「小諸そば」にて。かけそばを頼んだ黒いシャッポの同世代オヤジ。言い訳がましく「つゆを多めに!」。その卑屈な顔を、彼の子供たちに是非見せてやりたかった。

12月6日…午後,オイスターの新刊『豚小屋』(メディアックス・今月25日頃発売)の本文再姣をチェックしてると、元メディアックスで今はマイウェイ出版にワラジを脱いでる,加藤健次から電話。「あ、元気そうで良かった。日記の更新は無いし,電話にも出ないからまたぶっ倒れたかと…」「暇で事務所には日に2~3時間しか居ないしさ。日刊漫画屋無駄話は、パソコンが壊れてもう更新出来ないんだよ…」本欄を知らずに、無駄話だけ読んでる人が時々。実に怠慢な連中だ。まあどうでもいいが。

 他愛のない話だが見物後にさわやかな気分になれる、『キャリア』(監督・シャミール・バウマン・’38スウェーデン)を「国立”アベトモ”映画アーカイブ」で。その足で”日高屋人”としてはあるまじき事だが、半月振りで飯田橋駅東口の「日高屋」へ。隣のスマフォとスポーツ新聞を広げた、同世代オヤジの前には何の料理も無い。食べ終えたのかと思ってると、近づいたお姉さんに弁解がましく、「ちょっと電話で呼び出されて…」とか何とか言いながら、レジへも寄らずに外へ。要は小雨が降って来たので、何も注文せずに雨宿りしていたらしい。少なくとも30分以上は居座っていた。

 「国立”アベトモ”~」のスウェーデン映画特集だが、『春の悶え』やベルイマンのエロい芸術映画だけで、70年前後のセックス映画を一切上映しないのは不公平。当時の”ヤング”には、スウェーデンはイコールフリーセックスの国。スウェーデンと聞いただけで、パブロフのエロ犬よろしく、舌出して股間を固くした奴も居たほど(見た経験はないが…)。スウェーデン製のロクでもないエロ映画も多数公開された(ドキュメンタリー多し)。それに眼を閉じる特集は、単なる歴史修正主義。ユダヤ人を救った非日本人的体質の奇特な外交官個人をもてはやす一方で、国策で鬼畜な蛮行を実践した数千人規模の731部隊に眼を閉ざす国の、御用ハリボテ映画施設らしいが(こういう言い方にも飽きたがしつこく)。

 『ナイルに死す』(アガサ・クリスティー・ハヤカワ文庫)読了。筋は分かってるのに面白い。各キャラの描写が的確かつ皮肉で、ユーモラスなためだろう。冒頭での彼女で喰ってる子孫のたわ言は要らない。大福の脇の銀蝿。いがらしの旦那。アゴで使って悪いけど,まだ捨ててなかったら、『人生は七色仮面』(入谷コピー文庫)の表紙画像のアップをヨロピク。
 

どうもどうも

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2018年12月 1日(土)11時48分4秒
  塩山さん「人生は七色仮面」、ありがとうございます。ハッテン場系映画館の紹介、おもしろいです。私もまだ10代の頃、テアトル新宿だったと思いますが、劇場横のソファで寝てたら、いきなり顔に尻を押し付けられました。あとはやはり立ち見は危険ですね。後ろ向きのまま前から来たと思ったら、ガッツリと握られてしまったことがあります。それにしても今も現場に立ち入る勇気に敬服しましす。
画像は前回の「2」の時も展示に協力した「ここから3」という展示会です。新国立美術館で12月5日から9日までの開催ですが、私も7日に顔を出すかもです。まぁ、塩山さんは来ないでしょうが。
 

下々の者へ(その1460)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2018年11月22日(木)15時21分48秒
編集済
  12月5日…自宅仕事で休む場合が多い水曜だが、今日は出稿があるような気がして出社。所がゼロで肩すかし(事前確認を怠った俺が悪い)。代わりの仕事に集中。先月,今月と珍しく本業が忙しく、西荻窪の「盛林堂」に顔出し出来てない。小野店長は週末になると多忙らしいし,この調子じゃまた来週かな。

12月4日…やっぱ作家としては2流半。今朝から読み始めた『東京の散歩道』(講談社文芸文庫)の著者、窪川鶴次郎の事だ。本畑は誰が書いてもそう失敗するものではない。なのにしばしばムカつく。鶴川はかなり図々しい性格らしい。取材される側が嫌がってる場面が目立つのだ。当人だけが脳天気。俺が来て嬉しいだろうと思ってる感じさえ。センス無いし突っ込みも甘い。隅田公園での大ツイスト大会なんて、何でもっと詳しくレポートしないんだよ。別れた元奥さん、佐多稲子の文章を得意げに何度も引用する神経も理解不能(南陀楼綾繁でさえ元女房の『週刊文春』の…などとはナイーブな俺は書かない)。同文庫では基本的に付いてる年譜も省略。担当者も嫌々出してる感じ。しかも以上のような中身。親本の教養文庫版のように,多数の写真が無ければ無意味な1冊。念のため。俺は山崎邦紀と違い佐多稲子の小説は評価しない。

 いがらしの旦那や俺も多少の縁があった、高取英に続いて長谷邦夫も亡くなった。『日刊ゲンダイ』の高取への追悼文によれば(同文執筆者の連載演劇評、最近はシャチハタなので全然読まない)、京都精華大学以外でも大学の教員をしていたと。師匠の寺山修司とは、同じ自称アングラでも大分価値観の異なった人物。持ち回りで演劇人が受賞してる感のある岸田戯曲賞、上げれば良かったのに。マジで渇望してたと思う(勲章もケラ同様に喜んでもらったはずだ)。

 全然面白くない赤塚不二夫のクローン、長谷邦夫。本家以上に退屈だったのは当然だが、70年代の読んでた各種媒体にやたらに登場してゲッソリ。着眼点は悪くないのだが、展開する創造的才能の皆無な、ただの好人物だった(ここら両者の共通項)。俺が『彷書月刊』が長くないと直感したのは、長谷の特集をやった際だ。ともあれ、人々に愛されたらしい2人のご冥福を祈ります。

 夜、「早稲田松竹」で昨夜の『それから』に次いで『クレアのカメラ』(監督・ホン・サンス・’17韓国)。幾ら何でも説明不足。『それから』のような余韻が生じる隙が無い。漫画で言うならヤボな説明ネーム(主にナレーション)ならぬ説明画像が、7~8分を限界としてあった方が良かった。入りは下だが、若い単身女性客が目立った。この人の映画,登場人物の食事音が永谷園の不快なお茶漬けCM並に激しいが、わざとなんだろうな。アジア的主張?

12月3日…「龍門酒家」でエビ焼きそば(880円)後、「珈琲美学」へ。2時過ぎのせいか閑散。ここのマスターも高齢。体に気をつけて頑張ってくれないと、老いぼれは行き先が無くなる。食器洗いの際の轟音と,電話のベルの大きさは、ウチの母ちゃんのテレビの音量との共通項か。「龍門~」は「大王」の後に出来た中華料理屋だが、ボトルには相変わらず秋田書店他の社名が。いい大人が、私生活にまで会社を引きずらないと落ち着かないのか? 誇らしげな社畜の居る風景。

12月2日…「109シネマズ高崎」のスクリー5で『くるみ割り人形と秘密の王国』。大ヒット中との噂だが、午後4時30分からの吹き換え版の観客は20人前後。キーラ・ナイトレイが出てるから何とか観られる(猥褻な脇の下と下品な口元が魅力的)。主要キャストを黒人俳優が。時代背景を考えると「?」だが(戦前の名画の字幕で、看護士との言葉が使用されてるような)、原作がこうなのか?(未読)ディズニーが人種差別問題を引き起こしたとも聞いてないが…。

 帰りの上信線で『悪酒の時代/猫のことなど』(梅崎春生・講談社文芸文庫)。3度目くらい。読む度に面白くなる。ビンボな日本人お得意の、非合理的な精神主義の馬鹿馬鹿しさを揶揄させると独壇場。昭和天皇の生物学研究を、”ある人の言によれば天皇の生物学はエキベン大学の助教授程度”と正面からズバリ。更に”国民がほんとに必要としているのは、こんな役にも立たないショウチョウではなく,仕事のあとの一杯のショウチュウである”と、絶頂期の平岡正明が裸足で逃げ出す快刀乱麻振り(いずれも「天皇制について」より)。お陰で巻末のサラリーマン作家、外岡秀俊の愚劣な解説が一際目立つ。2番目の引用文章の末尾は、”そのことをジャーナリズムは銘記せよ”。いえいえ、どんどん連中はNHKを筆頭に劣化。今や売国汚職文盲首相の腐ケツをレロレロしてる始末(我が懐ファーストで)。もう50年生きたいとも書いてるが、いい時に亡くなられましたよ(1915~1965)。

 その前に高島屋地下で晩酌のつまみを。ここのレジに、桃太郎さん風の元気なお嬢さんが。「半額です,半額です,300円引きです!」と連呼されるのはやや恥ずかしかったが、ある時から小声に。客の苦情があったのだろう。それが最近では何も言わずに黙々とレジ打ち(他のレジ担当者も)。陰気で嫌~なムード。いいじゃないのよねえ。半額で買ってるのは事実なんだし。見栄っ張りの馬鹿客がねじ込んだのだろう。だったら隣の定価商品を買えっての。半額で買いながら、デパ地下の常連客としてのプライドは維持したいのだろう。無条件降伏を受け入れざるを得ない惨状なのに,国体の護持に拘泥して自国民を大量に死に追いやった、大日本帝国末期のボンクラ政治家や軍人、大元帥天皇裕仁や皇族を思わせる。半額で結構! 3分の1ならなお結構!!

12月1日…神保町帰りに竹書房ビル前を通ったら、姉チャンらが3~4人キャーキャー騒ぎながら、入口右側のぼのぼの特製自販機前で記念撮影を。「黙れパンパンども!」と一喝しようと思ったが、逆に回し蹴りでも喰らってはみっともないので、愛想笑い浮かべながらすごすご通過。近所の「秀栄」、このまま閉店ではとの噂も、元常連の間で流れてるらしい(一昨夜「まさみ」でキャッチ)。

11月30日…宅急便ショックで一時的に回復した据え置き型Mac。やはり午後から真っ暗になって、うんともすんとも言わなくなった。「チ~ン」長い間ご苦労様。これで日刊漫画屋無駄話や,雑誌やコミック類の扉更新も出来なくなる。一銭にもならない作業なのに、良く今までやって来たよ(遠い眼)。これ、廃棄処分にするともの凄くお金を取られそう。しばらく飾っとくしかないか。

11月29日…地下鉄半蔵門駅前には我が心の「ゆで太郎」が。久々にけんちんそばでもと足が向きかけたが、今夜は「まさみ」行きの予定。グッと我慢。東和試写室で『ブラック・クランズマン』(来年3月公開予定)を。満席。前に異常に座高の高いハゲ親父が座ったり(超短足者の俺もビックリ!)、仕方なく最終列に移動すると左側のド糞ガキが、俺は英語がわかるとの”自慢笑い”する奴だったりで散々(終いにゃ独り言まで。「お前うるせんだよ!」と一喝して黙らせた)。

 60年代の日本なら、”芸術祭参加作品”との字幕が最初に出るタイプの映画。立派過ぎて趣味ではないが,レジェンダリーピクチャーが出資する映画としてはまとも(35分長いが)。必然性無く正義漢ぶった中国人は登場しないし、官憲万歳的な描写も少ない。反トランプでの参加なのだろう。加えてアフリカで社会主義的植民地政策を展開中の国としては、長期的宣伝になると考えたか。敵の敵は味方と割り切る、中国系映画会社やスパイク・リーの商売人振りには素直に感心。地下鉄で『屈折回路』(松本清張・文春文庫)。かの731部隊が重要な背景に。エロもグロもドンパチもあるのだし、なぜ同部隊をメインにした邦画が制作されなかったのか謎。中国や韓国に出資してもらい、海外で公開すれば当たると思うが。国内は裏金警察と手先の暴力団の妨害で公開不能だとしても。超絶的に臆病なのは大マスコミも映画人も同じか。

11月28日…「シネマテークたかさき」、午後3時50分からのドキュメント『人間機械』。観客5名。題名はいいが退屈。散漫な描写で作業工程が良く分からないし、冷血な職制も登場しないので、労働者が気楽に作業してるようにも見える。ネトウヨ社長つん堂君を連想させる、傲慢な社長の暴言はさすがだが、映画なんだもん絵で見せてくれよ。字幕もヘンテコ。下層労働者が大学教授みたいな会話を。おためごかしの単なる冒瀆行為。

11月27日…とうとう昔池袋の製版屋さんからもらった、据え置き型のMacが壊れたようだ(画面がつかない)。多分20年近く前のタイプだから、仕方ないのだが…。困るのはHP扉と「日刊漫画屋無駄話」の更新。やくる~と君に教わった手順のままやって来たが,当然中断状態に。本Macも10年選手なのでかなり不便(ヤフオクも見られなくなった)。来月から下りる年金で、安いウィンドウズを買うかな。

 そこへ宅急便が届く。ダンボール箱を受け取ってドンと床に置いたら、例のMacの画面がパッと明るくなる。「………」だましだまし、もう3年くらい使えるのか? 物は何でも大切にしなきゃね。

11月26日…松本俊夫と同じく、立派な理屈はこねくり回すが、各種作物は見るに耐えない懐かしの菅孝行の新刊、『三島由紀夫と天皇』(平凡社新書)を題名に引かれて。連載中の『映画芸術』の自伝にも感じたが、70過ぎたらこの人の青臭い文章も大分読めるように。まだ半分だが彼の推測通りならば、従来俺は深沢七郎、笠原和夫を反天皇制物書きの双璧と位置づけて来たが、三島も加えてトリオとすべきなのかも(大江健三郎は、今の天皇夫妻が退位後に夕食に招くと、嬉々と出掛けそうな気がね。文学的功績を考慮してもどうも)。岩波文庫で三島の戯曲集が出たばかり。30数年振りくらいで再読してみよう。

 昔からだが,月曜日は何故か観たい映画をどこでもやってない。試写会なども少ない。休み明けにはシッカリ仕事をしろって事か? 馬鹿野郎、大きなお世話だ(誰に向かって?)。

11月23日…神保町交差点の「亀澤堂」で、4個入り豆大福を買ったら1050円。思わず端数の10円玉を数える指先がブルブル(小銭をばらまく寸前に)。上信線七日市駅と西富岡駅の中間の線路際にある、「榛名屋」なら多分倍くらいは買える。貧乏人は分をわきまえ、絶対に見栄を張っては行けないと痛感。

 「亀澤堂」からも見える大手ヘイト本版元、小学館の棺桶風ビル。1階右側に交番が入居。戦前は金持ちが、自宅の家作に警官を居住させるシステムがあった。公僕たる警官が、金持ちのためにだけ24時間奉仕する訳だ。ブルジョワの犬とは良く言ったもの。その大日本帝国時代の景色を、小学館ビルの交番は見事にビジュアル化してくれている。日本史のお勉強になりますね。

 夜の「神保町シアター」の『赤線玉の井 ぬけられます』、満席。川本三郎も見かける。女性客多し。藤木TDCが讃歌を捧げた、丘奈保美が大きな役を。良く出来た映画と思うが、実は俺には神代辰巳の世界は良く分からない。ヤボテン観るべからずの領域なのかな。映画としてはA級だろうが、ポルノとしてはC級。入りは悪かったろうな。

11月22日…夕方、「神保町シアター」で『マダム』(’57日活)見物後(月丘夢路の店のバーテン役の役者が上手い。名前不明。過剰なナレーションが無ければ佳作)、「シネマヴェーラ渋谷」の『悪坊主侠客伝』(’64東映)へ。近衛十四郎版座頭市。しかし近衛が妙に投げ遣りな演技を。不愉快な気分で観ていたらいつの間にか熟睡(助かった!)。東千代之介が、『網走番外地 望郷編』(’65東映)での杉浦直樹のようにカッコ良かった。口笛こそ吹かなかったが。

 10時過ぎ、飯田橋の中華料理屋「龍門酒家」で、上海やきそばをつまみにビンビール。『日刊ゲンダイ』から『私小説書きの日乗 新起の章』(西村賢太・本の雑誌社)へ。凄いね。カバー刷り出しが気に入らないと、文藝春秋に自著の発売中止を言い渡すとは。結局は予想(計画)通り和解する訳だが…。成り上がり者中卒作家に、大手版元の(自称)エリート編集者諸君が、モミクチャにされる様が面白いのは事実。いい場所に連載を移動したよ(雑誌は買った事はないが)。

 『アウトロ-女優の挽歌』(藤木TDC・洋泉社)への感想追記。東映という会社が、全国チェーンの悪徳女郎屋である事が良く分かった。丘奈保美(なおみ・尚美)への敬意溢るる讃歌が胸を打った(誰もしないし出来ない。俺もオカズには無理なタイプだった)。ビラ・チラシで充分。フライヤーなんて恥語は絶対に使うな。1ヵ所だけだが3キロは安っぽくなった。野田幸男監督が,山根貞男ごときお調子者の賛辞を心の支えにしてたなんて、ガックリ。ま、創造力と批評眼は別だろうが。呉智英の本に谷岡ヤスジが生前、赤塚不二夫らしき漫画家を痛く尊敬してたあり、シラケたのを連想。

 上信線&高崎線で『ふたりぐらし』(桜木紫乃・新潮社)読了。初めて。作家的イメージからもっとクールな内容かと予想してたが、「ダイソー」で売ってる鹿児島県産のきんかん湯並にベタベタで拍子外れ。この路線でないと小説は今売れないのだろう。映画『髪結いの亭主』を肯定的に引用する辺りにもお里が。『ニュー・シネマ・パラダイス』とかもだが、語る映画で作家の水準が分かる(桜木は幸い同作には触れていない)。本作、映画化の際には理研ゴム他のスキンメーカーとのタイアップが即実現しそう。『小説新潮』連載分らしいが、俺にはこういう小説の読者層が具体的に想像出来ない。田舎の生きたまま死んでる公務員とかなのか?(でも退職金は2000万以上)満たされている世界に興味無し。それを再確認したい人々の数は多そうだが。

 昨日の『東京新聞』。千葉県警印西署の警官3人を業務上過失致死容疑で送検とあるが、人殺し警官の名前が全員無い。被害者の名前と年齢はちゃんと。殺人警官ども、匿名扱いされた上にこの調子じゃ、依願退職で退職金も満額もらうぜ。万引き、痴漢、泥棒、強姦、人殺し。民間人なら名前をさらされ即ブタ箱入り。一方で、取り締まる立場の警官を筆頭とする公務員はこの通り。公文書偽造が無罪なんだもの、人殺しぐらい何だつーのって訳だ。アベ裏金警察&原発推進通産省犯罪内閣の成果の1つだ。本記事、千葉支局か共同伝かは不明だが、書いた記者や校閲部の連中はどういう気持ち?(完全な欠陥記事&商品) 犬はエサをくれる飼い主の都合しか考えないか。確かな事は既に日本は、人を殺しても守られる人と守られない人の階層が、白昼公然と存在する事だ(見事に法治国家ではない。韓国、台湾、マレーシア…。先進諸国が羨ましい)。
 

またしても「プチパンドラ」閲覧

 投稿者:吉岡(勤続18年)  投稿日:2018年11月19日(月)20時51分12秒
  「米沢嘉博記念図書館」でですよ。もう30年以上昔の雑誌ですが、間違いなく「怪しく胡散臭いオタク」雑誌としては頂点にあります。ぶっちぎりに面白いです。古本屋で売ってたら、まとめて20000円くらいでも買っちゃえそうな。

当時売れっ子?話題の人?だった蛭児神建センセが、どうしてオタクから距離のあるだろう塩山さんの雑誌に執筆したのか?が気になってます。一水社の多田さんの絡み?とか邪推してみたり。

「みんなウチで描くより同人誌で描いた方が儲かる」で作家に逃げられて、結果廃刊になった「チューリップ」の内幕ってどんなもんだったんでしょ?これも蛭児神センセが文章書いてました。ここの編集長の愚痴というか、御泪頂戴がなかなか笑えました。出版社である「大陸書房」はバブル崩壊後に倒産。遅かれ早かれどうせ、とかw

レモンクラブの連載コラムで一番面白かった「懐かしの業界ケンカ史」の池本浩一さんって、今どうされてるんでしょうか?レモンピープル黎明期からコラム描いてましたから、相当のお年であると。同人誌で、もっと加筆してくれたのを同人誌で出してくれたら、おれ、いくらでも出せるなあ。
あのころの、記憶もおぼろげながらに、池本さんの言葉を借りていうなら、「医者とか地主で実家が裕福な、でもあんまり人付き合いがうまくない連中が、進学で東京に出てきて、同人グループ作って成り上がってやる!」って勢いについて、もっと詳しく知りたいです。
 

どうも

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2018年11月14日(水)11時06分10秒
  塩山さん、「Mate」ありがとうございました。
今回も画像はないかな、と思ったんですが、今出ている「月刊ムー」で私が地元の町で発見した(笑)、UMA(未確認生物)が巻頭カラーで紹介されています。その「ムー」の書影をアップさせていただきました。私は地元の観光大使もやっていますので、このUMAで町おこししてくれるといいんですが。(笑)
 

(無題)

 投稿者:zzz  投稿日:2018年11月12日(月)06時40分21秒
  さぼうる前の中華屋付近でボヤ騒ぎ。静かな日曜日が一時騒然となりました。
 

下々の者へ(その1459)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2018年11月 1日(木)13時18分57秒
編集済
  11月20日…「小宮山書店」の軒下コミガレ&「田村書店」店頭に、まあまあの文庫本が珍しく。昨日もだったのなら悔しいな。ただ銀行に寄ったら、ネット配信料が2社共に少なくて深~くガックリ。『映画論叢』の新しい号が出てたので,帰りは楽しくなりそうだが。『シナリオ』が余りに糞退屈なので変わりに買ってる『キネマ旬報』。最初に読むのが秋本鉄次、興行欄、訃報欄。所が同誌の訃報欄は、死因が記されてない場合が多い(特に外人)。有名スターが俺と同じくも膜下出血で死ねば,大いに親しみもわく。死因が省かれた訃報欄は,西暦や日付けのない日記に等しい。

11月19日…セブンへ昼飯用にパンを買いに出た以外は、12時30分から7時まで事務所でずっと本業にいそしむ。結局全部は終わらずに一部明日回しに。性格的にキッチリ終わらせたかったが…。

11月18日…「109シネマズ高崎」のスクリーン7で『ボへミアン・ラプソディ』。観客40人以上とこのシネコンでは大入りの部類。大泉晃(さんずい不足)が出っ歯になったような、貧相な田舎出のバンドボーイが出て来たなあと思ってると、何とそいつが主人公役。なぜゾンビ映画向きの小男を主役に? 最後まで馴染めなかったが、娯楽映画のツボは一応心得た演出なので、客は満足してる様子。帰りの上信線で『怪獣』(岡本綺堂・中公文庫)。既にパッチ着用。

11月16日…今月22日売りのMDコミックス、『ちる奴隷ん』(カワディMAX)から手が離れたばかりなのに、来月25日発売予定の同じMDコミックス、『豚小屋』(オイスター)に追いつかれてしまった。6時間かけて毎日往復してると、日に3時間以上働くとグッタリ。でもコミックス2冊のお陰で、どうやら年が越せそうだ。コミガレ、珍しく収穫ゼロ。

11月15日…「東京堂書店」のベストテンで8位に入った,藤木TDCの『アウトロー女優の挽歌 スケバン映画とその時代』(洋泉社)を今朝から。新宿までの約2時間半で100P読了。2段組みではあるが全然退屈せず(見て来たような藤木講談絶好調!)。当時の新聞や雑誌での徹底した調べ魔振りは、文字通り”映画批評家界の薄毛の笠原和夫”。四方田犬彦とか山根貞男の糞面白くもない俺様本や、川本三郎の粗筋説明本はどうでもいいが、コレは身銭を出して買う価値あり。贅沢を言えば主要女優の写真も欲しかったが(メイン読者層は既にボケ始めてる),だとこの値段では済まなかったな。年表や索引も完備。担当編集者が面倒くさがった様子が、ありありと眼に浮かぶ。

 夜,飯田橋駅東口の「日高屋」で、『アウトロー女優~』を150Pまで。山川レイカ+野田幸男が凄すぎる。『青春トルコ日記 処女すべり』(何て素晴しい題名!自らのピンク作品を原題表記したがる、昨今の歴史修正主義志向のドチンピラ監督らは恥を知れい!)、「国立”アベトモ”映画アーカイブ」の大画面で観たい(関係ないがミュージカル『夜も昼も』も)。「シネマヴェーラ渋谷」、藤木TDCセレクトのスケバン映画大会を是非。少なくともツボチャンの、文ちゃんとお茶しながらの悪振りインスタント企画より、絶対に客は入るぜ。誤植も余り無いが、232Pの近藤弘は近藤宏だろう。日活の”銀座旋風児シリーズ”で、二階堂卓也(小林旭)の落としたバトンの拾い役だった彼も(二階堂はチアガールでもないのに、銀ブラの際にバトンを振り回す趣味が)、この頃は結構東映に出てたし。俺、深江章喜と近藤宏の物真似は少し出来ます。

11月13日…近所の「ゆで太郎」閉店後、凄~く食生活が貧しくなった。さらに「秀栄」の長期休業が火に油状態(依然のれんは見えない)。今日は仕方なく「銀だこ」へ。お好み焼き付きソースやきそば730円。「小諸そば」や「嵯峨谷」、そして「ゆで太郎」に比べると、銀座の寿司屋に行ったような気分。水道橋の「ゆで太郎」にでも行ってみるかなあ。

11月11日…午後3時半過ぎ。富岡製糸場帰りらしき同世代の男女10人程が、上州富岡駅から乗り込む。車内ガラガラ。10人以上すわれる俺側のシートは俺だけ。最初7~8人が反対側に座り、残りは俺側のシートにパラパラ。しかし東富岡駅の辺で、こちら側の数人があちら側に戻る。初老の男女が10数人、何かを特に喋る訳でもなく、同じシートに黙ってズラリ外を。西吉井駅付近では盛大に居眠り開始。肩を並べてない方がゆっくり眠れるはずだが…。身なりは結構良くて、退職公務員風。こんな田舎にわざわざ観光に来て、疲れて寝るだけの際も皆と一緒がいいらしい。小中学生ならともかく、孫もいるだろう初老集団。落ちぶれる一方の3流国家らしい、不気味な景色であった。

11月10日…「シネマテークたかさき」で『1987、ある闘いの真実』。観客20人強。2時間以上の映画で退屈しなかったのは久々。『人間革命』か『仁義なき戦い』タッチ。チャン・ジュナン監督、体質的には深作欣二より桝田利雄に近いか。韓国の映画産業が邦画を凌駕して久しいが、三権分立を闘い取るまでをこうシャープに描かれると、心境は複雑。日本にはこんな立派な検事も、看守もマスコミ人もおらぬものな(文部省の前川さんだけか…)。つい老いぼれも憂国の思いにかられちゃう、政治娯楽映画の秀作。

 帰りの上信線で『第七の十字架(上)』(岩波文庫)。100Pを過ぎるとグイグイ面白くなる。早く(下)が読みたい。改版のようだが、あんなマヌケな前書きは取っ払っちゃえば良かったのに。息子が監修してるようだから駄目なのかな。どうでもいいがな。

11月9日…場末のコジキ並に卒業生に、寄付や遺産贈与まで半強制してる明大もあきれたドクズ大学だが、東洋大学も負けてねえ。ビラ配りしただけの2人の中核派の活動家を、建造不法物侵入で被害届けを出してパクらせるとはね。敗戦後の大学汚名史に名を刻む、大学人による超ハレンチ事件だ。こんな微罪で裏金公安に逮捕状を出す裁判所も、中国や北朝鮮の司法レベルと自己証明。東洋大の福川伸次理事長、調べたら通産省→電通を経て同大へ。幹部のスキャンダルで公安に脅されたのかと思いきや、嬉々と被害届けを出したのだろう。日本の大学人は国の助成金と学生を搾取した金とで懐を肥やすのみの、ただの悪徳不動産屋。

 その中核派の前進チャンネル、評判通り面白いので最近は時々。笑わせるしセンスいい。益々機関紙『前進』は売れなくなるだろう。当然革マル派もチェック。ところがこちらは文字だけで全然読む気になれない。紙の出版物全盛時代の同派のプロパガンダは、中核派を寄せ付けなかったが。世代交代が進んでないのかも(”宗派”らしい秘密主義?)。革労協も乗り出してるが、資金不足なのか余りにショボイ。あ、極右のも今後は順次。自分が絶対正しいと確信してる人々は、真似の出来ないユーモアを全身から発散。悪いけど凄く面白いよ。

11月8日…ほぼ半分の撤退が済んだ、「古書かんたんむ」の田中社長に挨拶後(ドサクサ紛れに映画ポスターも安く売ってもらう)、「東京堂書店」で『アウトロー女優の挽歌 スケバン映画とその時代』(藤木TDC・洋泉社・本体2500円)を。A5版で356Pもあるのにこの格安値段。内藤誠親子が出した彩流社の超手抜き本、『監督 山際永三、大いに語る』(パンフに陰毛3本程度で本体2000円!)に比べればタダみたい。しかし2段組みが老人には辛い所か。劇画原作者、東史朗こと西脇英夫にも『アウトローの挽歌』なる本が。東京白川書院だったっけな。当然意識したのだろう。中島貞夫&関本郁夫のインタビューも。2人共に嫌いな監督だが、TDCがどんな発言を引き出してるやら。内藤誠親子レベルだとホントに泣くぜ。

 「国立”アベトモ”映画アーカイブ」(上映前の新マークがチカチカしてうるさい。製作会社じゃねんだから、こんなトコで自己主張するな。のっぺりとしてた「フィルムセンター」時代が懐かしい)で『蜘蛛の街』(監督・鈴木英夫・’50大映)。8部の大入り(定員310名)。入場料は老人割引きで310円。例によっての無意味な整理番号のせいで長蛇の列。無理矢理仕事を作り出した職員や警備員は、なぜかうれしそう。糞馬鹿が。『映画論叢』に自伝を連載してた伊沢一郎。興味外の役者だったが、本作の一世一代の演技で見直す。太ってからの彼は、善玉と悪玉の中間に見えて損を。三島雅夫の上手さは相変わらず。宇野重吉も舞台外でも手を抜かないな。充実の77分(団地の窓から大声で、周囲に助けを求めなかったのは深い謎だが)。

 2週間振りで飯田橋駅前の「日高屋」。映画が短かったのでまだ9時過ぎ。10時以降よりかなり空いてる。『紅い白描』(松本清張・中公文庫)を片手に、ビンビール、そしてホッピー。『マドモアゼル』連載分と。やっぱり。清張は女性誌だと手を抜く。短篇用アイデアを無理矢理引き伸ばすのだ。300Pのうちの丁度半分。まだ誰も殺されない。人間描写が愉快なので途中放棄はしないが。『第七の十字架(上)』(アンナ・ゼーガース・岩波文庫)も少し。”訳者まえがき”(山下肇・新村浩)のある本にはロクな物がない。本書にもそれが。常識的時代背景解説と、登場人物を30人も説明列挙(それも表ではなくただの縦書き)。自分で書いてて無意味と思わなかったの? 相当不安になったが、いざ読み始めると訳の意味も筋も分かる。脅かすんじゃねえよ、サンピン知ったか振り訳者。

11月6日…湘南新宿ラインで『映画芸術』最新号。荒井晴彦との対談で,寺脇研が相変わらず無理して悪ぶっており笑止。ハンチクサラリーマンが、居酒屋で昔の悪振りを吹聴するより遥かに嫌み。いい学校を出て官僚として出世コースを歩んだお前が、どの面下げて不良ぶんだ?(ホントの不良の立つ瀬がねえよ)。大手マスコミの記者クラブでさんざ特権を享受した連中が、辞めたり退職後に知らぬ顔で制度批判をするがごとし。ここら物書きとして順風満帆の、坪内祐三とソックリ。別にいいじゃん。順調な人生だったんだから(うらやましい)。自慢する事もないが卑下する必要もない。黙って受け入れてればいい。なのに悪のハクまで付けたがるのは、おこがましい限り。スピッツの様な鳴き声で野良犬を気取るな(滑稽なだけ)。映画プロデューサーまがいに、クズ映画に関わりたがる所も共通。ねたみ,そねみ,嫉妬、貧乏くささまでまとわりたがる素直なボンボンは、アベシンゾー並に見苦しいぜ。

 4日で閉店した「古書かんたんむ」へ。かなり捨てたが、結局ダンボール4個分の「嫌記棚」の残本を自宅に送るはめに。ゆうパック代に7~8000円はかかりそう。俺、一体何年やったんだ? まるで思い出せない。ネトウヨ社長つん堂は、既に整理を済ませていた。

11月5日…月曜日は時々早起きを(前夜の酒のせいか)。暇つぶしにWOWOWの『三国志』をたまに。役者は割と揃っている。しかしテンポが余りに遅い。西洋人が邦画を観るとそう感じるらしいが。加えて土産物で言ったら十二単と言うか(包装過剰)、前半と後半の字幕や、前回場面の流用で尺を稼ぎ過ぎ。プロデューサーが悪党なんだろう。面白い場面もあるのだが、イラついて血圧に悪いので近頃は敬遠気味。WOWOWは勝手に切れない契約なのか。

 ラーメンの「秀栄」が先週から休んでる。夫婦共に若くはないだけに心配だ。並びのいかにも中国人経営の中華でと思ったら、麺類が全部売り切れと。先客の女性の後に続いて退店(表にビラででも貼っといてヨ)。その先の角の博多ラーメンへ。入るなりガンを飛ばされる。再び退店するのも面倒なので味付け卵入りトンコツを。俺、今日は風邪もひいてないが全然味がしなかった(750円)。結構古い店。ああいうのが通の味なのか? 「珈琲貴族」で『小林秀雄対話集』(文芸文庫)。まだ100ページくらいだが、正宗白鳥の回は抱腹絶倒。

11月4日…「シネマテークたかさき」で『ジェイソン・ジェイコブズ』。観客7名。コンパクトで面白い。ここにかかる洋物ドキュメントは、一山いくらって感じの安物が多いんだけど。ただ主人公の人生が順調すぎてやや単調。実際にそうだったとしても、挫折部分を挿入した方が映画に奥行きは出た。帰りの上信線で久々のちくま新書、『太平洋戦争 日本語諜報戦』(武田珂代子)。結構面白い(特に前半)。同新書、題名は忘れたが今月はもう1冊買ったな。

11月2日…今日もシオちゃんは神保町のコミガレ帰りに、「神田コーヒー」でお茶してオシッコを輩出、いや放出してって、ああホントに恥ずかしいぜえ。『昼夜日記』(坪内祐三・本の雑誌社)を読んでたら、初老の悪振りおぼっちゃま口調が感染してしまった。今年は好天続きで、神田古本まつりらしくない。ワゴンを出してる、「盛林堂」も「古書かんたんむ」も好調な様子(ドブ客は遠くから見物するのみ)。「田村書店」や「ブンケン・ロック・サイド」は、関心も熱意も全然ない感じ。

11月1日…番外地貢はお母さんと2人のアパート暮しだった。プチ犯罪漫画を得意としたが、結構親孝行だった可能性も。市川付近在住(あるいは本八幡)。あそこいらには一時、阿乱霊だ中山太郎だがが束になってた。永井荷風や水木洋子も住んだ文教都市の風紀が、一番乱れた時代だ。上総志摩や中総ももも千葉方面の漫画家だったが、グループが全然違ったな。ぺがさすはベテラン劇画家の村岡栄一のアシを。いつの間にか連絡が取れなくなった。結婚したから、それを機に足を洗ったのか? くちゅくちゅのかおる他、そういう例は多い。元風俗嬢が、事情を秘匿したまま真面目サラリーマンと結婚するような趣が。

 神保町交差点の「廣文館」の『日刊ゲンダイ』が売り切れ。いつかの『夕刊フジ』と違い、入荷部数が少なかった訳ではなさそう。C番がそろそろ届くそうだが、待ってる時間はない。地下鉄売店で買ったが、菅”履き古し便所スリッパ”官房長官の部下が辞任した記事程度で、特にスクープがって感じはなかったが。

 夜、「シネマヴェーラ渋谷」で『キス・ミー・ケイト』と『踊る海賊』を続けて。前者、アン・ミラーが凄すぎて映画自体はガタガタ。この人の踊りの破壊力は半端じゃない。ただ映画が骨抜きになっても、彼女を見てるだけで大満足。台詞をしゃべるだけの俳優じゃ、こういう気分にはまずならない。キャスリン・グレイスンという主役女優が哀れすぎる。後者はソツがないだけの凡作。

 高円宮の娘が皇籍離脱の結果、血税から何と1億円以上もらったと。俺の娘なら公務員の一般的退職金、約2000万(高すぎる!)を除く8000万は最低でも寄付させる。もう民間人なんだし寄付も自由なはずだ。だいたい若い身空でそんな大金を労せず手にしては、絶対に本人のためにならない。また納税者にも申し訳ない。強制的不妊手術をされた被害者に寄付したら、天皇夫妻も喜ぶだろう。俺は無論支持しないが、それが皇統の権威強化にも繋がる。売国アベのアリバイ作りに(海外で税金をバラまくのと同じ発想)、指をくわえてるだけの自称”愛国者”たち。
 

おりょ?

 投稿者:吉岡(勤続18年)  投稿日:2018年10月24日(水)20時20分40秒
  今回の嫌われ者の記には「蛭児神建のちょっとヤな話」がありませんでした。ちょっと期待してました。
そういや、昔ロリタッチには番外地貢センセも執筆されてました。でセンセの単行本のあとがきを読んで、ふと「この人繊細な人なのかな?」とか思っちゃいました。センセがたしか40半ばぐらいで、の時の単行本ですが。

くらむぼんセンセについては塩山さんもいろいろネタにしてましたが、番外地センセについては何も、でしたような?

個人的にぺがさすセンセと番外地センセがどのような人であるか、が興味ありました。

米沢嘉博記念図書館で「懐かしの業界ケンカ史」大方読了。「大魔神蛭児神建怒る」は非常に面白かったです。あの当時の、非常に胡散臭い、ただ暗いヲタク関連について、個人的にいろいろ調べてたりしますが…
 

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