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腰曲がり薄毛爺さん疫病街徘徊(その1935)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2021年11月27日(土)06時32分37秒
編集済
  11月28日…神保町、五反田、高円寺を問わず、即売会でエロ本をサッパリ見かけない。発禁事件なんて長く聞かない。出しても売れないの? 確かにSM関係は全然お呼びじゃないが、熟女物は根強い需要が(凋落国家の男どもは攻撃性を喪失、おばさんのたるんだオッパイやお尻にしか興味ないのだ)。今日の高円寺、いい物はそれなりにあったがエロは臭いもせず。宅急便にすべきだったのにケチって失敗。雑誌類の重みで総武線でヨロヨロ。席が空いてて助かったが。上野駅から上越新幹線とき。大宮で8割の席が埋まる。高崎駅西口の串カツの「田中」も同様。第6派の阿鼻叫喚がステレオで聴こえる。「109シネマズ高崎」で『ミラベルと魔法だらけの家』。観客約20人。”国連総会風人種均等配役+家族愛奇蹟強制プロパガンダ字余りミュージカル”。家族連れの子供が、「もう終わり?」といった表情で方々で帰路に。主人公の少女もムカつく。行き帰りで『白い陥穽』(鮎川信夫・光文社文庫)読了。愚かな主人公にアリバイ作りさせては、穴を最初から承知してる作者が崩しては喜んでる。基本的に小説は自作自演だが、キャラや描写にムードが無いので手際がモロ見え。3冊目は無いな。

11月26日…朝7時半の上信線で上京。「南部古書会館」にジャスト10時着(高崎上野間は新幹線)。今日は薄くて軽いA5判雑誌にいい物が多く(重い本や雑誌はまず買わない)、1階と2階で計30冊。目白台の「青聲社」さん、特に有り難うございます(マジで)。飯田橋までの車中で終始『百歳の人』(バルザック・水声社)。「暗黒事件」や「ふくろう党」を読んだ際には、推理小説なんて馬鹿らしくてと思ったが、平井呈一訳で遅ればせながら親しんだ、アーサー・マッケン他の幻想小説も、余命短い年寄りには無用だったかも。事務所で本業2時間。古ツアの野郎、「盛林堂」の自分の棚の売り上げがアップしたと、仕事メールの末尾に。糞!大量万引きされろ!!神保町の「古書会館」にも。全然駄目。2階でみやわき心太郎の展示があるとのポスター。悪くない絵柄だが、”警察庁長官・中村格氏特選!!”との叩きが無いのは画竜点睛を欠く(みやわきは『THEレイプマン』で有名)。買った雑誌類を自宅に宅急便で。いトうがアシと同道で来社。用事を済ますとさっさと追い出す(2人とも非ワクチン派)。地下鉄半蔵門線で若い女性に席を譲られた。「すいません!」とすぐ従う。神保町帰りにはシニアワーク前で、暴走車運転中の新東宝大部屋役者風に罵声を。色々ある日だ。「シネマヴェーラ渋谷」で『悶絶!!どんでん返し』(監督・神代辰巳・’77日活)。観てたつもりが初見。つまらない。深作欣二作品でも今観ると感じるが、あの必然性の無い暴力描写は一体? 平和主義者の俺はウンザリ。同監督の作品としては、『赤い帽子の女』レベル。高崎線で『死霊Ⅰ』(埴谷雄高・講談社文芸文庫)に着手。  
 
 

SHOPLIFTERS OF THE WORLD

 投稿者:漫画屋  投稿日:2021年11月26日(金)18時06分37秒
編集済
  12月「渋谷シネクイント」他でロードショー!!  

腰曲がり薄毛爺さん疫病街徘徊(その1934)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2021年11月 3日(水)13時55分48秒
編集済
  11月24日…「神保町シアター」で『暗夜行路』(監督・豊田四郎・’59東宝)。”日本のテオ・アンゲロプロス”の呼び名に恥じない(俺が呼んでるだけ)140分の尺にゃ、公開時地方の館主は激怒したろう。”小説の神様”の原作で切るに切れなかったのか? 金に一切困らない、煮え切らない主人公の世迷い事の集大成。白樺派ってこんなのばっか(けど性的衝動は下層肉体労働者並)。田舎文学青年らしき小池朝雄、犬並に扱われる京都駅の赤帽(役者名不詳)、下痢気味の主人公を負ぶって山を下る天津敏様に深~く同情。「風魔小太郎よ、そんな腐った野郎は谷底へ叩き込め!」高崎線で『百歳の人―魔術師』(バルザック・水声社)。

 小文字に眼が辛くなったので、上信線では『完全版 猟犬探偵』(作画・谷口ジロー/原作・稲見一良・ヤマケイ文庫)の後半。中身にもだが、編集、特にネーム処理の丁寧さに感心(DTP・藤田晋也/編集・佐々木惣)。吹き出しの大きさによる文字の大小や、書体、いやフォントの変更も実に的確。チョイ前に読んだ『つげ忠男コレクション 吉田類と読む』(ちくま文庫)が、実にそこらデタラメだったので。ネームの強弱もほとんどない一方で、述語が行を跨いでたり(100P3コマ目他)。余りちくま文庫の悪口は書きたくないが、著者校とかも全然やってないんじゃ? オイスターなどそこら実に神経質。漫画は順番さえ間違えて無けりゃいいってもんじゃない(エロ漫画でさえも)。

11月23日…上信線で『親孝行の日本史』(勝又進・中公新書)読了。つまらない。ちくま新書や岩波新書よりはめっけ物がある同新書だが、本書はペケ。親孝行に対する著者の考えが曖昧なのが致命的。本心じゃ復活熱望なのが行間からプンプンだが、ハッキリ口にすると周囲から馬鹿にされそうだしって感じ。今の常識で当時を断罪するのは間違いと度々書いてるが、それって歴史修正主義者の常套句(さすがにあの頃は朝鮮人も日本人だったとは書いて無い)。親孝行者の表彰なんて、民間組織ならともかく、役人が税金使ってするもんじゃねえよの一言(著者はそれが残念で)。二股膏薬歴史修正主義者のビビリ愚書。余計に眼を汚す気もしたが、『古本マニア採集帖』(南陀楼綾繁・皓星者)に。台割が変。最初の3~4人にはまったく興味が湧かず、よっぽど放り出そうかと(つかみ心ゼロ。昔の2時間ドラマ冒頭で、深夜駅から人気のない道を帰る超ミニスカ嬢が、無事に自宅に帰っちゃうがごとし)。持ち前の忍耐心で読み進むと、5~6人目あたりから採集に値する人物がチラリホラリ。その程度の本。本欄、誰か書き込んで欲しい。褌が長くなる一方。

11月21日…「シネマテークたかさき」で『ディナー・イン・アメリカ』。観客15~16人。字幕だけはカッコいい凡作(音楽も駄目)。河童面ヒロインの調子こき糞芝居が終始不愉快(男はまあまあ)。本レベルでも温厚に楽しめる許容心を保持したいとは、100万円もらっても思わない(1万円でも)。『キネマ旬報』 が原一男の新作特集。高崎俊夫の原稿が、『新潮』での生前の小林秀雄並の扱い(見開き一段組)。特に場違いな事を書いてる訳では無いが(四方田犬彦や渡部幻よりは多少マシ)、人材不足なんだなと痛感。

11月19日…南陀楼綾繁のつまらん新刊がまた出たらしい。「神保町シアター」に行く前に「東京堂書店」へ。見当たらないので積んであったネトウヨ映画雑誌、『映画論叢』58号を。高千穂ひづるファンだが観るに耐えなかった凡作、『夜の波紋』(監督・内川清一郎・’58松竹)で疲弊した両眼を、重政隆文、二階堂卓也、東舎利樹の記事で癒す(ベスト3)。反日だ何だほざく時流便乗低能メダカ右翼の駄コラムも隠し味。珍しく高崎線が遅れず。高崎駅構内の「成城石井」で買ったまずいパンを、上信線0番線ホームでパクパク。遅い夕食。従業員の接客は感じいいが、反社会的銭ゲバカルト企業JR東日本を大家にしながら、良心的商品を安く売るのは不可能(全テナントが)。

 小池厚化粧&経歴詐称都知事子飼いの、無免許運転居直り都議が話題。思い出すのが桐生市議だった庭山由紀。ハレンチ事件を起こした訳でもないのに、あっという間に除名で失職(連続トップ当選中だった)。二重基準土人国家の面目躍如。記者クラブマスコミは法律がどうのとほざくが、桐生や草津町の悪例には一切触れず。ホラ吹きアベの秘書他、巨悪犯罪には連続不起訴の東京盲腸地検特捜部。その不甲斐無さを「法律的には…」と、ヤメ検の弁明で紙面を埋めてかばう、コジキ幇間業者らしいが。

11月17日…「シネマテークたかさき」で『ウェンディ&ルーシー』(監督・ケリー・ライカート・’08米)。一番通俗な内容。他の3本はこの監督にしか撮れなかったろうが。俺の保守的道徳基準からすると、主人公の災難は自業自得。この主役に対して果たして観客に感情移入させられるのかと、他人事ながら心配を。結論的には大きなお世話だった。類した作品を連発すれば豪邸が建つだろうに、2年後に『ミ―クス・カットオフ』。新作も観ねば。観客7名。高崎の客はペットもの嫌い?

11月16日…『創』あたりが企画して欲しいな。町山智浩、北原みのり、田中龍作、斎藤貴男、高橋源一郎、相澤冬樹他の出席での座談会、”我々はいかにして皇統派リベラリストとなりしか”。司会は佐高信がうってつけか。実現すれば何年振りか忘れたが、糞つまらん同誌も買うよ。差別選別の大黒柱を睥睨しつつ自由主義者として振る舞うのは、この国で旨い飯食って楽しい家庭営むコツだろうが、その具体例がタップリ拝聴出来そう。

 「岩波ホール」で『真珠のボタン』。パトリシア・グスマン監督特集3本目。観客10人未満。象徴的で感傷的映像。過剰な台詞。素材の出し惜しみ。いちいち嫌いな演出家だが、本作は再現場面等が具体的で一番楽しめた(”楽しむ”内容では無いが)。90分前後なのも好感が。やたら宇宙から地球を眺めたがる、指導者面姿勢にはウンザリ。ただ訴えてる内容は凄い。アンデスから砂漠から海底から、チリ独裁政権とそれを忘れようとしてる残党や人々を告発し続けているのだ。ドキュメンタリーとして退屈なだけ。帰りの高崎線。笑っちゃう『偉業』(ナボコフ・光文社文庫)を一休みして『神秘的な時代の詩』(吉岡実・湯川書房)。つまらない。昔は西脇順三郎よりマシと思ってたが…。

11月14日…名前さえ知らなかったケリー・ライカート監督の『ミ―クス・カットオフ』を、昨日「シネマテークたかさき」で。無駄の無い計算された映像センスに一発で痺れる。今日は『リバー・オブ・グラス』『オールド・ジョイ』を続けて。期待は裏切られなかった(入りは昨日15人、今日は10人チョイ)。本シリーズ4本の予告編はひどかった。あれで見物を断念した人は不幸。上信線で『フランスの田舎町めぐり』(ヘンリー・ジェイムズ・図書出版社)。本書を写真イラストを一切無しで刊行した版元の度胸にまず驚く。この海外旅行選書、他も割合にそんな感じ。一時「日本特価書籍」 に山積みされてたのも当然か。いくら天才肌作家の旅行記とはいえ、図版ゼロの星座入門書を読まされてるむなしが終始。

11月13日…そうか。『入谷コピー文庫』、今度は芦川いづみ様へのラブレター特集か(爺様は半ボケゆえ勝手にバラしちゃう)。映画チラシ業界におけるいづみ様人気は、旧日活ダイヤモンドラインなど目じゃない事実について、ネチネチ書くか。本邦における人種差別出版物刊行最大手、ドラえもんでお馴染みの小学館経営で気に入らないが、「神保町シアター」(老人割引でも1100円も取る。1500円の「岩波ホール」よりマシ)の輝かしい先見性をも絡めて。 「神保町シアター」は象徴的。差別本の小学館と、”芸能界のパソナ”たる吉本興業の共同経営(ネオナチと急ぎ働き窃盗団の野合の如し)。あの奇怪な建物は、”日本人の堕落時代”の象徴として記憶されよう。大半の人々が中国・韓国・台湾他の企業の、奴隷労働者として搾取されてる時代に(権利意識ゼロの日本人は、安く使えるスト破り要員として、世界中の悪辣独占大企業に熱烈歓迎)。

11月12日…高円寺の市で会計。隣に見た記憶がある焼跡派ブローカー顔の中年男(ストッキング他女性下着専門)。荻原魚雷っぽかったが、そう親しい仲でもないので知らぬ振り。マスクはこういう際に便利。最近神保町もここもエロ系が出ない。豊富な五反田は開かねえし。『漫画ローレンス』が1冊500円で10冊ばかり。海鳴社(辰巳出版系編プロ)の日浅編集長のエロ劇画誌も、この値段じゃねえ。まだ蕨にお住まい? 同駅西口陸橋下の本屋は、とっくに閉じちゃったろうな(芝園団地手前左側)。「神保町シアター」で何度目かの『馬鹿まるだし』。渥美清が凶悪で素敵だ。行き帰りで『日輪の翼』(中上健次・河出文庫)を300Pまで。いや驚いた。こんな面白いとは。発売直後に『地の果て~』を読み、その重苦しさにうんざりして中上とは縁を切ってたが、要再考だ。ただこのマッチョさゆえ、しばらくは爆発的人気は得られないだろう。題名は”『トラック野郎VS濡れた7人の婆さん篇』(監督・鈴木則文)”の方がふさわしい。

11月11日…『さらわれて』(スティーヴンソン・佐復秀樹訳・平凡社ライブラリー)読了。かなり面白い。ただ「歴史に関する少し長めの訳注」は冒頭に持って来るべきだった。訳者の佐復秀樹は”さまたひでき”と読むらしい。群馬県に”さまた”の名字は多いが、ほとんどが”佐俣”表記。群馬生まれとあるが初めて知った名字。65Pでスコットランドの快男児デイビッドに向かい、哀れなランサムが”奉公に出されるんさ”と叫ぶ。ここで”ん”を用いるのは典型的上州弁。訳者のなまりが仕事に出たかと、思わず付箋をペタリ。ところが解説を読んだら、意識的に北関東弁を用いたとキッパリ。面白い訳者。

11月9日…『ボヌール・デ・ダム百貨店』(ゾラ・吉田典子訳・藤原書店)読了。思いのほか早く読めた。片道1時間の新幹線通勤時代ならもう数日要した(高崎東京駅間)。倍かかる遅延事故ばかりのポンコツ高崎線よありがとう。続いて開いた『さらわれて』(スティーヴンソン・佐復秀樹訳・平凡社ライブラリー)がこれまた。日本語も非常にこなれてる。コスミックの10枚組DVD、 『誘惑の世界』収録、『ギャングを狙う男』(監督・フィル・カールソン・’53米)がかなり面白い(特に前半は圧巻)。「シネマヴェーラ渋谷」でも早く上映を。「書泉グランデ」、売り場を大改装。店頭のコスミックコーナーも消滅。また既刊分を間違って買いそう。何とかしてくれ。今回はいつも『日刊ゲンダイ』を買う「廣文館」で。

11月8日…コスミックの10枚組DVDで確か観た、『熱い夜の疼き』(監督・フリッツ・ラング・’52米)を「シネマヴェーラ渋谷」で。観客30人台。バーバラ・スタンウィックファンは充分満足かも知れないが、撮影が緩急を欠き俺は不満。もっと妖艶に撮れたはずだ(自然描写はいい)。既に高齢だったので、アップをなるべく避けたのかな(紗かけ顔ボカシ場面頻出)。『ボヌール・デ・ダム百貨店』(ゾラ・吉田典子訳・藤原書店)、もう100P。凄い小説だね。百貨店大凋落の時代に読むと特に。

 小説家、映画評論家としては全然買ってないが、政治感覚は鋭い田中康夫と町山智浩を従来から評価、定期的にページチェックを。ただ両者ともに最近陰りが。田中は横浜市長選落選以来、平衡感覚を失い新興宗教の教祖化。もう少し自らを突き放す努力を。その点頑張ってた町山は、皇族への藩?意識が日々肥大化。”天皇陛下万歳!”と民主主義が両立し得るはずがない。他でも田中”天皇裕仁御聖断感謝”龍作に続き、斎藤貴男も『日刊ゲンダイ』でカムアウト。王様を踏み絵にしないと成立しない左翼、あるいはリベラリズムって一体何さ?(俺はシンプルな天皇制廃止論者)

11月7日…「いんですが長いので、事前の水分補給は絶対控えないと」そう「盛林堂」の小野店長に警告されてた007の新作(163分)。用心したのにやはり耐えられず、ミサイル着弾前の山場に駆け足でトイレに(「109シネマズ高崎」観客約30人)。映画を分かってる製作陣が撮ったのは各場面をに良く出てるが(三池宗史とは違う)、それを切らせるのがプロデューサー。高齢化は世界的傾向。後半の数分を見逃す羽目になった老人は数知れないはず。くどい家族愛なんて全然お呼びじゃない(後半のそれは全面カットすべし)。基本実写で気分良く楽しめた映画だから余計に残念。”老人用無駄場面カット完全オリジナル版”を公開しろ。若い諸君の膀胱にも悪影響をもたらしたはずだ(マジで)。

11月6日…一休みしてたゾラ浸り再び(バルザックも休憩中)。『ボヌール・デ・ダム百貨店』(吉田典子訳・藤原書店)。予想以上に面白く(訳も読み易く)、あっという間に前菜の120P。バルザックのようなくどい情景描写が少なく助かる。主人公がパリのきらびやかさに圧倒される冒頭場面に、楳図かずおの初期漫画をふと。ただ650Pも。他の本に手が付かなくなるのが難点。神保町の「古書会館」も「西部古書会館」も昨今客が少ない。世間と逆な気も。

11月5日…高崎に19時30分帰還。高崎線での行き帰りの読書は『黒島伝治作品集』(岩波文庫)。再読のような気もするが、「渦巻ける烏の群れ」はハードボイルドでいい。シベリアマカロニウェスタン。「シネマテークたかさき」で20時5分開始の『返校』。平日夜だが20人前後の入り。荒っぽい部分もあるが悪くなかった。歴史性社会性がドラマに厚みを(邦画は全分野でそれが無い。志願制奴隷国民の性?)。ここの2階、1階に比べて音がこもる。予告はいくつかライトをつけたままで。スクリーンに一番近い2つが反射、画面をぼかしている(本編上映中は問題無し)。1階の本編優先で予告はいい加減なサイズでの上映と言い、志尾睦子総支配人は”群馬の高野悦子”を気取る前に、やる事が山積と思うが。当人やスタッフは映画関係者とキャピキャピしてる方が楽しいらしい。上信線で『ZAITEN』。なかなか。ただ袋とじ部分はホントにつまらん。『黒島~』、戦時中の翼賛詩集を敗戦後書き直したので悪評高い壷井繁治の一文が。不愉快。幼なじみだった等は、紅野謙介がしっかりと触れてるのだから不要だ。でも紅野が入れたのだろう。編者だし。

11月4日…今月も「盛林堂」から”嫌記棚”の返品の山が宅急便でドン!(いや郵パックか)。30冊弱送っても売れるのは3分の1前後。ホント商才が無い。値付けが高すぎるんだろう。貧乏人の恐れ知らずな欲深かさよ。「モンガ堂」も、客も居ないのにどの本も超強気値段だった(開店直後に1度だけ)。まだシャッター降ろしてねえのかな。そういう意味でもトミキチ屋夫婦はプロだった(多分まだ生きてる)。持病までギックリ腰と素人離れ(昔から古本屋の職業病)。長い間見てねえな。喋らないとダンディな北方人爺さんとも。あ~るあいんサンは、きっと元気だろう。元々友達なんてほとんど居ないが、コロナで更に。自殺者が増える世相は割と理解出来る。「日高屋」で一杯やりたいが、群馬&東京の家族の監視が厳しくて。別にふらり行けばいんだが、寂しく1人飲みじゃ家飲みと同じと無理矢理合理化。小心者老人らしく年内は家飲みに徹するか。

11月3日…中沢編集長のお情けで、今度初めて自ら電子本を手掛ける事に。基本は紙本と変わらないとの話だが何せ初体験。乱丁とか出ないか心配で。第一弾はいトうのスカ本。続いて彼のオシッコ系を想定してるが、売れないと幻の失禁に。さてそろそろ「シネマテークたかさき」に、『サマー・オブ・ソウル』見物に。『ZAITN』も新しい号が出たのかな。「くまざわ書店」でチェックだ。

 『サマー・オブ~』良かった。入りも20人以上(若者多し)。WOWOWの放送なんて関係ねえよって感じ。B・B・キングが一番カッコ良く(音も)、次が「アクエリアス」のグループ。ニーナ・シモンがあそこまでのアジテーターとは。”肉屋に媚びる豚ばかり”(元桐生市議・庭山由紀)の神国ニッポン土人には、いい刺激になる秀作。ただ南米音楽系グループあたりでややダレる。音楽ドキュメンタリーとしては『BILLIE』の方が上か。20分長い。 世界に稀な積極的奴隷志願民族には理解不能かもな。
 

神保町散歩日和

 投稿者:zzz  投稿日:2021年10月29日(金)16時44分57秒
編集済
  ■天気よく神保町は散歩日和だが今年も古本市はない。すずらん通りのブックフェスティバルはダメでも靖国通りのワゴンぐらいあってもよいのでは。初めて食べた日高屋の天津飯大盛は美味かった。塩山さん見かけたけどマスクがヴァージョンアップされたかは未確認。期日前投票に行ったが我が選挙区の候補は自民・共産・維新の3人だけ。比例には「民主党」が2つある。私の思っている民主党に投票できたのかは疑問です。■岡崎さん&古ツアさんのサイン入りちくま文庫を買おうと東京堂書店に行くがサイン本はない。三省堂2階の文庫フロアに積んであった。昨日「カフェ昔日の客」でコーヒーを飲んでいたら、店主の孫に「何でお客がいるの?」と言われた。■先週、京都紅葉見物の際に寄った大阪第3駅前ビルの「もっきりや」はサブカルが充実し値段も安め。時間が無かったのでレジそばの映画パンフレットを3冊だけ購入。大阪の古本屋は女性客が多い。  

腰曲がり薄毛爺さん疫病街徘徊(その1933)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2021年10月18日(月)13時31分42秒
編集済
  11月2日…中野晃一が『東京新聞』の「こちら特捜部」でコメントしてたが、野党共闘自体を否定するのは愚かの極み。ダンゴにならねば弱小野党は絶対に勝てない。そもそも天皇を君主にしたい自民党と、池田大作を神と戴く創価学会公明党が共闘しての現腐敗政権。問われてるのは共闘の中身。枝野は連合の金と共産党の票を両方ガッポリいただき、福島瑞穂並の永久党首にならんとしていた(総理大臣にではなく)。特に連合には卑屈で、志位との写真をも避け続けた無礼千万な小心者。加えて立憲候補の選挙事務所には連合のスパイが常駐。こんな屁っぴり腰で勝てる訳ねえ。正直者の共産党が一番の貧乏くじを。志位執行部はともかく、枝野は開口一番辞任表明すべきなのに、まだグダグダ。あんたの役目は3年前に終わり、立ったまま既に死んでいる。即刻代表辞任こそが政権交代への第一歩(政治家は主権者の使い捨てを誇りに思うべし)。

11月1日…納税代わりに死を要求する主権者の理解不能な神風精神に圧倒され、外出する気も起きない。コスミックの10枚組DVD『素晴らしき遺産』収録、『7月のランデヴ―』(監督・ジャック・ベッケル・’49仏)を。スピーディで分かりやすく面白い(95分)。『草の響き』(114分)と違いタイトで音楽センスも文句無し。ホントは今日は『サマー・オブ・ソウル』に行く予定だったのだが…。 同作、もう近くWOWOWで。早すぎる気もするが、配給会社はその方が高く売れるのか? と言う事は、入りが良くなかったのかしら。

10月31日…都内2時間滞在徘徊、1時過ぎには高崎に戻る。「あすなろ」でコーヒー後、「シネマテークたかさき」で『草の響き』。観客約15人。佐藤泰志モノは5本目らしいが、今までで一番つまらない。役者の顔が似てる上に照明が暗いから、「懐中電気はどこだ?」状態(東出昌大は好演)。更に脚本が未整理で筋がつかめない。後半やや回復。前半30分バッサリ切れば並の映画になったかも。上信線で『映画芸術』を開くと、座談会で同作のプロデューサーをやたら稲川方人がヨイショ。らしくねえと思ったら、荒井晴彦にも1本取らせようとの思惑らしい。荒井は一応同作を批判してるが、稲川とのコンビは売れない吉本の芸人風。函館の実業家、騙されないといいが。

10月29日…朝から西荻窪の「盛林堂」へまず。中央線快速で御茶ノ水まで戻り「古書会館」、神保町と歩き回ったら、さすがに疲れて映画見物意欲が起きず。昨日「シネマテークたかさき』で、『シンプルな情熱』(単なる熟女ものエロ映画なのは構わないが、終始同じカップル姦りまくりは芸が無い。巨根ショットで女性サービスしてんだ。爺様向けに若い姉ちゃんとも1度くらいは)『アンナ』(ムードは良かったのにね)と、2本続けて観たからいいか。夜8時30分頃高崎着。駅の「くまざわ書店」で『映画芸術』最新号。前号の大蔵映画奴隷契約書問題のような目玉が無く退屈そう。高崎線で読み残してた『まっくら』(森崎和江・岩波文庫)を、まずは上信線で片づける。『映画芸術』の表紙は演技を買ってる東出昌大。インタビューも。合意の上のSEXはどんどんしなさい。政治家や役者はスケベ人間に限る。文盲虚言癖マザコンアベのような生ゲロが一番救えない(恋愛経験が無い奴は他人の心理が理解出来ない)。コイズミチンジローとかの例外もおるらしいが。

10月28日…早い話が、日本の新聞社は全部軍需産業と同一という歴史的実態を初めて検証した名著、『言論統制というビジネス』(里見修・新潮社)の書評が一般紙に出ないだろうとは予測が(少なくとも『東京新聞』には影も形も)。けど出ました『赤旗』日曜版先週号に。執筆者の山本昭宏の文は抽象的でイマイチ(各社の党員に忖度?)。でも右翼反動出版社の刊行物でも、価値があれば取り上げる姿勢は当然ながら立派。ただ今週号にはオリンピックの閉会式で一稼ぎして評判を落とした、大竹しのぶが最終面インタビューに(富士真奈美や落合恵子、大竹しのぶは出過ぎだっての)。ミャンマーや井上ひさしを引っ張り出してエラソーな事をほざいてたが、説得力ゼロ。「権力の犬など演じられるか!」と、当初『非情のライセンス』のオファーを断固はねつけたという、天知茂の伝説的勇姿が偲ばれる(”権力の犬の中のアウトロー”との説得に、ようやく応じたと)。

 午後、富岡市役所で期日前投票。以前申し込み用紙に西暦を用いたら、女性職員にインネン付けられ大揉めしたが、今回はスルー(無論投票用紙裏欄は西暦使用。内心は悶着を期待してたのだが…)。小選挙区は共産党の伊藤たつや。比例区も共産党に。比例は立憲にでもと当初考えてたが、枝野の全貧乏人の敵・連合への卑屈さを見てるととても。小選挙区に打って出ようとしない永久党首の私党、社民党も問題外。こんな日が来るとはね。70年代、映画雑誌や総会屋雑誌で日共呼ばわりされるのは、一種の死刑宣告(竹中労や大島渚が頻繁に用いた)。大学の友人間でも同様。明大夜間部ではプラス革マル。半世紀先の事は分からない。最高裁判事は悪名高い夫婦別姓反対の4人に×。いつも通り全員に×を付けるべきだったと反省。結局ドリル片手の政党助成金泥棒、”ガキのオシメもミルクも税金で”の太々しいインチキお嬢様、小渕優子が当選? コロナで維新に殺されたくて仕方ない、愚かな関西人を笑えない上州人。

10月26日…「岩波ホール」で『夢のアンデス』。観客約15人。雪深いアンデス山脈の記録映画を満喫…と思いきやチリの硬派政治ドキュメント(無知)。ただ大半が2~3人の登場人の演説。ベラベラベラベラ。んなこた本に書けよ。ピノチェット独裁時代の映像を垂れ流してくれた方がよっぽど楽しめた(誤解される表現)。真実も退屈な表現をされると嘘くさく。パトリシオ・グスマン監督は”南米ドキュメンタリーの巨匠”とチラシにあるが、妙に思い込み過剰で感傷的。いいとこ『くじらびと』の石川梵監督レベル。

 最近はすっかりご無沙汰なため、神保町詣でも会員制サパークラブ「まさみ」経由は避けがち(生来の小心者)。ところが先日、近所のお化け屋敷周辺にガードマンが遠目に。昔からの廃屋だったが、種々問題があるらしく長年放置。いかなる事態にとテクテク。既にビルの基礎工事中。予想通りだったが、ふと右手に眼をやるとビックリ(「まさみ」や喫茶店「樹」裏手)。懐かしの三信ビルが鎖でロックアウト。栄昇ビルを追放後の漫画屋には何一ついい事は無かったが、ここに事務所を構えられてるまでは、くも膜下出血を乗り越えて一応は編集長。「………」次々に消滅する”栄光の時代”の想い出(ププッ!)。都会はこうでなくちゃね。

 最近一番面白い記事は、救援連絡センター機関紙『救援』連載、『刑務所花子放浪記』(ゴールデンパンダ)。題名も素晴らしい。まだ2回目だが、既に単行本化の引きが来てるのでは。菜摘ひかるや松本哉のデビューの頃をホウフツ。同紙、浅野健一しか読むところが無かったが、これで救われる(3951-1301/ゴクイリイミオオイ)。万城目仁の映画論は回を重ねるに従い陳腐化。早々に打ち切るべし。

10月25日…強姦魔の守護神、中村格以下の裏金警察幹部を秘密裏に官邸に集め、東條英機以来の選挙大干渉を画策してるのかも。いや、記者クラブマスコミがここまでフヌケだと、その必要も無いか。ただ甘利だけは物理的妨害を要請してる可能性も。ネトウヨゴロツキ政権は何でもあり。ゴロツキ政権+裏金腐敗警察検察&平目司法+貴族組合連合。連合といや、立憲の幹部と共産党首脳のツーショットや積極的協力妨害のため、立憲候補の選挙事務所にスパイを派遣してると。裏金公安警察の仕事を、労組が胸張ってしてんだから世話はない。

10月24日…映画館に多い粘着的”鳥もち爺さん”。高円寺の古本市にも。老人が映画関連書を買ってくれたので、レジに兄ちゃんが「映画お好きなんですか?」とお愛想を。爺さん、待ってましたとツバ撒き散らしつつペラペラペラペラ。兄ちゃん内心反省した様子だったが、生中出し後の妊娠の杞憂。「西部古書会館」中に蓮實重彦真っ青な老人の映画論がしばらく響き渡った。寂しい老人に接するにはある種の覚悟が。それは女性も同じだが、老人の場合は一切の見返りが無い。

 「シネマテークたかさき」で『くじらびと』(監督・石川梵)。愚作。113分あるが最初の40分は要らない。村民のくどい自己語りもにゲッソリ。どうでもいい場面が切れない(3流演出者の特徴)。しかも字幕はやたら哲学的で、全員がハンナ・アーレント風会話(失笑!)。最初に文部科学省選定だか推薦、最後に文化庁助成金を受けたとの巨大文字。関係者、よっぽどうれしかったんだろう。日本の商業捕鯨の目くらましになる内容。役人は大喜びだろう。かく提灯ドキュメントに山田洋次や宮崎学が協力してるのが謎。観客約15人。上信線で『密室殺人ありがとう』(田中小実昌・ちくま文庫)。楽しい未刊行作がこんなにあったとは。同文庫で良かった(定価924円)。幻戯書房の銀河叢書なら最低4倍の値段だったろう。まだあるらしいので続刊希望。「シネマテーク~」の予告編、なぜかサイズが今日はまともだった。反省したのか、あるいは本編とサイズが同じ故の偶然なのかは不明。

10月22日…いい出来だった『BILLIE』について、高崎俊夫が末発売の『ジャズ批評』に寄稿すると。楽しみだが多分立ち読み。他を読む気にならんし。浅野健一や寺澤有が書いてるからって、糞つまらん『創』や『紙の爆弾』を絶対買わないのと同じ。3~4本は他誌で読めない記事や書き手が揃ってないと、雑誌は買う気が起きない。前出の2誌はメンツはそれなりなのに激退屈。編集長にセンスが無いと言うか、要するに馬鹿なんだろう(いい食材仕入れても、能無し板前の手に掛かればゲロ料理)。『北方ジャーナル』や『ZAITEN』は買う価値が(『昭和の不思議101』はやや意味が異なる)。『週刊文春』と並ぶ特ダネ王の『赤旗』日曜版。チョイ前にビールの熱燗とでも言うか、本多勝一の聞き飽きた自伝を数回に渡って。依頼する方も引き受ける方も馬鹿丸出し(もういいよ!)。『東京新聞』は落合恵子でソックリなパターンのコラムを。鎌田慧もだが、芸無きシャチハタ左翼はもう養老院にお引き取り願え(金に不自由してる連中じゃねんだし)。そういや記者クラブマスコミ人の有力天下り先、『週刊金曜日』はまだ出てるんだね。革マル派の『新世紀』同様とっくに廃刊かと思いきや、高崎駅構内の「くまざわ書店」にしっかり。後者はおっかなくて断われないんだろうな。売れなくても。

10月21日…アベスガは官房機密費を原資に、1発1億円位で北朝鮮に選挙前にミサイルもどきを発射していただいてるんじゃ?(1日遅れで読んだ『日刊ゲンダイ』に同内容の記事。パクりじゃありません。地元コンビニは1日遅れ販売)。引き継ぎが悪いというか意地悪されて、今の傀儡総理は田舎をうろついてたらしいが。自民微減、立憲微増、共産比例で躍進、維新3倍というのが記者クラブマスコミの総意らしく、盛んにプロパガンダ(立憲&共産分離の思惑も)。どんなに部数が減ろうが、今の独占的公金取材体制死守という労使一体の執念がメラメラ(”原発命”の東電労組真っ青!)。も少しまともな執念を抱けぬものか。絶対自公維新以外に入れろと、愚娘らに念を押さねば。

 維新大好き関西人を馬鹿にしてたが、考えたら俺の地元は群馬5区。赤ん坊のオシメまで政党助成金で買ってた、女公金泥棒小渕”ドリル”優子の地元。汲み取り便所の便器の飛沫フェイスの山本一太知事と言い、救えないな群馬県。野党統一候補の伊藤たつやに入れるしかないが、既にドリル優子のビラがポストに。レイプマンの助っ人(中村格)が警察のトップに就く土人国家にはふさわしい景色だが、胸焼け。昭電疑獄で逮捕されたり、刑務所の塀の外側を歩く達人だった、福田赳夫や中曽根康弘がまだマシに見える時代が来ようとは。

 「シネマテークたかさき」の『コレクションする女』はコクがあり楽しかったが、併映の『パリのナジャ』が不愉快で余韻メチャクチャ。単なる観光案内なのに。主人公の女が下品過ぎるせいか。エリック・ロメール特集、地味だが確実な人気で、毎回15人前後の入り。客層も多様(なぜかおばさん多し)。予告編、相変わらずスクリーンの上3分の2で縮小上映。本編になるとスルスルと下に画面が拡大。最初からそうすればいいのに、面倒くさがって手抜きしてると推測。こんな不良予告編を上映するはココだけ。席予約システムを電脳化する前に、やるべき事があるよ。

10月19日…新宿湘南ラインで『夢の丘』(アーサー・マッケン・創元推理文庫)。イラつく小説だが糸を引き最後まで。解説は紀田順一郎。有名な人だが昔から面白さもつまらなさも分からない。悪い人じゃなさそう。朝一番の「シネマヴェーラ渋谷」で『女と命をかけてブッ飛ばせ』(監督・曲谷守平・’60新東宝)。悪役が時代劇調演技だったり、なぜ”雷族”が競艇用ボートの選手になるのか等、根本的疑問点はタップリだが、さすがは『九十九本目の生娘』の監督。かなり楽しめた(アクション場面が特に冴えてた)。事務所で本業少々。神保町散歩ついでに、「神保町シアター」の『地獄の曲り角』(監督・蔵原惟繕・’59日活)。設備点検とかで休み。1度観たからいいか。「東京堂書店」で『東京古書組合百年史』他を買って帰宅。

10月18日…共同配信らしい今朝の『東京新聞』の、最高裁判例集がデタラメだという記事が問題の判例集よりもインチキ。”重く受け止める”との弁明の発信者名が何と”最高裁の話”。あのセンスの悪い建物が喋るのか? ”最高裁”が名字で”の話”が名前? 400~500円の万引の名前さえ、日頃は実名にする癖に。官憲の汚尻クンスカ御用聞き自称チンコロ記者。クズ記事を右から左に伝える『東京新聞』にも呆れる。久々に野坂昭如を。『東京小説』(講談社文芸文庫)。俺は面白いと思うが、野坂が生きてるうちに忘れ去られた理由が何となく。とっくに水洗便所の時代だもの。大江健三郎もだが、ヘビーな文体だけのせいじゃない。これまた俺は気にならないが、落ちを付けずにいられない律儀さも、世代によってはシラケる要素になろう。

 吉岡って吉岡まさぐる? 無芸なハガキ職人特有の勤勉さは備えていた。孫がいてもおかしくない年頃だが、どうせ独身だろう。ムッチー、夜逃げ恭、P・Nは忘れちまったが、中野の寿司屋の次男坊だかもおって、菜摘ひかる他と押し掛けた夜も。親切な奴で、今は無き栄昇ビルでの読者集会にも寿司を持参(思い出した。しおん君だ。その友人の名前はまだ出ない)。2次会のカラオケに良く行った陰気な飯田橋駅西口のビルはまだあるが、常連の千葉の公務員小倉君はガンで亡くなって大分経つ。放射能汚染に加えてコロナ。元投稿者も結構死んでるだろう(貧困を忘れてた)。 
 

ビックリ!

 投稿者:吉岡  投稿日:2021年10月13日(水)18時00分14秒
  12月発売のMateLで、あの内山先生が描かれるんですか!  

どもども

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2021年10月 5日(火)10時28分12秒
  塩山さん、最近画像がないなと思って単行本の告知しようかと思ってたら、韓国映画のチラシですか。せっかくなので画像アップさせてもらいますよ。「ぼのぼの」スピンオフ作品5作目の「ぼのぼの人生相談」です。人生相談をぼのぼのたちがやります。以前、文章でぼのぼのたちが人生相談やる本も出したんですが、これが書いてておもしろかったので、今度は漫画でやります。性懲りもないです。そうそう、昨日は仙台市内のコロナ感染者は「0」でした。  

スティール・レイン

 投稿者:漫画屋  投稿日:2021年10月 5日(火)09時22分31秒
  12月3日公開。
親韓派が観ても自己陶酔過剰ではないかと。
 

腰曲がり薄毛爺さん疫病街徘徊(その1932)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2021年10月 2日(土)21時48分29秒
編集済
  10月16日…『出版状況クロニクルⅥ』(小田光雄・論創社)読了。いよいよ出版界断末魔に向けての名調子炸裂(まとめて読むゆえの迫力)。俺もその末端にしがみついてるのを忘れそう。ただ時々少ない友人から献本されたり優しくされると、だらしない馬鹿面を。『非情のライセンス』の天知茂が、電車内で席を譲られてニヤつくみたいでカッコ悪い。焼くと内臓が消失しちゃうさんまや、チャーシュー並に薄いタラの切り身を売る、近所の我が家では悪評高いスーパー「ヤオコー」社長の川野幸夫が、日本スーパーマーケット協会会長とは知らなんだ。店内照明他の演出は巧みだが、商品は「セキチュー」そばの「マルコー」の方がずっと良心的。後者、商売は武骨だが。

10月15日…今日は見かけなかったが、昨日午前11時前の「シネマヴェーラ渋谷」での”鳥もち爺さん”の粘着力は凄かった(『静かなり暁の戦場』上映前)。連中は最近上映時間の関係でほとんど行かない、「国立映画アーカイブ」に一番多いのだが、受付の姉チャンに強引に話しかけ、ベッタリ貼り付いちゃう図々しい爺様たちの事だ。相手の都合など一切念頭に無し。今は検温もあり彼女らも更に忙しいのに、ペラペラペラペラ。昨日は4人も列が出来てたのに平然。サービス業でそう邪険にも出来ない相手の足もと見放題。いくら家族に相手にされないからって、家庭の恨みを映画館で晴らすな。館側も「今は忙しいので…」くらいは毅然と言うべし。

 『鏡山誉の女仇討』(監督・並木鏡太郎・’57新東宝)、超貧弱キャストにもかかわらず、演出に手抜きは一切なく、準大部屋役者にもタップリと殺陣を。恒例のしつこいチャンバラにうっとり。汲み取り便所の覗き一筋30年風フェイスの、天城竜太郎が主役でなければ、より語られる映画になったろう。

10月13日…コスミックの新刊10枚組DVD、『暗黒街の顔役』はやはり自覚的だ。従来の同版元フィルムノアール物には、恥ずかしくて収録出来なかったパチモンばかりを厳選。7番目の『俺は法律だ』まで観たが、こうすれば映画は愚作になるというサンプル揃い(特に脚本面)。う~む。ある意味教育的? 『日刊ゲンダイ』の鈴木敏夫のエラソー映画放談、自らの体験編になってやや面白く。とにかく己の器を噛み締めよと、幇間役の金澤誠が進言出来るはずはねえな。

10月12日…行き帰りで『皇帝溥儀』(橘外男・幻戯書房・本体3500円)読了。期待を裏切らない。題名作は元より、「東條英機の横顔」「大僧正と天使」は作者らしさ満点。同社の銀河叢書の橘外男はこれで3冊目。「東京堂書店」は紐で3冊結わって販売を(高定価本の割に紐が安っぽく縛り方も雑だったが)。売れ行き好調と見た。夕方「シネマヴェーラ渋谷」で『黄金獣』(監督・志村敏夫・’50新東宝)。半分程度熟睡したが、全部観てもきっと理解不能だったと。さすがにチラシの紹介文も苦しい。志村監督は前田通子新東宝追放スキャンダルの際に、良く名前が登場した記憶が。新東宝特集、案外が入ってない。珍品上映はうれしいが、長く上映されてない作品は、”隠れた傑作”より”退屈だから忘れられた”確率の方が当然高い。若い内はどっちも楽しいだろうが、余命が短くなると安全パイに手が出がち。まずいパイも時々喰わないと、うまさの有り難さが分からなくなるのにな。

10月11日…高崎駅西口から急ぎ足で歩いても20分以上かかる「高崎電気館」。でも今日は老体に鞭打って出掛けて良かった。『BILLIE』、予想外の秀作ドキュメント。カラー映像の事ばっか話題になってるが、それは枝葉末節。クールな視線で彼女の人生を検証した硬派ドキュメント(引用した当時の参考映像に、製作陣のセンスが)。しかも関係者への膨大な直撃インタビューテープを残した女性ジャーナリストは不審死(その文章やテープが本作のベース)。ミステリアスな興味も尽きない98分。テレビマンユニオンあたりのオベンチャラドキュメンタリーとは天と地。ただ配給会社は宣伝手法を勘違い。天才女性歌手の男を見る目の無さ等、フェミニズム的見地からの切り口を見出すべきだった。秀作『少年の君』のチラシに、”世界が称賛!”なんてマヌケなコピーを入れた愚行に通じる失策だと。

 6時前、上信線0番線ホームに学生や通勤者が溢れてる。今日は祭日のはずだが…。駅員に聞いてそうじゃないと初めて。半引退老人はかくして世間とより距離を置き始めるのだ。「高崎電気館」、観客が6人しか居なかったはずだ。税金運営の余裕だろうが、インド映画特集だ爆音映画祭だ、酔狂な企画が多すぎて閉口な同館。大映の若尾文子や松竹の寅を芸無くやっててくれた方が助かるのに。

 ロシアやフィリピンと違い、殺人や牢獄とも無縁で年収1000万以上確保の日本の記者クラブ自称記者。官房長官以下に、「個別の質問や仮定の問題には答えられない」などとの寝言をいつまで吐かせてるのか。その2点を除外したら連中の台詞は全部政権の広報。あるいは自らの幇間職務を認識? でなければロシアやフィリピンのメディア関係者のノーベル賞受賞を、素面で報道出来る訳がねえな。いや、出来るレベルの輩しか残ってない賤業界なのか(納得)。

10月10日…高円寺帰りの新幹線で(上野駅12時46分発のとき、従来の倍の客で4割の席が稼働)、『世界怪奇実話集 屍衣の花嫁』(平井呈一訳・創元推理文庫)読了。前半ややや退屈するが、尻上がりに怖くなる。1時30分高崎着。昨今”森繁病”というか、”俺名優だろう”感が不愉快な、マッツ・ミケルセン主演の『アナザーランド』を「シネマテークたかさき」で。4人のアル中教師の屁理屈映画。ユーモアと意外性を欠いた117分。ポーランドの酒は無臭なんかい? 説得力ゼロでわざとらしい女房の帰還に、友人の死も忘れて踊りまくるミケルセン。セメントに頭ぶつけてくたばれと。ただ客は約20人と好調。明日からはガラガラだよ。不愉快感を金出して満喫したい人向き。

10月9日…姿はまだ未確認だが、久々に雉君の鳴き声をトイレで。土地改良工事に従事する土方諸君の、焼酎のつまみにでもと一時は心配を。まだ民間の人心は政治家や警察、検察を筆頭とする各種裏金公務員ほどは荒廃してない模様。警察のトップにレイプマンの守護神が就任する時代。いつまで雉君が無事か保証は出来ないが。6~7年前の『完熟ものがたり』(茜新社)を必要がありパラパラ。三条友美が健筆を。今もなのかな。苦労人は絵が竹ペンタッチ(辰巳ヨシヒロ風)にならない。北海道の寂れた炭鉱町、確か夕張出身。一時的に乱真澄のアシをしてたと記憶。吉田婆ちゃん班の『スーパーコミック』の大国柱だった。同時期にマニアックな活躍し、越後に流れてったすぎうらあきとは死んじゃったはず。ケン月影は相変わらずコピーだらけなのか。でもCGだと判別不能か(コピー乱用漫画家の原稿束は、真面目に描く人の倍の厚さが)。

10月8日…「東京古書会館」ガラガラ。「西部古書会館」に負けてる(「シネマヴェーラ渋谷」と「新文芸坐」風落差)。受付で律義に連絡先と名前書かせてるが、東京都が追跡作業ほぼ放棄してるんだし無意味じゃ? 行き帰りで『白と黒の革命』(松本清張・小学館)読了。ただのイラン革命解説小説。ダラダラ長いだけで下の部類。吐き気のするような強烈キャラが、1人も登場しない清張作品なんて! 新珠三千代タッチの美女が1人も登場しない清張作品なんて!コミガレ、相変わらずアリバイ的に営業。でも念のため一応一巡。人民の敵連合”貴族”本部に、新左翼党派の老戦士が結集、キツイ迫撃弾(松方弘樹タッチ)でもお見舞いしてくれないか。臆病な口だけ左翼の真摯な願望。

10月7日…さっさきくじ。メールで住所と電話番号教えてくれ。まさか昔の南浦和住まいじゃねえだろう? 損になる話じゃねえから。

10月6日…「シネマヴェーラ渋谷」で『姑娘と五人の突撃兵』(岡田茂真っ青な天才的題名センス。さすがは大蔵貢社長!)。山田五十鈴主演の名作、『樋口一葉』の並木鏡太郎監督だから、40~50人のマニアで溢れ返ってると思いきやその半分。昨今の新東宝マニアはなっとらんな。やや腹立たしい思いで見物したが、こ…これじゃあ仕方ねえか。時間移動が繋がってない場面が頻出するし、ニトログリセリンはあらゆる衝撃に耐えちゃうし…。三ツ矢歌子のセミヌードは貴重でしたが。グリフィス張りのくどい前説字幕は、今の無知蒙昧ネトウヨに百回は読ませたくなる真面目なもの。説教強盗的手法ではあるが、エログロメインの映画屋さんにも、この程度の良識はあったのだ。

 行き帰りは『出版状況クロニクルⅤ』(小田光雄・論創社)。”出版業界の重政隆文”の意見にほぼ異論はない。が、渡辺京二なんぞを評価してる点にはガックリ。一つくらい駄目な所があったほうが、人間に奥行きが出る面はあるが。出版業界史検証&現状批評と言いゾラの翻訳と言い、量、内容共に超精力絶倫でH・G・ウェルズ並(いがらしみきお旦那に触れてる下りも)。

10月5日…先月はスティーブ・マックイーンのテレビ物でお茶を濁してた、コスミックの10枚組DVDシリーズ。今月はお得意のギャングネタ、『暗黒街の顔役』でうれしい限り…のはずが、4本観た感じじゃ『特集社会面』は水準なるも、『真夜中のスパイ』『スター悩殺』『笑ふ巨人』とカックン作ばっか。エドワード・G・ロビンソン、ハンフリー・ボガード、ジェームズ・ギャグニーと、配役は豪華なので楽しめなくも無いが。綺羅星のような無名無能監督陣を眺めるに、やはり映画は演出なのだと。今横目で鑑賞中の『笑ふ~』、特にひどい。途中放棄、5枚目のボガード主演作『田舎町』にするか。今回はギャングスター選りすぐり愚作集なのかも(後半で推測が外れてくれねえかな)。

10月4日…俺好み雑誌の発売が続く。高崎線で『ZAITEN』11月号。丁寧で執念深いみずほ銀行バッシングにニヤニヤ。わが社もとんだ糞銀行に口座を。「見上げた広報実話」も面白い。今号では日清オイリオ広報担当者が絶賛されてる。袋とじ記事はつまらんので打ち切るべし。上信線で『昭和39年の俺たち』11月号。鈴木義昭のシャチハタ風映画記事は相変わらずゲロつまらんが(切通理作をも凌駕)、他の常連がそれなりに奮起。高鳥都の落ち穂拾い風連載も、穂じゃなく”米粒”になった感が。まあ米粒から穂も形成されてんだが…。藤木TDCの「失われた女ドラゴンの血統はいかにして蘇ったのか!?」は相変わらずの名調子。公開時観た映画館環境が、館名入りでさりげなくインサート。時代と街頭と映画が呼吸してる様子がリアルに。鈴木は紋切り型でそういう生の文章が書けない。この種の雑誌のライターの9割はそう。懐かしさを今捏造するのは土台無理。俺も毎号3割は読まない。最初から知らないものに郷愁は抱けないから(余程の名文なら…)。

10月3日…「シネマテークたかさき」で『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家森山大道』(監督・撮影・編集・岩間玄)。観客約20人。持って回った題名センスに全てが。ファン、信者向けサンピン按摩ドキュメント。最初の方で雪景色の森林に、赤いジャンパー着た編集者立たせる感覚に猛吐き気。退場しようかと。そこは忍耐力ある年寄り。我慢。唯一の見どころは写真集の制作過程(くどいパルプ生産場面は一切不要)。東京印書館の、旅役者まがいの怪しげな中年営業担当者が光り輝き、主役をも喰っていた(昔はどの印刷所にも類した名物営業マンが)。踏ん切りの悪い入りと引きは特に駄目。エンドロール文字など超能力者にしか読めない。パリでの大人気ぶり場面でサンドイッチ、”世界が注目!!”百姓根性丸出しなのもこっぱずかしい(文化庁は喜んだろう)。無能な映画人ばかり輩出するテレビマンユニオンじゃなく、東海テレビにこそ撮って欲しかった素材。

10月2日…『東京新聞』1面のリードは”「政治とカネ」後ろ向き”(山口哲人)。”政治とカネ”との表現は、同紙政治部長の高山晶一他が、小沢一郎冤罪事件の際に頻繁に使用した”記者クラブ御用達恥語”。腐れ上役の命令で、当時の記憶を読者に思い出させようと? ”「ワイロ政治追放」に後ろ向き”と素直に書け。軍事費を未だに防衛費などと捏造してるお前らには、永遠に無理か。数人の記者の署名原稿以外は、朝日や読売、NHKと全然変わらないインチキリベラル新聞(止めればいんだが女房の無言の圧力で…)。

 一昨日、さくら通りの論創社に。ゾラを藤原書店より同社版で読みたいから、直に買おうかと。しかしほとんど品切れ。未読分で在庫ありはたった1冊(確か『大地』)。外出中に、倉庫から届いたと同社から電話連絡があったと。迅速。来週受け取りに。だが残りを、嫌みな藤原書店版で読まざるを得ないのはムカムカ。松岡正剛と立松和平をミックスしたようなうさん臭さがあるよ、藤原書店には(岩波書店の生ゲロを乾燥させたとでも言うか)。そういや「東京堂書店」、東浩紀に続いて松岡正剛フェアとは。次は三浦瑠璃?『ペテン師列伝』とかいう本もあったよね。

10月1日…この時期に親戚が従来通りのお葬式を出すとかでゲッソリ。俺にはほとんど無関係だが、ボケ母ちゃんの梅干し顔を潰す訳にもいかず、嫌々出席予定。どういう神経してんだか。義理で死人の後を追うのも馬鹿らしいので、マスク2枚して口を利かずに早期帰宅予定。”アベスガタイホマスク”、約1年掛け続けて来たが今日から止める。”前科者内閣粉砕マスク”でも気が向いたら再び。レイプマン(みやわき心太郎)の守護神、中村格を裏金警察のトップに据えたのは、論功行賞は勿論、ドリル小渕他の犯罪者復帰に免疫を与える策謀もあったのでは。一般犯罪者の社会復帰にも、政府や警察がかく熱心だと、加害者&被害者家族も安心だが(賄賂出す余裕無いから、コロナ患者同様自宅にポイ捨て)。自宅仕事の合間に『幽霊島』(ブラックウッド他・平井呈一訳・創元推理文庫)。これまた550P強。幸いダレない。


 

腰曲がり薄毛爺さん疫病街徘徊(その1931)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2021年 9月16日(木)16時46分50秒
編集済
  9月30日…西荻窪の「盛林堂書房」へ。8月の”嫌記棚”、約15000円も売れててビックリ(棚代差し引き後)。コバノブ御大の『決定版 日本の喜劇人』他の高定価本が良く売れたお陰。明日は朝一番で高円寺だし、連日の中央線通い。エロ劇画誌全盛時代もこんなだった。やまだのら、笹沼傑嗣、片桐七郎、段・玲児…。西武池袋線沿線でなければここら(きしもとのり、范・てつじ、太田黒定彦は大泉学園周辺)。佐藤史朗、間宮青児は東上線。堀川英晴、菅原卓也は東西線。沼田清、前田俊夫、さっさきくじは京浜東北線。今は東京住まいの漫画家は少数派。個人商店が家賃払ってちゃ成立しない時代だ。

9月29日…「シネマテークたかさき」で『由宇子の天秤』。観客12~13人(週末満席映画も平日はこう)。題名は『由宇子の算盤』の方が適切だろうが、退屈せずに観てられる。女優陣の台詞が相当聴き取れない、尺が63分長い等欠点もあるが、最大のそれはマスコミ観。日本の実態をまるで直視してない(結果的に記者クラブ推薦映画)。浅野健一や寺澤有の本を2~3冊読めば、並の神経ならかくふやけた内容にはならない。文化庁助成金支給映画の限界か。高崎フィルムコミッションも協力。志尾睦子総支配人の名前もエンドロールに出るが(上信電鉄も)、見物中はまったく気づかず。嘘つき女子高生の親父役が上手かった。上信線で『モームの謎』(行方昭夫・岩波現代文庫)。翻訳だけでなく評論も明晰。

9月28日…読む詩集のほとんどは難あり本を「田村書店」店頭で。ところが最近はめったに出ない。詩集を盛んに読んでた団塊世代が大量死を迎えつつあるのだ。買い取りの結果BC級本も増えそうな気が。逆で市場に流れ込み過ぎて、値段が付かない? 基本的に真相はどうでもいいが、たまにゃ店頭ドブ客の詩心にも水まきを。100円コーナーには宗左近、三木卓、金井直、谷川俊太郎クラスがドドッと出る日も。そんなの全然読みたかねえし。『昭和の不思議101』。藤木TDCのエロ文芸評論も高鳥都の大部屋爺様俳優論も健闘してるが、巻末グラビアのエロ&ドラッグ広告特集の前には玉砕(構成・城信一)。馬鹿につける薬、「バカナオール」は、誰もが服用したくなるはずだ。第2弾もヨロピク(ひょっとしてこれも再録?)。

9月27日…眞子&小室カップルには毛頭の関心も無いが、例の皇族離脱に伴う1億5千万ものべらぼーな一種の手切れ金、廃止ないし減額にとの論議が何故起きないのだ。彼等も一種の公務員。少々色を付けたとしても、3千万が俺的には忍耐限度額。象徴が公務員の7~8倍の退職金を平然ともらうなんて、かなり異常な光景だ。経済的にも納税者にピッタリ寄り添うのが皇族の責務だと、天皇制廃止論者の俺でなくても思う人は多いだろう。

 ガラガラの「シネマヴェーラ渋谷」でグロリア・スワンソン主演の『舞姫ザザ』(’23米)。昔のスターってホント顔でかい。山本富士子や吉永小百合に似た違和感。ザザや本妻の召使いの方がずっと今風美人。途中から消えてガックシ。芦川いづみっぽかった。60年代頃まで女優は広大な顔面が要求されたのか。以降どんどん干し柿並みにしぼんで来たが、長澤まさみは復古調。またジーンズの裾のように巨大化? 高崎線で『蝶の幻想』(小泉八雲・築地書館)読了。なかなか。「書泉グランデ」に1冊だけ残ってた、ボロボロの『昭和の不思議101』に。今回は再録が比較的少なそう。高鳥都の後藤秀司監督インタビューから。笠原和夫っぽい人物だね(2枚目)。「塀の中のブルース」は後回しにして、藤木TDCの本間優二他の記事を読んでたら、もう上信線の最寄り駅。『キネマ旬報』よりよっぽど読みでが。

9月26日…「シネマテークたかさき」に朝9時半過ぎに予約電話をするが、『由宇子の天秤』既に満席と(昨日から日に2度上映)。「109シネマズ高崎」の『ワイルドスピード』最新作に変更。カーチェイス、格闘、爆発の繰り返し。最初から配分時間が決められてるのだな。年に数本しか映画を観ない客は、こういう作風に満足感を得るのだろう。前の『マッドマックス』を都会に移した設定。ただ家族の絆を訴える映画が、どれも脚本の矛盾点隠ぺいにそれを活用する例に漏れず。車が宇宙に行こうがバンジージャンプしようが別にいいが、暴走車が何家族の絆を破壊したのか少しは弁明を。ジョン・フランケン・ハイマー監督の『RONIN』では、流れ弾でむこの人々が何人も倒れ、大いに納得を。野暮とか何とかじゃなく、客がそう疑問を抱いたら負け。

9月25日…皮膚科待合室で『平林初之輔 佐々木俊郎』(光文社文庫)。7割方は読んでいた。 佐々木の「機関車」は暗いが爽快感が(小林多喜二タッチ)。帯状疱疹の調子がイマイチ。明日の堤防の草刈りは休もう(体力消耗厳禁)。でも高崎へ映画見物には行きたい。

9月24日…「古書会館」の会場売り、久々なのに大して混んでない。時間が遅かったせいか(12時前)。一応コミガレにも。アリバイ的に継続中。神保町ガイド類で紹介されてるので、嫌々やってるの?(推測)。「嵯峨谷」はすっかり客が戻った(でも外人お姉さんの日本語は全然進歩せず。多分当人は流暢と思い込んで努力放棄)。最近はもっぱら550円の特盛り。ワンカップを復活してくれ。グラスの底にチョロリの日本酒は、値段の割に悪辣過ぎる。志ん生の落語が流れなくなったのはナイス措置。

 帰りの高崎線で『姫君を喰う話』(宇能鴻一郎・新潮文庫)読了。終始、額縁入りの春川ナミオの絵が飾られた部屋で読んでた気分。いいが詳細なエロ描写部分は斜め読み。他の人の本でも最近は。もういいよ。「西洋祈りの女」での仔鰻の描写が生々しく興味深かった。65年前後、俺は裏の丹生川で鰻取りをした最後の世代。主に置き針でだった。前日夕方仕掛けた針を(2~3メートルの太紐の両側に重石を結ぶ。間に4~5本の針を細糸でセット。餌はぎのしゅうと呼ばれたドジョウの一種)、釘を打った竹ざおで掻いて持ち上げようとすると、かかってる場合逆方向にグイグイ引っ張られる。あの日の雑草の臭いと興奮が甦った(浅い流れでは竹ざおは無用。流れの上から鰻の白い腹が妖艶に動く姿が見え隠れ)。仔鰻も60年前後には見掛けた。地元じゃ”めんめ”ないし”とうすう”と呼んだ。

9月23日…「嫌われ者の記」第278回をコツコツ。業務縮小に伴い、最近は登場漫画家が常に同じ。退屈だから得意の昔話の中で、無理矢理懐かしの漫画家を引っ張り出している。しかし今の読者からは更に嫌われるかも。一層若い連中は一切シカトするかな(既にそうなってる気も…)。

 日本を舞台にしたハリウッド映画が、日本でロケ出来ないのは大昔から(邦画が韓国の足元にも及ばなくなった要因の一つ)。『ブラック・レイン』もホントの大阪なんてチョッピリ。馬鹿げた警察の妨害で早々にアクション場面の撮影は諦めたと、当時『キネマ旬報』で。撮影隊が乗り込めば地元も潤うが、道路使用許可を利権化してる裏金警察が執念深く横やりを(ゴロツキヤクザ以下)。一方で地元公共団体が道路で市を開くと、しっかり金を徴収(富岡市で実体験)。俺たちの縄張りで仕事したけりゃ、寺銭を払えと言う次第(訪れた撮影関係者に、警察の外郭団体に寄付でも頂ければと、ド腐れ根性を披露した可能性は大)。ロシアのような準独裁国家でさえ、デモは道一杯に広がって行進。日本じゃ道路の4分の1。しかもパトカーが先導。”警察管理下の与えられた表現の自由”だが、記者クラブコジキマスコミはともかく、デモ主催者も疑問に感じてないらしいのが不思議(最近デモに行かない理由)。だからレイプマンの強い味方が警察庁長官になっても少しも驚かない。

9月22日…毎号楽しみな『北方ジャーナル』がアマゾンで買えないと女房。「?」中旬には必ず出てたのに。今日は晴天で問題なかったが、天気悪いと出品商品のクリアな写真が撮れない。傘みたいな照明器具でも買うか。どういうのがいいかが問題。知識が皆無。昔は詳しそうな人々とも付き合いがあったが…。付近の雉の鳴き声が最近耳に入らない。土地改良工事現場で働く土方諸君の、焼酎のつまみになってなければいいが。

 堀内恭編集長から届いてた入谷コピー文庫最新刊、”異論・反論・与論島シリーズ”の『お老化』をやっと。林哲夫、武藤良子、山川直人、宮本貢他と、俺以外はなかなかの豪華執筆陣(後半はダレる。←エロ漫画誌の台割と同じ)。堀内さん、相変わらず体調が良くなさそうで心配。でも複数の病気持ちって案外しぶといから。帯状疱疹、一向に改善の気配が無い。1週間で6000円以上した薬、もう1週間分出してもらうしかないのか。

9月21日…書き忘れてたが、昨日2時過ぎ高崎駅西口、イオン前の歩道でれいわ新選組の候補が演説を(地方区か比例区化は不明)。下から後姿を見ただけだが、誰も足を止めない。去年だか一昨年、同じ場所に山本太郎が立った際は数百人の大聴衆が。太郎は自分の支持層が、創価学会、革マル、日本第一党と同じ頭の構造してるはずと、人々を侮ったのだろう。昨日の候補の孤独は、ある意味人々の健全さの証でもある。復活を期すなら、自らアベかスガの選挙区に立つしかない。

 夕方「シネマヴェーラ渋谷」で『スージーの真心』。リリアン・ギッシュ人気で40人強の入り。なるほど。ロリマニアの心をくすぐる魅力も(俺はどちらかと言えば熟女派)。グリフィス監督作品は、検閲に際して内務省にもそう切られなかったのでは。忠君愛国思想と基本面で共鳴してるし。高台からのくどい演説は他作品にも見られる顕著な欠点だが、女性が今観ると相当反発するだろう。全然似てないのに、リリアン・ギッシュが時々田中絹代(戦前)とイメージが重複。演出者の世界観&女性観が画面から過剰に溢れる瞬間だ。『由宇子の天秤』が大当たりしてるらしく、1階ロビーにまで人々が溢れていた。

9月20日…先週17日金曜日、「シネマヴェーラ渋谷」の『ダウンヒル』は珍しくガラガラ。ヒッチコックとは思えない、長いだけの凡作のせいだろう(撮影には工夫が)。サイレント映画特集は普段より入りが悪い。一方「シネマテークたかさき」。どの番組も近頃は比較的安定。前は俺1人だけや2~3人の回がしばしば。今日の凡百の反ナチ映画『アウシュヴィッツ・レポート』も20人以上。配給業者が愚作も含めて、次々に同傾向作を買う理由が分かる。終幕の各種人種差別の声を拾った字幕もわざとらしい。俺はイスラエルが中東で今かく蛮行を繰り返してるゆえの、過去を借りた弁明映画と認識しつつ見物(理屈っぽい爺さんだ)。続けて『Summer of 85』(2本立てじゃないよ)。常に60~70点級の映画を撮るフラン・オゾン監督だが、10人ジャストと館側が期待した程ではない感じ(上映回数から判断)。帰りの上信線で『余は如何にして文士となりしか』(橘外男・幻戯書房)。高崎中学(今の高崎高校)を放校になった主人公が、沼田中学らしき所で再び騒動を起こす下りから始まる。臨場感あり過ぎだ。この夏は「シネマヴェーラ渋谷」帰りに、中年風ポッチャリ腹のヘソ出し姉チャンを初めて。アパート暮らしなのかな。

9月19日…自宅仕事の合間に『表象詩人』(松本清張・光文社文庫)。なかなか。オイスターに電話。近くようやくワクチン2回目と(関西)。同じ40代のいトうと違い、忌避派ではない。そういや真弓大介もする気なしと。遠隔地在住(青森)なので問題ないが、いとうは文京区住まい。ブツブツ。みやわき心太郎、いやレイプマン記者の守護神・中村格が警察庁長官で、アベの元秘書官大石吉彦が警視総監と。山口組と稲川会の組長が警察のトップを支配するに等しい。すっかり戦時下の東條英機の特高政治の復活。それでも共産党の山添議員への嫌がらせ書類送検を、何の背景説明も無しに報道する『東京新聞』他。東條時代と違い今は懲罰徴兵は無い。ただただ銭だけのために口をつぐむ、新聞貴族労連組合員自称記者。ここら『言論統制というビジネス』(里見修・新潮選書)に詳しい。昔はミンコロ(民青)嫌いだったが、今度の選挙の比例はやっぱり共産党だな。

9月18日…毒虫にでもやられたか、左横っ腹がお岩さんの額状に(蚊やダニに刺されやすい脂性体質)。湿疹で通ってる皮膚科に行くと、「虫刺されなんかじゃなく帯状疱疹です!」とキッパリ。小学生時代はとびひ。中高生時代はニキビ。中年になると湿疹。爺さんになるやコレ。永遠の皮膚病人生だ。診断を待つ間に『言論統制というビジネス』(里見修・新潮選書)。凄くいい本だ。今また更に堕落している、”大マスコミ思想戦戦士”の恥ずべき歴史を、クールかつ鋭く。記者クラブが当初は個人加盟で自治的機能を持ち、団結して仲間を助けた時代もあったと初めて。日中戦争下に会社加盟、人数制限他を強制され、結局は今もそれを踏襲(銭のために)。被害者顔した連中の憐れな実相を生々しく。次は”日本の人民日報”、NHKをお願い。元朝日記者渡辺延志の、先輩ヨイショド腐れちくま新書『関東大震災~』とは大違い。著者も時事通信で記者やってた時代も。なのに悪臭は一切ない。

9月16日…「高崎総合医療センター」での定期健診後(3カ月に1度)、10時半前「シネマテークたかさき」へ。”12時30分からの『パンケーキを毒見する』は満席です”との掲示。半分の30席程度稼働とはいえ、平日なのに凄い。12時頃『ヴェルヴィル・ランデブー』終了。ロビーはおばさんでごった返す。C級愚作ドキュメンタリーだが、もう勢いは止まらないムード。おばさんが群れて来館してくれれば、興行的には絶対必勝の構図(新日本婦人の会風の人は少なかった)。『ヴェルヴィル~』? 生理的に全然駄目(キャラのデフォルメがいちいち気持ち悪い)。『神々のたそがれ』に心ときめく、アレクセイ・ゲルマン好きには堪らないかも。監督やスタッフは充実した気分で仕事してるのがヒシヒシと伝播。無論『アーヤと魔女』と比べちゃ失礼なレベルだが、個人的には「勝手にやってくれ!」。作る側の満足感が前に出た創作物を、俺は基本的に評価しない(稚拙)。

 行き帰りの上信線で『酒と戦後派』(埴谷雄高・講談社文芸文庫)。『噂の真相』マニア必読の1冊を、6年間も放置してたとは…。猛省。後半未読の『死霊』を、通して読まねばとの老人性意欲がモリモリモリ。少なくともプルーストよりはマシな予感。    
 

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