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下々の者へ(その971)

 投稿者:塩の字  投稿日:2009年10月24日(土)11時29分19秒
  通報 編集済
   昨夜も連日朝っぱらから、うな丼の大盛り(中国産)を喰らってるという噂の初老色魔・キネマ原人が、「フィルムセンター」で大原麗子似の美女に毒牙をじゃなかった、夕べは「神保町シアター」での『喜劇 急行列車』(監督・瀬川昌治・’67東映東京)だった。主演・渥美清なるも、つくづく山田洋次は偉いと実感させられる凡作。脚本・演出・音楽と3拍子揃ってスカ。三原葉子、西村晃、小沢昭一、歌奴は何のために出演してたのか?(銭のためさ!)。

 唯一の見所が、我らポスト団塊世代の隠れ人気オナペットだった、桑原幸子の列車内出産シーン。当然、苦痛に耐えるその表情は“悶え顔”にしか見えず、当時の俺なら確実に3回は抜いた。この人、どっかの編集だかフリーの物書きと結婚したんじゃ?珍しい例だったので、うっすらと記憶が。“ユッコ”ともファンに呼ばれていたような。富岡高校のセンズリ仲間が気安く、まるで自分の彼女のように口に。で、『挽歌』の原作者、原田康子がまだ生きてたなんて、全然知らなかった。秋吉久美子版も上映してくれ「神保町シアター」。

 特につまらなくはないが、どういう思惑で出されたのか不明な新書が2冊、とカマトト振る。実は思惑は明白。忘れられがちになった2人の作家、復権ヘの熱意。が、昔からの信者が伝統のお経を唱えただけじゃ、新たな入信者は獲得出来ない。欠点にも目をふさがない、研究者としての度量をもっと示してくれ。

 『大佛次郎の「大東亜戦争」』(小川和也・講談社現代新書)→大佛の人生はまるで“人間朝日新聞”。大切にされたのもわかる。こんな作家、別に忘れ去られても構わない。『戦後日本、中野重治という良心』(竹内栄美子・平凡社新書)→書名だけでまともな人は買わないだろうが、その直感は正しい。文章はつっかえつっかえだし、中野の“素晴らしさ”がちっとも伝わらない。元々俺が中野嫌いなせいもあるが、志賀直哉への拘泥など示されると、「あ〜嫌ってて良かった!」とますます距離感。多分、常に実直で前向きな所と(実体は不明)、ユーモアの無さが嫌なんだな。例えば同じ右翼でも、カリスマ・野村秋介が嫌いで(被写体センスは特に)、鈴木邦男に好感を抱くのと通じるのかも。

 大学の先生の書く本て、学問商売上の熱意しか感じられないモノが多い。封印しようのない、自分のエゴイズムや偏見を露骨に出すと、稼業に差しつかえる?その点、言動面に限れば、我らの金沢大学教授様で、“気鋭の政治思想家”である仲正昌樹は立派。終始絶対無謬の俺様大爆発中。フレーフレー!マ★サ★キ★!!

 「池田大作より他に神はなし」の第5回目、アップに(25日)。今回から文章だけでなく、画像データの添付も自分でやったので感慨深い。でも池田師匠、本当に青年時代はハンサムだった(弟子の率直な客観的評価)。少なくもヒトラーやスターリン、天皇裕仁や毛沢東など足元にも及ばない。あえて同格の人物を物色すれば、かのナポレオンという事に。偉大な人物と同時代に生きる幸福を、心から噛み締めたい我ら(つい口調が未だに『聖教新聞』風に)。

 「塩山業界無駄話」、第14回目をカリカリ。
 
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