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下々の者へ(その1445)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2018年 1月 9日(火)13時24分31秒
編集済
  1月17日…『MateL』20号のいトうのネーム指定。男女入れ替わりネタ。絶叫場面の書体(フォント)は男女により変えてるが、今回はどうするかでしばし悩む。結局は絵面に合わせる事に。でも何となく変…。「古書かんたんむ」、1月前半の利益3750円。12月後半に引き続き5000円台割れ。12月前半の1万円が夢のよう。どういう世界なんだか。

1月16日…夜、地元公民館で富岡市役所土地改良課の説明会。地権者が30人前後。本工事に入る前の遺跡調査に協力して欲しいと。発言。「塩山芳明です。現在の計画には絶対反対です。土地改良でいい思いをする人たちが、何の利益も得ない人の前に道路を通そうとする、超身勝手な計画だからです。それに4ヵ所も田畑が対象になる俺んちを推進協議会委員から排除したり、事前相談も一切無し。そんなデタラメ計画を押し付けるのは言語道断。遺跡調査は道路部分とは関係ないけど、そういうふざけた相手に協力するつもりは毛頭ない」改良課職員はシドロモドロで意味不明。

 その他調査地域で農作業はどの程度出来るのかと、農家から質問が出るが、3人の改良課職員はほとんど具体的返事が出来ない。農家よりもこの工事を受注してる、現岩井賢太郎富岡市長の親族企業、岩井建設の作業日程しか頭に無い感じ。「君らは岩井建設の職員かね?」と質問しようとしたが、不動産価値が上昇する土地改良事業で、騒音・排気ガス・雨水らを伴う道路(負の施設)のみは、無関係な人に押し付けようとする、一部村民のように自らが堕する気がしたので止める。

 岩井賢太郎君は、数多い”血税ドブ捨てトンデモローカル映画の金字塔”と噂される、『紅い襷~富岡製糸場物語~』の製作総指揮者をも自称。悪銭かも知れないが、一応は自らが集めた金でプロデュ-スした、大映の永田雅一がそう名乗るのは一向に構わない。しかし今年行われる市長選挙向け事前運動映画を、しかも俺たちの税金で外注製作させたてだけの岩井君が、製作総指揮者を名乗るのは高層ビル工事現場の一出稼ぎ土方が、設計者を名乗るに等しい詐欺的言辞だ。

1月13日…週末はめったに上京しないが、副業(本業?)を早々に片付けて午後から「新文芸坐」へ。めったに上映されない『100発100中』(’65東宝)&『同 黄金の眼』(’68同)じゃ仕方ない。前者、スクリーンで観るのは53年振りと思うが、素晴らしい出来で満足。公開時は富岡製糸場のそばにあった、「富岡宝映」で(男色野郎が徘徊する問題の小屋)。併映は倍賞千恵子主演の『さよならはダンスの後に』(’65松竹)。後者終了後に小汚いトイレに行ったら、中学生らしい2人がおしゃべり。「何てつまんねえ映画なんだんべ」「ホントだいなあ。目的はこっちじゃねえからしょうがねえだんべや」「浜美枝が早く見てえよう」「お…俺もなんさあ」オナニーも知らない小学5年だった俺も、2人とまったくの同意見。直後に浜美枝のビキニ姿に、小年生は完全にノックアウト(ブリーフの股間ベタベタ)。お陰で内容の記憶はほとんどなかったが、ここまで後味がいい一作だったとは。キビキビした編集で今観ても新鮮(脚本に参加してる岡本喜八タッチ)。浜美枝、肩の肉が元バスガイドにしてはモリモリ(そこも魅力か?)。誰もが『ルパン三世』を連想する息の合うコンビに、終了後に大きな拍手をしたくなった(しなかったが)。

 小谷野敦の本によれば(題名失念)、浜美枝は水上勉やその息子とも愛情を育んだと。この頃はまさか親父とだけだろう。てな邪念も映画の薬味にして楽しんだ。布施明の主題歌も悪くないが、後年ほどはまだ上手じゃない。

1月12日…ところで『怪人二十面相・青銅の魔人』(江戸川乱歩・岩波文庫)、少年探偵団の外郭団体とでも言うか、上野公園の浮浪児からなる”チンピラ別働隊”への差別描写が半端じゃない。正式団員(金持ちの子で構成)と違い、殺されてもいいみたいな下りまで。あんまりじゃん!そこらを敏感に嗅ぎ取ってる佐野史郎の解説は鋭い(苦しい弁護オンリーのもう1本の解説担当、吉田司雄は最低野郎)。既に名士で種々の性癖にも寛容だった乱歩も、美形ではない浮浪児共は大嫌いで、ポロリ本音が出たって事だろう。いいじゃんねえ別に。神様じゃねんだから誰にも欠点はあるよ。弱点を無理に糊塗しようとする、ケツの穴の小さい研究者他の神経が分からない(米びつへの買い被り)。寺山修司が覗き屋でも、乱歩が不潔非美形少年が嫌いでも、その業績はまったく不動なんだし。

1月11日…西荻窪の「盛林堂」経由での出勤。12月、何とか1万円台に達した。その下らなさを満喫する心の余裕を持つ小野店長と、耐えられない次元と怒る俺との間で、『キングスマン:ゴールデンサークル』について約30分カンカンガクガク。話に夢中になり過ぎて、売り上げスリップ他を忘れて来る。先々月みたいに、売り上げ金を置いて来るよりマシだが…。毎回何かを忘れるボケ老人。でも『キングス~』、英国映画とハリウッド映画の駄目な部分をミックスした、本当に退屈な映画(しかも約140分!)。良く知らん監督だが、外れまくってる脳天気振り&映画的教養の無さは三池崇史っぽい。

 夜、「新文芸坐」で『狙撃』と『豹は走った』。前者、何度見物しても退屈。後者、初見だったが評判通りの秀作。誠実さ過剰の堀川弘通監督にはないフェチズムを、この頃の西川潔監督にはビンビン。ニュープリントでFCの大画面で再見したい。脱ぎ役で日活ロマンポルノ以前の二条朱美が。いつ見てもカッコいいオッパイ。売りの脇毛は確認出来ず。「神楽坂牛込文化」であった”二条朱美ロマンポルノ特集”に行ったら、梁をネズミが闊歩してたのをふと。休憩時間に『怪人二十面相・青銅の魔人』(江戸川乱歩・岩波文庫)。推理能力ゼロの俺だが、子供向けだとかなり分かる。ガラガラの入り。70年代のアクション映画はどこでやってもこう。当時を懐かしむ層以外の人々には、各作品に溢れる”怒り”がうっとうしいのかも。懲りずにこの種の映画を特集する、「新文芸坐」や「シネマヴェーラ渋谷」は偉い。

1月9日…新しくなった富岡市役所の2階、土地改良課経由での出勤。俺名義の田畑が4ヵ所引っ掛かってる地元の土地改良事業(推進協議会会長・磯貝香津夫)、異常な秘密主義と言わざるを得ない。担当職員3人から約45分の丁寧な説明を受けた。無論一部に俺の誤解もあったが…。先はう~んと長いな。なぜか俺は推進協議会の委員ではない。もっと対象田畑が少ない人が多数委員なのに。役人に楯突くような人物は、地権者でも事前に暗黙の排除をしたのだ(一種の村八分扱い。行政の露骨な差別選別行為)。選ばれた基準もまったく不明瞭。自民党の二階幹事長が牛耳る、土建屋向け巨大利権組織の末端らしい対応ではあるが。要するに俺に一切の協力をしなくていいと、行政自身が宣言を。分かったよ~ん。早く来い来い強制執行。

 富岡駅から乗った上信線内で久々に松下竜一を。『久さん伝 あるアナキストの生涯』(講談社)。1ページ目から和田久太郎が勃起しながら踊ってる。シャチハタ左翼ブンカ人の鎌田慧あたりには、生涯書けないワイルドな文章だ。大杉栄虐殺の司令塔と目された、福田雅太郎陸軍大将銃殺に失敗した人物だが、彼の接見禁止処分は3カ月で解除されている。未だに釈放どころかその処分が継続中の籠池夫妻。日本の司法・刑事制度が中世並なのは世界的に有名だが(世界んがビックリ代用監獄!)、民主主義国家でありながら、実は欽定憲法時代よりも警察・検察・裁判女が腐ってる事の証明だ。松下竜一は全然古びてないと改めて。

1月8日…「シネマテークたかさき」で『リアリティのダンス』。観客約20名。数日前に観た『エンドレス・ポエトリー』は10人位しか入ってなかったが、出来はあっちの方が上。本作、父親が独裁者の馬係になる下りが長過ぎてだれる。ただこの人の”下世話なフェリーニ感覚”、モロ趣味だ。

 帰りの上信電車で『キネマ旬報』最新号を。「映画を見ればわかること」の川本三郎、『否定と肯定』の粗筋をカンペキに説明しまくり。坪内祐三の過剰な引用僻に比べれば、少し罪は軽いような気もするが、いくら専門誌でもやり過ぎ(無能な担当編集者。単行本を他社に持ち去られないための忖度?)。その川本と対談してる渡部幻とかいう未知のオッサン、盛んに自らの”不良映画少年時代”を自慢げにペラペラペラ。小谷野敦が一時盛んに馬鹿にしてた(確か新書も1冊)、”昔俺は悪(ワル)だった”と自己陶酔気味に吹聴する糞馬鹿の、映画版らしい。東京生まれの東京育ちとは思えないド百姓振りがス・テ・キ。八方美人振りだけが売りの、山根貞男の連載もいつ終わるの? 長期連載でも双葉十三郎みたいな面白さ、有り難みはゼロ(ピンク映画評の切通理作もな)。

 粗筋の過剰説明は、佐藤忠男、町山智浩も有名。ただ佐藤の場合は未公開の途上国映画を紹介する場合も多いので、必然性も。川本&町山は単なる行数稼ぎ。編集者不在の時代を痛感。小林信彦や森卓也の後継者的な映画評論家って、結局柳下毅一郎以外には見当たらないな(一見ゲテだがこの人は正統派だろう)。
 
 

どもども

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2017年12月28日(木)14時55分26秒
  塩山さん、Mate届いています。下仁田ネギもありがとうございました。例によってアシスタントにも配りましたが、ウチはネギ好きばっかりなので、とても喜んでました。いや、肉厚で甘いですね。塩焼きでも堪能しました。
「羊の木」の告知も恐縮です。大ヒットするとは思いませんが、中ヒットぐらいを狙ってます。
今年ももうおしまいですね。お互い先の見通しは立ちませんが、来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年を。
 

不安

 投稿者:さむ~い  投稿日:2017年12月20日(水)10時40分15秒
  すいません、上京したら一度行ってみたい映画館で
ラピュタ阿佐ヶ谷って「往年の女優シリーズ」とかやってるんですけど
何かトップがヤバそうな人なんですか?
 

下々の者へ(その1444)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2017年12月18日(月)13時28分33秒
編集済
  1月5日…神保町、ほとんどの店が営業開始。ただ去年の残りでどこもやっとさ店頭や棚を埋めてる感じ。一応開いてたコミガレも、棚スカスカでとても買えない。「書泉グランデ」地下のカレンダー類も定価のまんま。死んだ深水三章は『羊の木』が遺作とか。同じく亡くなった真屋順子を、『日刊ゲンダイ』が”昭和を代表す女優のひとり”とスーパー過剰表現(単なる地味な中堅女優の1人)。親戚でも編集部に? そうじゃないのなら死ねよ書いた奴。

1月4日…「古書かんたんむ」へ集金&補充に。12月後半の純益は2950円と幼児の小遣いレベルに再び。今日からの営業だが、珍しい事に若い女性客が2~3人。10冊くらい抱えてる頼もしいお嬢さんも。”活字女子時代”が訪れてもいいような気がするが、古本の悪臭を伴う不潔さは、その夢を永遠の幻に終わらせるのだ。「ブンケン・ロック・サイド」で文庫本を4~5冊。ゴスお姉様に、「今年もよろしく!」と丁寧な年始の挨拶をされたので、店頭108円ドブ客の勝手な総代として、「こちらこそ!」と応じさせていただく。ヴィンテージ系書店以外はまだ9割がお休み。

 夜、「新文芸坐」で『コンボイ』。公開当時からメタクソ悪評映画だったが、確かに。2~3度うつらうつら。久々に「古書往来座」でも冷やかすべきだったか。休憩時間の”パチンコ屋式ディスクジョッキー”が、以前ほどはうるさくなくなった。もっと削るんだな。

1月3日…今年の1本目は「シネマテークたかさき」での『ノクターナル・アニマルズ』。観客7名。筋、演出、主要役者の演技、撮影共に、「ダイソー」が出資したような安っぽさ一杯の108円クラス映画。ただ演出のトム・フォードは、世紀の芸術映画を撮ってる気分らしい。観る前に「ブックオフ」大類店に行ったら、地獄の混雑。中古衣類他のコーナーより、本&DVD売り場の方が混雑して凄い列(ここ、両者のレジが異なる)。貧乏人、正月だけは読書かい?

12月28日…昨夜の「東京中華街」(池袋北口)のわめぞの忘年会で、最近太って顔面が肉まんじゅう化してる武藤良子から、「塩爺、最近丸くなり過ぎてるぞ。もっと強烈な悪口を吐けよこの野郎!」と一喝される。この糞アマの言う事をいちいち聞いてちゃ、命が幾つあっても足りねえよ。「いがらしみきおさんも大物なのに、本当に腰が低いよな」とも。オメーに比べりゃ誰だって謙虚に見えるよ。去年よりやや参加者が少なかったか。石丸元章の、”作家を名乗る上での5つの条件”にも大いに笑わせてもらったが、これは次回の「嫌われ者の記」に。ケンカもせずに無事に帰社。

12月27日…今夜はわめぞの忘年会。7時30分開始と言うから、前回のように群馬には帰れない。去年は東京駅新幹線ホームで、列に割り込んだ新潟県人らしき連中と大モメに。多勢に無勢で老いぼれは仕方なくホコを収めたが、連中の一部が俺のすぐ前の席に。高崎まで不安で落ち着かない事おびただしい風情で、同情を禁じ得なかった(嘘)。今年は静かに飲んで静かに帰って来よう。

12月25日…『流線形の考古学』(原克・講談社学術文庫)、分かりやすくて明快な文章、更に豊富な図録が楽しい冴えてる1冊。文章がつまり過ぎじゃと心配したが(行間が狭い)、面白ければ案外気にならないもの。『歪んだ複写』(松本清張・新潮文庫)と併読中。後者、税務署員の堕落を暴露した内容。まさか公金横領の手助けをした暗愚総理大臣を嘘で守ったチンピラ役人が、国税庁のトップに就任、記者会見も開けず逃げ回る時代が訪れようとは、さすがの清張も予想しなかったろう。

12月24日…「シネマテークたかさき」、午後3時30分からの『婚約者の友人』。観客30人強と好調な入り。出来も良かった。エルンスト・ルビッチのオリジナル版を、「シネマヴェーラ渋谷」で少し前に観たばかり。駄作だと嫌だなとの思いは杞憂に終わった。不満はフランソワ・オゾン監督得意の、ハードな濡れ場が無かった点か。終始自分勝手なだけだった男に叩きのめされた主人公は(「結婚式に出席を」の台詞には吹き出した)、街娼同然の生活をしながら、故郷の老夫婦の死を待つのだろうと推測。配給の角川映画は、本作をチラシ他で高級ミステリ-映画として宣伝。馬っ鹿じゃなかろうか。せめて”ミステリー反戦映画”、ないし”反戦ミステリー”くらいの売り方をしろよ。ルビッチ&オゾン両監督に無礼だろう。由緒ある大映の歴史やブランドを平気で踏みにじったり、この会社の幹部は人として一番大切な何かを欠いている。

12月22日…来年売りの『黄金のソナタ』(スカ系アンソロ本)用の、いトうのネーム指定後、神保町方面の散策予定。昼飯は最近行ってない「三好弥」のカツ丼にでも。あそこはみそ汁もいい味だし。ただ取ってる新聞が「富岡総合病院」同様に、『ナベツネ新聞』てのが弱点。味覚と思想信条は別物件だが、どうもねえ。その先の「たいよう軒」は『毎日新聞』。道路を渡った左手の「神田コーヒー」は日経&産経。事務所裏手の「珈琲貴族」は『朝日新聞』。ここは『日刊ゲンダイ』も良く見る。「秀栄」は昔、『聖教新聞』があったような記憶があるが、最近は女性週刊誌や少年漫画誌しか見ない。

 「古書かんたんむ」へ。前半は珍しく1万円の利益が出たが、後半は再び生き地獄状態。何たって17歳じゃなく、何たって6日間で売り上げ2250円(………)。つまり文庫本1冊チョイ。棚代5000円には多分なるだろうが…(願望を込めて)。オイスター&カワディMAXにメールを。両名共に長い間顔を見ていない。特に前者とは10年くらい前に1度顔を遭わせたのみ。カワディは三信ビル時代は時々顔を見せたのだが。いずれも敢えて眺めたい面ではないが、俺同様に歳を取ったろうな。

12月21日…2カ月振りくらいで、「シネマヴェーラ渋谷」へ朝一番で(地元上信線駅8時25分発)。『湖愁』&『続・こまつなんきん お香の巻』。前者、予想通りひどい代物だったが、松島アキラファンとしてはまあ満足。だが田村高広、本当につまらない役者だったと改めて(実は全田村兄弟なのだが一…)。浜田光夫はちゃんとスター女優の引き立て役を果たしていたが、高広がそれを実現したのは”兵隊やくざシリーズ”のみ(同性の勝新相手)。女優に対しては結局引き立ても出来ない水準。雪の中で嵯峨三智子をおぶった際の、ドチビの惨めさと言ったら…(肺病病みのいたちが、牝馬を背中に乗せてる感あり)。一方後者、予想外に面白かった。酒井達雄監督の演出に隙は無い。しかもエロフェミニズム映画にちゃんと。

 福岡県在住エロ漫画家のおかRA嬢(おばさん?)に、生活保護申請失敗談を詳しく電話で。面白いのでこのネタは次回の「嫌われ者の記」に。さてどうしたのかな朝比奈まこと?(3日前の「漫画屋無駄話参照」)。

12月20日…わざわざ上京するのに、あんな映画館ならぬ”テレビ館”に行く必要はない(画面サイズはネズミ、いやゴキブリの額レベル)。「新文芸坐」「神保町シアター」「早稲田松竹」「シネマヴェーラ渋谷」「フィルムセンター」と、いくらでも立派な映画館はある。「ラピュタ~」、チラシやポスターのデザインセンスは抜群だが、他館のラックでも自由に入手出来るし。ボスの才谷遼は、アベ”暗愚”シンゾー総理&同”アバズレ”昭恵夫婦同様、刑務所の壁の外に居るのが謎と言われて久しい。ただ祖父以来の米国のスパイの血脈と世襲権力や、幼児無差別殺戮企業森永財閥の、血まみれの金でそれをなしてるハレンチコンビと異なり、徒手空拳で現在の汚名を長く維持している才谷は、ある意味で”偉人”なのかも知れない。

 入手過程苦労自慢・蔵書維持苦労自慢(金・空間・対女房)・教養披瀝自慢。古本に関する本は基本的にこれの繰り返し。当然、最近は馬鹿らしいので全然読まなくなっていた。『怪書探訪』(古書山たかし・東洋経済)は、「ブックオフ」門前仲町店で定価の3割位で。いつも108円本だけじゃカッコ悪いので、つい見栄買い。最初の70~80ページは割りと快調。「ひょっとして…」と一瞬買い被ったが、100P過ぎる辺りで黄金の退屈パターンへ。後はサッと斜め読み。新田次郎や井上靖クラスを大作家呼ばわりするセンスにも、自らを匿名にしながら『会社四季報』に掲載されてる企業勤務と、下手に自慢する神経同様に不愉快千万馬鹿丸出し。他にも毒づきたい箇所は多かったが、どうやら「盛林堂」の優良顧客らしい。小野店長に貸し棚から追放されても困るので、口にチャック。どうでもいいがな。

12月19日…上信線の馬庭駅の辺で、『年末の一日・浅草公園』(芥川竜之介・岩波文庫)読了。午前中の健康診断の憂鬱さが更に深まるような内容だが、今もファンが多いのは理解出来る。理解出来なかったのは石割透の解説。”関東大震災後には朝鮮人の暴動に関する流言が大きな社会問題になるなど…”(200P)とあるが、問題になったのは流言ではなく、それに伴う罪なき人々への大量虐殺行為自体だろう(大杉栄他の日本人も含む)。数行後で芥川が、「桃太郎」を侵略者とする視点を打ち出した等のフォローで逃げを打つなど、石割君は時流に敏感に媚を売る、実に姑息で計算高い忖度クズ野郎。なら最初から触れるなよ、したり顔で。

 夜、イマジカでの角川映画主催の上映会で、『色の道教えます』(監督・加戸敏・’61大映)「………」FCにチェコ映画観に行くんだったな。有名なイマジカの立派な建物と、犬塚稔もこんな下らない脚本書くのが分かったのは収穫。この街、「五反田東映シネマ」閉館以来かと思ったが、「ブックオフ」に10年くらい前に1~2度来てる。

12月18日…「古書かんたんむ」の”嫌記棚”への補充&集金。12月上旬は10050円の黒字。11月後半の約10倍。出足が悪いので後半はまたそうなる可能性が。天気がくずれそうだし。

12月17日…「シネマテークたかさき」1階のスクリーンで(58席)、午前10時30分からドキュメントを3本連続で(間の休憩は10分程度)。『圧殺の森』(観客約20名。伝説的な作品だが、正直な所さほでは。当時の各大学自治会や映研がカンパしてるらしくて、最後の字幕に団体名一覧が。明大夜間部中央自治会、学苑会の名前が懐かしかった)。『三里塚のイカロス』(同約30名。138分あったが、長く感じなかった。一番充実。カッコいいサックスは坂田明か? まだ川口の芝園団地で犬の散歩を?)。『三里塚に生きる』(同25名。めそめそしてて一番だらけてた。かつ踏ん切りの悪い編集。40分は楽に切れる)。無論中高年が多かったが(俺同様に3本通して観てた人も)、女性が多いのに驚く。『圧殺の森』が古びて感じるのは、女性を点景としか扱ってないせいも大きい。
 

忘年会

 投稿者:たいくつ  投稿日:2017年12月13日(水)01時16分31秒
  忘年会の時期です。数日前にメールしたのでご確認ください。
(届いているか不安なのでいちおうここにも)
 

下々の者へ(その1413)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2017年12月 4日(月)12時54分15秒
編集済
  12月15日…事務所泊まりの翌日は、日々時間に追われてる毎日と違い、ゆっくりと各種本屋&映画館が回れるので心に余裕が。街の隅々までが視界に入るようだと言ってはオーバーか。コミガレ、店側の手抜きのせいか最近客が少ない。男が相田みつおの本を買ってる若いカップルが。どういうセックスをしているのか心配に(”しあわせはいつもじぶんのこころがきめる”と叫びながらの騎上位、あるいはバック責め?)。

 また昼間のFCにと思ったが我慢。日曜日には「シネマテークたかさき」で3本立てドキュメントを観る予定だし(各別料金)。凄いよ。『圧殺の森』『三里塚のイカロス』『三里塚に生きる』と来た。1週間限定上映だが、特に『圧殺の森』を上映するのは偉い。何せ舞台が高崎経済大学(中核派のかつての拠点大学で、渋谷暴動にも大量動員を)。同館、市営の「高崎電気館」にも協力を。高崎映画祭では昔から市と関係が。嫌がらせもあったのではと俺は推測。同館の女性総支配人、『東京新聞』群馬版の連載コラムは退屈至極だが、やや見直す。ちなみに同世代は何回かは三里塚現地に行ってる者が多いが、小心者の俺は1度も(おっかねんだも~ん!)。映画でこの歳で初参加予定。

12月14日…今月の本業はほぼ終了。自宅仕事に集中しても良かったが昼過ぎに上京、事務所で一休みし後に3日振りの神保町。途中の「たいよう軒」でラーメン。最近猛混雑。ネットの半チャーハンを巡るグルメ記事の影響か?(同店の名前も) ここのラーメンは、「秀栄」のよりビンビールに合う(合計1000円)。ただ麺は「秀栄」の方が腰がある。古くからの常連としては、早く昔の静けさに戻って欲しい(冷やし中華も天下一品!)。楊枝で歯を鳴らす悪癖がある、お下品なタクシーの運ちゃんだけには戻って欲しくないが。

 一巡後、半蔵門線経由でFC3時からのの『厳重に監視された列車』(’66)へ。戦後21年、すっかりチェコ映画が息を吹き返した感じ。ふざけててエロで政治的。6時からの長編、『マルケータ・ラザロヴァー』(’67)に備え、銀座裏の「ドトール」でコーヒーL&チーズケーキ(680円)。『二重葉脈』(松本清張・角川文庫)が佳境だったので、1時間があっという間。2本目、166分あったが退屈せず(パラジャーノフを骨太にしたような作風)。”チェコ映画の全貌”、尻上がりに観客が増えている。口コミか。10時15分前くらいに終了。まだ早いので銀座線経由で「ブックオフ」早稲田店へ。ここは昔から文庫&新書は不毛だが、単行本&雑誌が充実。8冊買う。飯田橋に戻り例によって東口の「日高屋」。今日はなぜか空いてた。東南アジア系眼鏡娘に、1人キュートな子がおりますね。すぐそばの公栄社(”裸物写植の王者”)とはすっかり縁が切れた。『二重葉脈』の結論部分は明日に持ち越し、『ぼらのへそ』(中野好夫・弥生書房)をめくり始める。

12月13日…都内の名画座では何処も角川映画の音頭取りによる、”大映作品翼賛体制”が続きウンザリ。よっぽどプリント(?)貸出料のダンピングでも? 角川映画の下請けじゃねんだし、各館は番組作りにもっとプライドを持てよ。こうも大映作品ばかりじゃ、粗が目立って客は安手な作りとワンパ俳優にゲップが(その陰気さにも)。あえて東映をやるとかの(安手じゃ負けない松竹でもいいが)、根性ある経営者おらぬのか? 俺はFCのチェコ映画特集に退避してるからいいが、ここも誰も望んでない整理券システムを導入、逆に入場時間が延びて馬鹿役人根性丸出し。古参の警備員は、「色々と試行錯誤を…」とか言い訳してたが、かつて一時的に館内放送を3度に増やし、批判が殺到して昔の1回に戻した件と同じ運命をたどるのは必至。出入りの印刷屋に下らない仕事をプレゼント(天下り先か?)、税金の無駄遣いするんじゃねえよ。

 ベルギー大使館とかユーミン、まったく世間の風向きを吟味する能力無いな。ハレンチ白痴下げ運(お下品なカタカナ言葉は使いませんの!)熟女、アベ昭恵に接近した人物の末路を知らないのか? 知ってて金のために? 落ち目歌うたいには、田舎やくざとの酒席で愛想を振りまくのと同じ営業の一種だろうが、ベルギーのイメージが一挙に悪化した同国国民には深~く同情。やはり大使に官房機密費が? アベゴロツキ集団なら平気でやるだろうし。

12月12日…「盛林堂」の”嫌記棚”、11月はまたもや1万台割れ。安~い物しか売れない。値段は勿論、出品量も見直そう(宅急便代も馬鹿にならない)。帰社後本業でひと仕事。「秀栄」のみそラーメン後(520円)、「フィルムセンター」(入場料520円)3時からの『鳩』(’60)。コレはそうでもなかったが、今回の”チェコ映画の全貌”、戦前篇は片っ端面白かったのに、共産主義独裁体制後はどうしょもない。とても同一国家の映画とは思えない惨状。ナチスやソ連軍に、まともな映画人の多くが殺されちゃったのか? 生き残った人も共産党に粛清されたり。『サイレン』や『閣下に報告』など、脚本、役者、演出他全てが超レベルダウン(物質的な面に非ず)。韓国映画と邦画くらいの落差が。今が良けりゃいいとの享楽主義が魅力だったのに、中身も教訓物語ばっか。それは今日の『鳩』もだ。次第に昔の不良っぽさが復活するのか?(内心期待) その足で持参した補充本を、地下鉄で「古書かんたんむ」へ運ぶ。意外。好天気のためか、今日までに13750円も売れてる(12日間)。もう3日。黒字が1万に届くか?

 再度の帰社後、また本業。今夜は東京駅初22時8分のあさま号での帰宅になりそう。これだと、連絡する高崎駅23時15分発最終の上信電車は、上州富岡駅止まり。車の迎えがあっても自宅着は12時過ぎに。色々とハードだな。

12月11日…幾人かに下仁田ネギを発送。地元のヤマトの営業所は、ネギ向けに臨戦態勢を。午前中に発送すると、関東なら午後には着いちゃうらしい。『夜光の階段(下)』(松本清張・新潮文庫)読了。ああ面白かった。

12月9日…夜7時過ぎ、「シネマテークたかさき」へ『女神の見えざる手』を。上信線高崎駅改札を出ると、向こうから2~3人の御供を連れた、ギョロ目の岩井賢太郎富岡市長が。名古屋出張の帰りだろう。今朝の『東京新聞』群馬版に、彼が製作総指揮を担当した『紅い襷~富岡製糸場物語~』が、名古屋の映画館で上映があり、岩井君が駆け付けたとの写真入り記事が(客が3人列を作ったとの下りに苦笑)。世界遺産の威光が薄れ、観光客激減下で映画まで作る与太郎神経には呆れるが、要は近づいた市長選向けの公金を用いた事前運動。製糸場関連施設に加えて市庁舎までを建て替えたりと、土建屋兼福祉屋らしく大型箱もの事業を次々に。彼の一族は確実に潤うが、富岡市民は借金返済のために数十年間の重税に喘ぐ訳だ。『紅い~』、未見だが『キネマ旬報』の採点ページで誰かがボロクソに。屈指のローカル税金ドブ捨てクズ映画と聞き、興味がようやくわいては来たが、重税に泣くのは悔しいよ(既に泣いてるが…)。

 『女神の~』、25人以上の大入り。ただ主演役者も落ち着かないカメラワークも、俺の趣味ではない。練られた脚本が、そういう種々の欠点を覆い隠す。大事な所で偶然頼りの脚本なのではあるが…。

12月8日…「古書かんたんむ」へ。昨日までの1週間の売り上げ6250円。今の所は先月後半よりはマシ。だが、一瞬でも油断すると深~い落とし穴が…。先月は「盛林堂」も悲惨だった(返品の量で分かる)。余りに退屈な、『シナリオ』を止めて読み始めた『キネマ旬報』によれば、今年は7月まで映画界も順調だったが、8月から大幅ダウンと。古本屋さんからも似た話を良く。日本経済全体がか? それでもアベ暗愚政権を勝利させる、「ニッポジンワッカリマセ~ン!」(日本人の皮を被った北朝鮮人)。

12月7日…九段下から新宿都営線乗り入れの京王線各駅に。西武新宿線や京王線、小田急の沿線には漫画家が少なく、昔からめったに乗らない。西武池袋線が圧倒的。師匠が住んでたりすると、アシが自然と周囲に集まるのだ。立ち小便に似てるのかも。松本清張に没頭、車窓風景は楽しめず(ここから一旦、「日刊漫画屋無駄話」へ)。

 夕方6時前から、柴崎駅前のセブン2階の上品で明るいレストラン風の所で(子連れお母さん客多し。店名失念)、『痴漢電車 変態の夢と現実』関係者の打ち上げ(全員浮いてた)。各スタッフの苦労話が楽しい。安いギャラのピンクで大変だろうと同情してたら、一般映画のギャラ下落が余りに急激なので、比較的下がらないピンクの方がいい面もあると。ま、元々低いせいもあろうが…。何だかんだ言ってもピンク映画の方が、ゴキブリ以上の生命力を発揮、エロ漫画より長生きするんじゃないかとふと。バブル時代に既に斜陽もいいトコだったし、出版業界より人々が貧しさに耐久性がある感じ。

 エラソーな感慨を抱きながら、帰りの京王線各駅では『わが文学生活』(吉行淳之介・文芸文庫)。坪内祐三が『週刊文春』で触れてたので。ヤボテンな俺には吉行の良さは昔から分からない。今週の広告を見ると、『週刊文春』&『週刊新潮』に官房機密費が平等に行き渡り始めた感じが。ドンドン大新聞に内容が接近中。

12月6日…職員平均年収約2000万の御用NHKに、御用最高裁がご褒美のビッグボーナスを。アベネオナチ暗愚内閣を支える”バキュームフェラチオ検察&警察”と並ぶ、賎業組織同士による山本一太の国会質問並の猿芝居。確かに敗戦直後からの超無責任国家ニッポンだが、こうガラガラと官僚機構が崩壊する様を、目の黒いうちにライブで鑑賞出来るとは思わなかった。ネトウヨが嫌う韓国の方が、映画はとっくの昔からだが、政治も司法もキッチリ機能。慰安婦問題では外交も独走中だが、今の日本で韓国に誇れるのは、約2倍の人口くらいか? トホホホ。

12月5日…数日前に読了した『第七官界彷徨・瑠璃色の耳輪 他四篇』(尾崎翠・岩波文庫)。後者は未読だったので感銘を。林芙美子はやたらに不遇作家扱いしてるが、今読み比べるとランクが全然違う。確かに林芙美子も川本三郎が言う程ではないが、結構楽しい。でもやっぱり通俗小説家。内心はそれが分かってたから、嫉妬で消えた作家まがいの評価をしたのかも(凄く”らしい”)。

 とんでもない解説が多い岩波文庫だが、川上賢子のそれは読後感割と好し。久々に読んでようやく、山崎邦紀脚本&浜野佐知監督の映画化作品に汚されたイメージを洗い落とせた。もっとデリカシーのあるコンビが、再映画化してくれないかな。ただ川上は映画化作品について触れてない。出来不出来はともかく、尾崎のシナリオまで収録されてる本なのだ。読者に不親切だし不自然。そういや山崎が何かもめ事があったと言ってた。稲垣真美といい、尾崎翠の研究家には心の狭い人物が多いな。

12月4日…あるいは共同の配信だろうか。今朝の『東京新聞』にNHKの受信料を巡り、6日の最高裁判決を前にふやけた記事が。アベ様のNHKに対して、全裁判官が安倍内閣に任命されてる最高裁が、不利な判決を下すはずがない。こういう前提から突っ込むべきなのに、カマトトぶった中立気取りの腑抜け根性丸出しの駄記事。何を言いたいのか分からない文の末尾には、例により受信料疑問派と肯定派のコメントを並べる。お前の本文は一体なんだったんだ? 肯定派の宍戸常寿(東大大学院教授)のコメントが笑わせた。NHKと視聴者は対立関係にあるのではなく、お金を出し合ってNHKを支えていると捉えるべきだと。職員平均年収約2000万の電波送り付け詐欺商法集団に、年収300万以下の連中(数的には多数派の民間人)は、黙って奴隷になれと言ってるに等しい。宍戸君、そのうちにNHK出版からドンドン著作が刊行されるだろう。

 エキストラに参加した、山崎邦紀監督の『痴漢電車 変態の夢と現実』の試写が、7日に東映ラボテック(旧東映化学)であると(ピンクの試写は映倫審査に便乗して行われるのが常)。メールで問い合わせがあったので、久々なので参加すると返事を。かつては車内無断撮影をしばしば強行していた、京王線は柴崎駅集合というのも何かの因縁か。

12月2日…今年初の下仁田ネギ掘りの手伝い(収穫したネギを台車でフレームまで運ぶ)。母親の老化にともない(87歳)、年々作付け面積が減少。「来年はもうよすんべえかな」との柄にもない弱気発言を。「体の調子でもおかしんかあ?」「そんなこたあねえよ。体はピンピンしてるんだけんど、皆に手伝ってもらったりさあ…」「そんなこたあ気にすんなや。畑に出てねえとまっとボケちゃうでぇ」「そりゃそうだいなあ。これっちんべなんだからまたやるんべえ」この小春日和では、今年もネギは安値だろう(鍋調理を囲む程の気温じゃない)。
 

痴漢電車

 投稿者:ヤマザキ  投稿日:2017年11月24日(金)22時14分43秒
  大蔵映画が「よりによって山崎邦紀に正月を託」したわけじゃないんだ。知らなかったが、お正月は痴漢電車というピンク映画界の伝統があるらしい。たまたま痴漢電車が回って来たので、拙作が正月映画になっただけで、他の監督が痴漢電車をOKしていたら、そっちが正月映画になっていた。
痴漢電車の撮影は、電車内をどこで撮るか、エキストラをどうするかなど難問が多く、若干予算にプラスアルファーがあっても、多くの監督はやりたがらないらしい。ぼくも迷ったが、小多魔若史さんへの懐旧の念などあって踏み切った。

例によって誤字がある。「遠藤哲郎」って誰かと思ったら、エンテツさんのこと? 遠藤哲夫だよ。
 

下々の者へ(その1412)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2017年11月21日(火)00時17分39秒
編集済
  12月1日…昼頃、「山本書店」店頭の100円文庫棚前で、”古本界のカーチス・ルメイ将軍”(全古本屋絨毯爆撃チェック方式主義者)こと、古ツアとまたもや。「最近いいの出ませんね」「だね。けど古本祭じゃココの文庫は凄かったよ」「ホントすか?」30冊以上買ったが、中にいかにも「東京堂書店」のサイン本コーナーで買ったらしい、署名&落款入りの『贋世捨人』(車谷長吉・文春文庫)が。気付かなかった俺がみちくさ市で300円位で売ろとしてたら、愚妻が気付いて即販路変更。車谷の東京堂経由と思われるサイン入り文庫&新書は、軒下コミガレにも時々姿を。別れて「古書かんたんむ」へ。血だらけ処女赤字を覚悟してたが、何とか1250円の黒字に。半月間で初老男が4回も通ってコレ。12月は更に悪化か? ブルブルブル(武者震いが止まりません)。

 既定ルートを歩いて10冊前後。「三省堂書店」4階で休息。『第七官界彷徨・瑠璃玉の耳輪』(尾崎翠・岩波文庫)を再読。「第七~」はまったく覚えておらず、未読だったんじゃとの自己疑惑も。でも創樹社版全集に収録されてないはずないし…。物忘れが激しくなると困る事が多いが、経済的な一面も。先般の『わが青春に悔なし』も、原節子の無理筋な田植え場面と、名優河野秋武の卑屈な笑みしか記憶になかった。村人や原節子の描写も、あんなに社会主義リアリズム風と言うか、エイゼンシュテインっぽかったかなとか種々の感慨を。1250円の売り上げに準じてると言うか、いずれにしても安く済むタイプ。

11月30日…数日前にFCでもらった、「ユーロスペース」での”映画祭 映画と天皇”のチラシをペラペラ。企画した学生一同の趣旨文を読んで吹き出す。”天皇陛下が生前退位の意向を表明された…”だ、”眞子さまの婚約報道も…”だとか、職員年収平均2000万の御用NHK真っ青な赤子振り。企画推薦人に佐藤優、辛酸なめ子、鈴木邦男(この人だけは比較的マシ)、森達也を並べた時点で、この連中のお里は知れてるが。渡辺文樹監督を避けて通るような天皇制映画祭は、開催する価値ゼロどころかマイナスだ。真っ当な表現は常にリスクと表裏の関係にある。縁側でひなたぼっこしながら粋がってんじゃねえよ糞ボケガキが。

 前にも書いたような気がするが、”わが心の故郷”「日高屋」は、なぜ唐辛子のみ請求しないと出してくれないの? ラー油やコショウの脇に置いとけばいいのに。大型チェーンにすればわずかな費用だろう。全店舗でのケチ臭い対応が昔から謎。他は文句ないだけに残念。

11月29日…自宅仕事の日の夜は、「シネマテークたかさき」か「109シネマズ高崎」で映画見物するのが楽しみ。だが、昨今両館ともにロクな番組を組まない(役人の天下り映画館、「高崎電気館」も)。FCの”チェコ映画の全貌”は、ガラガラだが非常に充実。夕方からの上京を考えない訳ではないが、往復5時間もかけての”労働見物”じゃ、昼間仕事の慰労にならない。やむを得ずにボケッとWOWOWで、『消されたヘッドライン』とかいう、全然知らないラッセル・クロウ主演作を。予想外に面白かった。最後の字幕での、昨今の新聞印刷工程の描写も興味深かった。8年くらい前の製作らしいから、この過程は更に変貌してるだろう。脚本は変転描写がかなり雑だったが、何とか付いていけた。

 母ちゃんの下仁田ネギ掘りがスタート。週末からは手伝いをせねば。いい番組が組まれても、高崎まで出る気力が失せるかも。

11月28日…期待せずに「古書かんたんむ」へ。昨日までの売り上げ4650円。もう350円売れないと初の赤字に。近所の方がおりましたら、”嫌記棚”で是非文庫本の1冊も買ってね。ペコペコペコ。昨日は1冊も売れなかった。シクシクシク。

 要領を得ない客の長電話に田中社長がウンザリ顔。現物を見なければ値付けも出来ようはずが無いのに、電話で粘る人が多いらしい。チョイ前、「盛林堂」に行った際も小野店長が電話を切れずにゲッソリしてた。この種の客は、切れ目無く1人で喋り続けるのが特徴と。古本屋は万が一の場合もあるから、邪険には扱わない。孤独な自称売り手は(果たして本が本当にあるのか?)、お客様扱いに恍惚としているのかも。俺みたいな短気にはとても勤まる稼業じゃない。もどきで充分。ただもどきでも、半月で5000円も売れないおままごとって一体? 珍しく本業が忙しい1日だった。

 今読んでる『妄想科学小説』(赤瀬川原平・河出書房新社)は、雑誌『公評』に70年代末に連載されたものと。同誌編集部は事務所近くで、飯田橋駅より(目白通り沿い)に健在だ。この頃からあそこにあったのかしらとふと。公栄社寄りに在った財界展望社は、いつの間にか消えていた。移転か?

11月27日…群馬は晴天で気温も高く、年寄りには絶好の気候だったが、東京駅に降りるなり急激に雲が空を被い始める。「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、絶望状態に拍車がかかりそう(5000円台割れで初の赤字か?)。神保町は休んで門前仲町かな。

11月26日…自宅コタツに寝転んで、「東京堂書店」の局地的ベストセラートップ10にさえ入らない、『編む人 小さな本から生まれたもの』(南陀楼綾繁・ビレッジプレス)読了。奴の陰湿な”豚眼部分”に目を閉ざした、前著よりは10グラムくらいは読む価値が。他人から見れば俺もなのだろうが、人は徒手空拳でも志さえあれば餓死はしないんだね(敗戦以来の非戦争状態が前提だが…)。登場人物の俺の勝手なイメージ。小西昌幸(文化役人貴族)。竹熊健太郎(GNP神話馬鹿)。堀内恭(異常人畜無害)。村元武(絶倫裏番長)。大竹昭子(ニューヨークの田舎っぺ)。本間健彦(土着再婚元山村工作隊員)。牧野伊三夫(筆も箸も2本)。小林弘樹(越後産ミンク)。山崎範子(女周恩来)。

 その”名インタビュアー”が昔から推薦してる作家、結城昌治の『公園には誰もいない・密室の惨劇』(小学館)初めて。つまんなくはないが爽やかすぎて物足りない。松本清張を3冊片付けた後で読むと、口直しとして効果的かも。

11月24日…毎度の事とはいえ凄すぎる。「古書かんたんむ」内”嫌記棚”の売り上げ、16日~23日の8日間で2950円(合計わずか14冊!)。先日のみちくさ市といい(たった5冊!)、完全に「四谷書房」さんを王座から引きずり落とす勢いの、マイナスパワー大炸裂。「コレじゃ棚のいじりようがないね」と悟りの境地の田中社長。撤退する店主は大方決断して実行。残されたのは道楽派のみ。その余裕かましスピリッツも、いつまで持続出来るやらと妙に他人事。

 数日前、「東京堂書店」2階のチラシコーナーでプロを目撃。神経質そうな眼鏡のやせ形男(佐川税金泥棒幇助国税長官にやや似)、チラシが曲がらないようにアタッシュケース風のバッグを持参。本同様に上の数枚を除去、頭を傾け片目で凝視して無傷な物を丁寧に選択。その様が余りに真剣で近寄りがたい。若尾文子の『刺青』からの写真を用いた、「フィルムセンター」のチラシについ手を伸ばせず。映画も観ずに「神保町シアター」や、「三省堂」格階のラックも漁ってると思われる。ご苦労様です。

 先般エキストラをした山崎邦紀監督のピンクの題名は、『痴漢電車 変態の夢と現実』と。12月29日に「上野オークラ」&「横浜光音座」で公開(1月11日まで)。1月6日には「上野オークラ」で舞台挨拶もあるらしい。凄いねピンクとはいえ正月番組とは。よりによって山崎邦紀に正月を託すとは、大蔵映画もやけくそかな。エロに盆暮れは関係ねえか?

11月22日…いがらし旦那の場合はお世辞でなく出て当然と思うが、河出書房新社や青土社の個人ムック本て、”無理矢理感200%”の場合が多過ぎる。「そんな人は拷問されても全然知らないよ!」てな感じ。多分まとめ買いなどを条件とした、売り込み企画もあるのだろう。この調子でパカスカ刊行を続ければ、ムック化されない各界文化人の方が少数派になろう(マジで)。身辺を見回すに、岡崎武志&内澤旬子は当然その権利があるだろうし、もう3年もすりゃ遠藤哲夫や南陀楼綾繁、荻原魚雷、ピスケンでさえ出かねない無節操ワールド(後の4人の場合は嫌がらせ。あ、その頃はエンテツはもう鬼籍か)。

11月21日…店主が病み上がりで何かと手が回りかねてるのだろう。「田村書店」内レジ付近でスマフォを堂々と操るチンピラセドラーを目撃。2人の従業員も出掛けて奥さん1人なので、たまたま見逃されてたのだろう。俺が代わりに奴を蹴り出しても良かったが(「テメーここをドコだと思ってやがる!」の怒声とともに)、100円箱から10冊も持参してる貧乏爺さんじゃ迫力不足なので、ガンだけチンピラに飛ばして去る(本人はいかに自分が大胆不敵な真似をしてるか、全然無自覚。アベ総理系馬鹿人間の特権だな)。

11月20日…『羊の木』、す…素晴らしいポスター。余ってたら国内版&海外版各1枚、着払いで送れなんて図々しいお願いは決してしません(ましてやヤフオクで叩き売ろうなんて邪念も、一切抱いてません)。自作映画化時の原作者の対応で思い出すのが、『苦役列車』での西村賢太。契約上東映はそんな義務は一切無いだろうに、賢太は各種宣伝グッズをおねだりして複数セット入手。なのに映画の出来をボロクソに各種媒体で。人のいい宣伝担当者、奴を荒縄で絞め殺したくなったろう。原作料や契約外プレゼントが、原作者への口止め料だって常識が、東京生まれの中卒ド百姓作家には理解出来ず。公開半年後に文句をつけるならともかく…。宣伝グッズ全部返してから寝言はほざけと、珍しく昨今の腰抜け東映の味方をしたくなった。ま、確かに映画『苦役列車』は凡作だけどね。

 「神保町シアター」で『虹をわたって』(監督・前田陽一・’72松竹)。秀作の誉れ高い一作だけに、30人も入ってなかった『起きて転んで~』とは違い、50人前後の初老オジン&オバンでムンムン。若きジュリーの勇姿に会場のオバサン群からからため息(俺はフィリピン人風だなと)。公開時、小川徹だと思ったが『映画芸術』で、”天地真理美智子妃説”を主張したような記憶が。言われてみれば確かに。成り上がり後妻役の日色ともゑの存在が、やや下々の者との繫がりを示唆はするが、前田陽一版『愛と希望の街』でもある。真理ちゃんとプータローは結局は相いれないで終幕。そこに味が。『踊りたい夜』や本作は、年に1度はスクリーンで見物したい。無論、アイドル歌謡映画としてもカンペキ。

 『編む人』(南陀楼綾繁・ビレッジプレス)、全国的にはまったく参考にならない、「東京堂書店」の売り上げベストテンにも姿が見当たらない。「そこまで売れないのか…」と深く同情、仕方ない1冊哀れみ買いをと店内にで探すが無い(21日には積んであった)。内澤旬子ファンの仕入れ担当者が敢えて注文しなかったのか? 「三省堂」へ移動。2階に山積み。『おい、小池! 女ファシストの正体』(適菜収・KKベストセラーズ)、『キネマ旬報』と一緒に買う。適菜本、前著は帯イラスト(吉田照美)での安倍昭恵のたるんだ鼻の穴が素晴しかったが、今回の小池の首筋の醜悪さも圧倒的。昔、吉田美奈男というロリ絵に近いエロ劇画家が。まだ当時は絵が軽過ぎると軽視されていた。もう3年頑張ってたらあるいは。早朝に届く原稿があるため、事務所に泊まり込み。
 

どうもども

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2017年11月18日(土)10時46分37秒
  塩山さん、Mateありがとうございます。来年1月に、河出書房新社から「文藝別冊いがらしみきお」という特集本を出します。いろんな方に協力してもらっているんですが、塩山さんのところにも「エロ劇画時代のいがらしみきお」について取材などあったらよろしくお願いします。担当の町田さん、若くて美人ですよ。
あと私が原作の映画「羊の木」も来年2月公開の予定です。この前、金沢まで試写会に行って来ました。なかなかがんばってましたよ。ついでに画像もアップさせてもらいます。これは海外版のポスターですが、カッコイイでしょう。
 

(無題)

 投稿者:???  投稿日:2017年11月 2日(木)21時17分12秒
編集済
   忘れられた自由戦士 埼玉最強軍団
 その昔、埼玉に、国家権力に正面から喧
嘩を売った奴らがいた。
 彼らは、悪徳資本家達の搾取と重税に反発
し、武器を手に立ち上がった。
 そして、悪徳高利貸しを襲撃し、借金の証
文を焼却した。
 更に彼らは行政府を占拠し、埼玉県秩父地
方の分離独立を宣言、解放区が誕生した。
 しかし、彼らの天下は十日で終わった。
 近代兵器を装備した政府軍の猛烈な攻撃を
受け、解放区は崩壊した。
 反乱の首謀者と幹部、多数の末端兵士が逮
捕された。
 裁判の結果、首謀者と幹部に死刑、兵士達
に無期懲役と長期の有期懲役が宣告された。
 その後、政府とその支持勢力は、彼らを山
賊の一味と見なした。
 歴史からその存在を抹殺したのである。
 彼らは国家権力に立ち向かった、史上唯一
にして最後の革命戦士。
 その名は秩父困民党。
 自由人同盟 埼玉一八八四
 

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