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 投稿者:夜食はソバ  投稿日:2017年 6月20日(火)19時48分32秒
  塩山さんどうもこんにちは
糸井重里も群馬の出身ですね
この人は時代の流れに乗るのが上手いというか…
 
 

下々の者へ(その1404)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2017年 6月 9日(金)18時10分5秒
編集済
  6月23日…『月刊シナリオ』の連載(シナリオ月評)は今ひとつ歯切れが良くないモルモット吉田だが、『映画評論・入門!』(洋泉社)は読ませる。関西の鬼門、重政隆文にちゃんと触れてるだけでも偉い。高橋ヨシキにゃガックリしたが、本書は買う価値あり。無論、秋本鉄次に比べりゃ真性包茎かつ小便たれの域だが、最近の同版元のクズだらけの映画書の中では輝いている。

 ガダルカナル島の日本軍みたいな心境。「古書かんたんむ」の”嫌記棚”の補充に行き、16日以降の売り上げ伝票をもらう。昨日までの7日間のうち、2日間は「四谷書房」と言うかゼロ円。残る5日間の総売上3750円!(日販535円70銭)このままじゃ棚代がやっとか。しかも極右人種差別主義者つん堂の並びにあった、2件の出店者は撤退したみたいだし。俺はこまめに小心な逐次投入作業に務めてるが、全然効果無し。無論、一挙にドカンと投入しても多分変わらないだろう。ココにも以前ブックカバーを置いたが全然売れなかったし(そもそも300円以上の物は売れない)。そろそろ人肉喰いかしら?

6月22日…近所で4軒目の「アパホテル」の工事が終了しそう。一種の合法的かつ暴力的景観破壊行為だが、あんな人種差別主義ホテルに本当に需要が? 俺には自転車操業としか思えないが、差別される快感に溺れたアジア人観光客が、実はドカドカ押し掛けてるのか?(………) ホテル自体もだが、イカれた婆さんの写真入りの地下鉄構内の宣伝も、早く撤去されるよう祈りたい。聖教新聞社の跡地に「アパホテル」じゃ、付近の住民は恵まれ過ぎだっての。

6月21日…自宅仕事。合間に読んでる『馬賊の「満州」』(澁谷由里・講談社学術文庫)、結構面白い。豊富な馬賊他の人物写真にも含蓄が。『東京新聞』の「大波小波」が、昨今の岩波新書の無惨さを嘆いてたが、凋落一方のちくま文庫を忘れちゃいませんか? 講談社文庫はもうずっと悲惨だが(角川文庫も)、それぞれ採算は取れてるのか? 『週刊現代』や『週刊ポスト』同様、従事する高給社員の生活維持と、社のメンツのためだけに刊行されてるような(両誌共に『夕刊フジ』並に、99%パソコンとデスクワークだけで編集してる感じ)。どうでもいいが、月曜の朝刊で気の抜けた2誌の広告を見ると、出勤意欲が更に減退する。

6月20日…誰かからファクスが1枚届いてたが、文字が薄くて全然読めない。発信番号も無い。2~3人の心当たりのある漫画家に電話するが、誰も覚えがないと。放っとくしかない。朝は併読用の『昭和史発掘6』(松本清張・文春文庫)を。

 ファクスはのむみちからで、「『サンデー毎日』の私のページ読んで下さい!」と書いてあったと。(夜、近所の「神楽座」で当人から聞く)終映後に嫌々買って一読し、帰宅後に愚妻に渡したら大喜び。漫画屋の口座には一文も入らないのに、妙な奴だ。『最後に笑う男』(監督・安田公義・’49大映)、ファンの二本柳寛の若き日の姿がカッコ良かった。演技の間がトロいし、決してうまい役者じゃないが、実話誌っぽいオジサマ振りに独自の色気が。マジで佐分利信の半分くらいの人気・地位を得てもおかしくなかった役者だと。初期ピンク映画に名前も変えずに出演してたりと、男気も感じるのだが…。

6月19日…自宅仕事。夜、「シネマテークたかさき」で『人生タクシー』(監督・ジャファル・パナヒ・’15イラン)。観客6名。並(姪役の子役が不快だったが)。最悪だったのが本編上映前の短編上映。森達也監督(4分)と松江哲明監督(3分)の2本。無論両方下らなかったが、特に松江分はハレンチな厚顔無恥さが十文字にスパークしまくる域。可愛い我が子映像の垂れ流しなのだ。遊びに行った知人宅で子供のアルバムを見せられるのは、誰でも人生の地獄として1度は記憶があろう。酒や料理の代金と考え仕方なく皆沈黙してるが、松江”愚鈍”哲明は銭取ってそれを。親子共々自らの血の海で3日間のたうった後でくたばれ! キリスト教徒もイスラム教徒も創価学会教徒も異議はないはずだ。まさか本編への侮辱にしかならない両糞映像は、ココだけの限定上映だろ? いや82分と尺が短いから、馬鹿な配給会社の音頭取りで他でもやってる可能性も(外れて欲しいが)。映画人にも礼義知らずな安倍晋三並の低能国辱野郎が増えたと呆れた。上信線で『馬賊の「満州」』(澁谷由里・講談社学術文庫)。平日なのに俺ともう1人が最寄り駅で降りると、乗客はゼロに。冷えると甘楽富岡地方の沿線住民は昔から早帰りする習慣が。

6月18日…みちくさ市。いつ降って来るか分からない天気模様なので、普段より早く上京。10時30分から開店の手回し。「立石書店」によれば、鬼子母神境内の手づくり市は早々に中止決定済みだと。覚悟して経費分だけ売れればいいと謙虚にスタート(つまりは5000円。往復の宅急便代3000円+参加費2000円)。所がこの安倍ネオナチ品性下劣無知蒙昧泥棒痴呆夫婦内閣と対極の姿勢が受けたのか、本もブックカバーも意外に売れる。午後2時には既にパラパラ。隣のアールアインさんはまだ頑張ってたが、俺は既に12000円売ってたので(本が7000円とブックカバーが5枚の5000円)、早々に撤収。4時30分には既に高崎駅着。欲張って雨の中濡れ鼠で頑張ってた皆さん、ご苦労様。車中の読書は『お菓子の髑髏』(レイ・ブラッドベリ・ちくま文庫)。エラソーな前書きほどは面白くなかった。

6月16日…「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、今月前半は4900円。5月後半の3700円に比べれば微増ながらも、”小学生の小遣い”レベルを断固として堅持。最近、社長の奮起で100円コーナーが更にワイドに整理整頓。囚人が絞首刑場を自ら立派に工事してる様を連想。

 高千穂ひづるが亡くなったと。主役には無理があったが、オキャンな女スリみたいな役柄だと光った。目黒区東山の「熊沢牛乳点」住み込み時代、反対側の青葉台が俺の配達区域(72年頃)。金田正一宅もお得意先の一件だったが(近所に広大な国鉄官舎があったせいで、ここに自宅を建てたらしい)、道を隔てて大瀬康一の豪邸が。牛乳は取ってなかったが(虐殺のエンジェルマークで有名な森永ヒ素ホモミルクを飲む奴なんか阿呆。殺されなくても安倍昭恵レベルの白痴になる)、和風の豪邸を「ここが隠密剣士の…」と何度も見上げた。大瀬の表札の左側に高千穂の小振りな分も。この頃から夫婦で実業界に転身したらしい。

 夜、FCの『リリーのすべて』。最初の6~7分音声がくぐもってて、良く聴こえなかった。女性客がわざわざ注意に行ってようやく直る(国立施設としては最後にお詫び放送を流すべきだったが、すっとぼけた)。よく出る主役のやせた野郎は、イギリスの吉岡秀隆に過ぎない勘違い媚びゲロ芝居糞野郎だが、ゲルダ役のマリシア・ヴィキャンデルは確かに上手いと。撮影の動きが人間相手だと凄く通俗になる癖が。やおい系ゆえ女性客中心に大入り。

6月15日…昨夜は7時から8時頃まで、国会正門前の抗議行動に参加。「安倍辞めろ!」と汗かきながら絶叫してたせいか、夏風邪もほぼ消滅。ここに来ると必ず知り合いを1人2人は見掛けるが、今回はゼロ。暗いので分からなかっただけか。機動隊員が相変わらず小姑のような妨害活動を(歩道全体に広がるな云々)。「ド汚い声で演説の邪魔するな!」と怒鳴る。参加者も警官の言葉に従順過ぎる。ナマコのように飽きずにかわす癖をつけなきゃ。一見は愛想よくても結局は連中、裏金付きの安倍家の飼い犬。

 母親のボケが更に感染したのか、昨夜から読んでた『田中陽造著作集 人街魔境篇』(文遊社)、100Pくらいまで著者が西岡琢也だと思い込んでいた。ちゃんと書名に記されてるのに。実はこの田中陽造の良さが昔から俺には良く分からない。誤解がなかったら、ひょっとしたら買わなかったかも(まあ退屈はしないが)。あとこの版元の本は爺様向け分野が多いのに、1行当たりの文字数が多過ぎる気が。途中でアゴが上がったり下がったりでグッタリ。何とかしてよ(読了。総体的に雑な編集の本。買う必要は無かった)。

 東京駅から丸の内線で「新文芸坐」へ。司葉子特集の『美貌の都』『愛情の都』。いずれも脚本は井手俊郎。監督は前者が松林宗恵(◯)、後者が杉江敏男(×)。優秀な脚本も、センスが無い人が演出するとどうにもならないとつくづく。後者、音楽や歌の挿入タイミングが臭過ぎる。ただ丸山明宏に工夫無くタップリ歌わせたのは、今となれば貴重か。こういう場面では無能な演出家の方がいい記録映像を残す。悪名シリーズでの、青山ミチ(日本のジャニス・ジョプリン)の歌唱場面が凄かったのをふと。確か3番まで歌うのだ(青山に比べて短めだが、丸山もそうだった)。

6月14日…連続猟奇殺人事件を書いてる作家はいくらでも居る。類似事件が起きたからと言って、警察が作家に”教育的指導”をしたなんて聞いた事が無い(ネットエロ漫画への今回の埼玉県警ハレンチ干渉事件にムッカムカ)。それが何故エロ漫画家だけに許される? 連中はこれを一点突破にして、言論・表現の自由にプーチン並に介入しようとの腹。安倍ネオナチ夫婦で公金泥棒政権下で更に突け上がる、裏金警察のあさましい痴態(法令に基づいた犯罪捜査こそが職務。公序良俗や表現・言論の自由に介入する権利など連中には一切無い)。例によって批判抜きで伝える、記者クラブマスコミの腰抜け振りも相変わらず。オマーリや検事のケツの穴を舐めてれば、自分たちだけは安全と勝手に妄想。馬鹿の密度と想像力の欠如は常に比例する。日本人の好きな愛想笑い浮かべての沈黙は、現状を全面肯定するもっとも政治的な姿勢。黙ってりゃ骨までしゃぶられる(子供や孫までが)。ヒゲのレイプマン(山口敬之)育成警察官僚。中村格の逮捕の方が先だぜ(指図したろう首相官邸住まいの親分夫婦もな)。

 『清張日記』(松本清張・朝日文庫)、西村賢太のそれの3倍は面白い。実名で基本的に呼び捨てなのも当然とはいえ立派。取材で出会った一般人に対しても、かなりシビア。やっぱり日記は学歴なしの叩き上げ、しかも一匹狼の物に限る。賢太のように痴呆飼い犬類(玉袋筋太郎他)をはべらしてないのも気持ちいい。著作権後継者非公認の評伝が、そろそろ出てもいいんじゃないか。彩流社や洋泉社、論創社あたりなら大丈夫な気が。

6月13日…ロシア人民の決死の反プーチンデモに倣い、今後の反安倍ネオナチ極右人種差別主義内閣粉砕デモでも、”安倍夫婦はドロボーだ!!”と大声で連呼すべきだな。

6月11日…東京のインチキ映画関係者のでっち上げる、ローカルクズ映画群が嘲笑の的になってるが(その多くに血税が投入)、『東京新聞』が今日の1面&3面で伝えた映画、『名前』もその最新版としか思えない。茨城南青年会議所の旗振りで製作されたらしいが、道尾秀介なる直木賞作家が、”無償で原案を提供した”という恩着せがましい点にまずカチン!(そんな作家が居るのは本記事で初めて知る)。3面を読むと道尾君、主題歌にまで参加してると。そのギャラに関しては触れてなかったが、金を遣わない単なるサンピン作家の売名行為じゃん(カット写真もコイツのアップで2ヵ所も)。『東京新聞』の群馬版は、有名な地元マラソン大会に1枚噛んでるせいか、安中市の記事を日頃から盛んに取り上げる(情けないがまあ納得)。一体このサンピン野郎に何の義理が? 執筆記者の茂木紀夫、お前はナベツネ広報新聞に移った方がいい。無責任な法務省の姿勢を批判した、右側トップの難民問題記事までが色褪せる。

6月9日…また夏カゼをひき直した。コンコンコン。確か3度目。理由はハッキリしてる。寝る際に蒲団や毛布を掛けずに敷く悪癖が昔から。健康体でも朝方はまだ冷気が身にしみるのに、愚行の極致。のど飴や薬を買うから小金もかかる(意地で医者にだけは行かない)。これでくたばったら、本人も身内も口を開いて呆れるしかあるまい。威張ることもないが。せきが傍迷惑だろうし、昨日に続いて今夜も映画は休み。本業はいい事まるで無し。引退したくなった。直帰の予定が、「早稲田松竹」のゴダール特集が今日までなのを思い出し、『女は女である』をせきをハンカチで抑えながら(3~4回目)。この頃の作品の人気は相変わらずで、8割の入り。帰りに「秀永」でチャーハン。
 

(無題)

 投稿者:侘しい男  投稿日:2017年 5月26日(金)11時19分39秒
  塩山さんこんにちは
「水戸黄門」の東野英治郎って群馬の富岡出身の人だったんですね
 

(無題)

 投稿者:とうふ  投稿日:2017年 5月24日(水)09時27分29秒
  今のサブカル界にかつての植草甚一みたいな人はいないんですか?  

下々の者へ(その1403)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2017年 5月22日(月)13時01分34秒
編集済
  6月8日…題名こそ中身が無いのに売らんかな根性丸出しの、四方田犬彦の束だけが厚い映画評論集並だが、最初から鋭い切れ味の『乱歩と清張』(郷原宏・双葉社)。文化勲章をもらわなかった清張を激賞してる冒頭で、まず自分の立ち位置を明確にしてる点が潔い。民間の顕彰と国家のそれの基本的違いを、認識してない俗物が多過ぎる(例の秋元松代評伝本の山本健一もその1人。秋元と一緒に喜んでる。バッカじゃなかろうか)。帰りに読了なるか? ちなみに郷原の詩は昔から退屈だと。

 午後、「東京堂書店」3階のサイン本コーナーに行ったら、川本三郎の題名ド忘れの永井荷風本が再び山に(既に読了。永井荷風がスターリン並に神格化されてて笑ったが、種々の突っ込み入れながら楽しめる本)。念のためパラパラ。「チッ!」俺が買った時はサインだけだったのに、今日の分には落款まで。最初に買った読者をガッカリさせるな。同階の一角に、著者似のやせたスニーカー姿の白髪爺さんがウロウロ。他人の空似だろう。

6月7日…すさまじきものは宮仕えとは良く聞くが、西村賢太の『一私小説書きの日常 不屈の章』(角川書店)を読むと改めて。一流大学を出て難関を突破、やっと大手出版社に入社した者が、いくら本が少々売れるからと言って、中卒エロデブの痛風持ちに何でここまでコケに? はらわたグッツグツ。小説家志望ならともかく、待遇と世間体で入社した者は、ドスでも振り回したくなるはずだ。しかも暴力沙汰寸前で愛嬌を振りまく中卒エロデブの卑屈な狡猾さ。村崎百郎みたいに殺されちゃうのはあんまり。しかし勇気ある編集が、うぬぼれ賢太の太腿に刺身包丁くらいは突き立てた方がいんじゃ? 話題になって本も売れ作家も版元も万歳だよ(ブタ箱の傷害編編集は割に合わねえかも)。

 赤いウインナのソースいため他、賢太のクイック自作おつまみにはヨダレが出るが、版元接待の高級料理は全然うらやましい感じがしない。見かけも味も想像がつかないせいもあるが…。宮仕えでなくても生存競争は大変だな。坪内祐三は文壇のボンボン馬喰みたいだし、無能幇間芸人玉袋筋太郎の、「富士そば」での腋が級の臭い振る舞いには、俺が親なら涙ポロポロ(オメー、生まれは栃木県か?)。片想いの女の男の悪趣味を思い浮かべさせる、西村賢太のド百姓な芸人趣味。まあそういうものだが。貧乏な『本の雑誌』じゃ、編集いじめが成立しそうにないなあ。今度立ち読みしてみるか。

6月6日…「三省堂」で買った『街から』147号、レジの姉チャンが初めて最初から値段を打ってくれた。この数号、いつもPR誌に間違えられてはお節介にも俺が注意を。編集・取り次ぎ(地方小)の表示上の工夫が足りないせいだ。

6月5日…今は基本的に週2日しか酒は飲まない(大病前は週3度)。お陰でどんどんアルコールに弱くなるだけでなく、翌日はグッタリと疲労感。愚妻は禁酒しちゃえと言うが、読書&映画見物だけの余生は寂し過ぎる。ギャンブル趣味や愛人でも居れば、あるいは酒とも縁がスッパリという可能性も。

 東野英治郎、俳優座で演出をした事が(同僚の小沢栄太郎への対抗策との噂)。その際に秋元松代の戯曲に手を入れようとして激怒され、引き揚げられたと前出の評伝に。蜷川幸雄と組んでからは商業的にはともかく、退屈になったというのが世評だが、当人は満たされていたようだ。2人共に山下清ではないが、兵隊さんのくらいで言えば3等兵くらいの勲章をもらい喜んでたのも共通。蜷川はともかく、そこらはフェミニストの先覚者の1人とも言える秋元には、大きな汚点だろう。元々表彰されるのは好きだったようだが…。徒手空拳派の弱点だったか。

6月3日…佐伯俊道の連載「終生娯楽派の戯言」が無い『月刊シナリオ』は、どこまで退屈になるのかと逆に期待で胸が震える(目次に今回休みとの告知)。「アニメと実写」座談会の井土紀州、どこまで馬鹿野郎なんだお前は。映画は並なのにな(志は高いが知性は低い)。高崎駅の「くまざわ書店」で買ってるが、最近は下らなくて東京駅までの1時間が持たない。

 久々の土曜出勤。ひと仕事終えて、芸なく「神保町シアター」の券を購入、「東京堂書店」に回ると極右人種差別主義者、つん堂の野郎と遭遇。いい機会なので、「ぶらじる」で一杯550円のコーヒーを奢らせる。値段相応の味。”首相官邸子飼いのレイプマン(山口敬之)スキャンダル”に類した事が周辺で起きたとかで、大声で”レイプ”と連呼する奴の品性・育ちの悪さは堪え難く、早めに別れてコミガレへ。棚ガラガラで何も買えず。田村、書泉経由で再び「神保町シアター」。

『幸福はあの星の下に』(監督・杉江敏男・’56東宝)、愚劣極まる一級の駄作。ガラガラなのも納得した。製作者(佐藤一郎)、脚本(八田尚之)、演出(杉江敏男)の三者が客を侮っている(自分たちだけインテリ気分)。「田舎や工員街じゃこういうのが受けんだよ、うん!」と、舐め切ってる連中の馬鹿面が両眼に3Dで浮かぶ。そういうフィルムクズ。クズ映画は街頭実写場面に視線を切り替えると結構耐えられるが、生意気にもセット場面が多くて不発。木暮実千代、岡田茉莉子、花井蘭子、三好栄子らの充実した役者陣が気の毒。上原謙、久保明は実像に近いのではと思わせる、嫌なリアリィティがあって余計不愉快に。ラックにあった「新文芸坐」の司葉子特集のチラシが、同館にしてはシャレてる。解説文は相変わらず恥ずかしい。サンパウロ映画祭グランプリとか、キネ旬4位って2017年の今何の意味があんだ? 「シネマヴェーラ渋谷」のも最近は次第に恥ずかしく。「神保町シアター」程度でいんだよ。キャプションは映画論じゃねんだ。

6月2日…昼前後に宅急便が届くので、門前仲町の「ブックオフ」にも神保町にも出掛けられない。趣味の蒲団干しには文句ない日和。午後やっとコミガレへ。お客さんも棚もガラガラ。確かに不安定な天気じゃあるけど。「古書かんたんむ」もこれに準ずる訳だ(ため息)。昨夜は藤木TDC、南陀楼綾繁と「まさみ」でオダを。3人共に仕事は減る一方だが、俺以外の2人は近刊が準備中と。ちょっとうらやましい(本当はかなり)。久々に「三好弥」に行ったら、足を痛めてたお婆ちゃんが復帰、元気にカツカレーを運んでくれた(みそ汁付き620円)。ひときわ美味かった。俺の母ちゃんの記憶力も、同じように回復してくれないかな。今現在の会話はちゃんと成り立ってるが、昔の事はともかく昨日や午前中の事を忘れがち。

6月1日…昔、『レイプマン』(みやわき心太郎)て漫画があった。まさか”首相官邸子飼いのレイプマン(裏金警察野放し)”が登場するとは、さすがは”美しい国日本”だ。公金泥棒首相夫人もふんぞり返ってるし、首相官邸は山口組本部真っ青な無法ハレンチ地帯。ヤクザが聞いたら怒るか。一応彼等も、直接公金を横領するような悪事は働いてないし。警察公認レイプマン+熱烈応援団の幼児無差別殺戮企業森永ヒ素ミルク系痴呆首相夫人+文盲のネオナチ空気デブマザコン組長。それを体を張って支えるNHK(職員年収平均2000万)・ナベツネ・フジ産経連合軍の家族に深~く同情(ウソ)。この際リィド社は『レイプマン』を大増刷すべきでは? 商機を逃すな。実写版は確か自殺した竹の子族出身の沖田浩之が主演を。一時は”死を呼ぶ女優”とさえ言われた山本陽子さん、お元気でしょうか?

 『劇作家 秋元松代』(山本健一・岩波書店)を半分まで。凄い人生。『月刊シナリオ』あたりにはべってる、サンピンシナリオライターとはレベルが違うと痛感。大新聞元記者が書いた本畑の物としては悪くはないが、感銘を受けるのは引用された秋元の日記・取材ノート類が99%。親族も少ないのだし、早期の日記全体の刊行が待たれる。小林信彦の日記は俺が眼の黒いうちには読めないだろうが(南陀楼綾繁日記同様に)、この人の場合はあるいはともの希望も。

 223Pの樫山文枝の発言が凄い。”小学校卒の人があれだけのものを書くのはすごいですね”。いやはや、おはなはんの”高貴な人格”には負けますばい。普通は筆者が表現を抑制させる場面だが、前後の樫山の対応に山本はかなり立腹してたのではと俺は推測(無論、証拠の録音テープもあるのだろう)。”取材に応じてやってる”みたいな傲慢不遜な馬鹿役者は珍しくないらしく(嫌なら断わればいいのに)、今の水谷八重子も相当との体験談を聞いた。山本健一、被取材者の対応の描写で、言外に秋元への評価を想像させる巧妙な書き方を各所で。知能犯。掲載された写真の中に、”女の下着を被ると光り輝く日本三大男優”の1人、若き日の桑山正一が写ってて感動。残り約200P。

 悲惨。「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、5月後半の黒字額3700円。前半は9000円で中学生の小遣い並だったが、再び小学生レベルに。梅雨時の今月は更なる悪化が予想される。再び黒字額1000円の悪夢が?

5月30日…嫌いな映画館「ギンレイホール」で、嫌いな女優ヘレン・ミレンが出る『アイ・イン・ザ・スカイ』を。面白かった。尺も100分前後だし巧妙な脚本が上出来。ハリウッドや韓国だとハッピー・エンドにする所だが、英国映画の意地が感じられる終幕もいい。若いコンビの濡れ場も一切ないストイックさ(これは少し不満)。ミレンも珍しく出しゃばらず。満足。

5月29日…歯肉が落ち始めた団塊世代向けに、柔らかさと甘さだけが取り柄のコンビニパンのような歌集、『無援の抒情』を供給して一旗揚げた、道浦母都子の『うた燦燦』(幻戯書房)を今朝から。冒頭の「うた彩々」で、同業者をほめあげる手管は天才的。夫婦歌人だ、親子歌人だ、家族歌人だと読者には何が有り難いんだか理解不能なオベンチャラの波状攻撃。佐佐木幸綱には”佐佐木家の伝統を伝える短歌界のサラブレッド”だと。厚顔無恥と言うか、お前は”純粋馬鹿女歌人界のサラブレッド”か? 母親の出自やその教育振りを語ると同じ口調に(要は自己賛美なのだが)。見掛けた森英恵をトップデザイナーと形容したり、この人の日本語レベルは安倍晋三とドッコイ。方々での無意識な俗物根性も堪え難く、久々にひどい本を読んだとゲッソリ。宮内庁から岡井隆の後任の声が掛かるのを待ち望んでるかのような、下品な熱気が横溢。いがらしの奴がピッポの披露宴で、俳句だか短歌をやり始めたと言ってたが、益々この世界が嫌いになった。

 今日はどこの映画館もぱっとした番組を組んでない。「上野オークラ」に山崎邦紀監督の新作見物にでも行くか。前回は不忍の池の鳥の糞の直撃を受けたが、夜なら大丈夫だろうし。「東野酒店」は細々とまだ営業中(何年も行ってないので自信は無いが)。俺が富岡に帰って直後までは、なかなか繁盛してたけど。今はどうか知らないが、店内に黄門様の写真も飾ってあった。

 「上野オークラ」で『性器の大実験 発電しびれ腰』(脚本監督・山崎邦紀)。最初に観た『発情人妻姉妹』(監督・福原彰)が練られた構図に満ちた端正な作品だったので(『ロング・グッドバイ』、いや『第三の男』のパロディも笑える)、学生サークルのシラけた宴会と言うか、カックンなシッチャカメッチャカ振りが一際目立つ。監督も目標は設定したものの、具体的手法は準備不足のまま撮影に突入した感じ。スタッフも役者もオロオロオロ。それが観客席からも分かる。演出者が逡巡してちゃ、技術知らずでノリが命の山崎映画は成り立たない。東凛の単調な喘ぎ声のみが延々と芸なく続き、2~3度寝込む。そばにスマフォを光らせてる糞馬鹿野郎がいたが、注意する気にもなれず。数少ない地方のピンク系館主から、オークラ映画の営業マンは一喝された事だろう。

5月26日…ガラガラの「新文芸坐」の渡瀬恒彦特集。本作の痺れる荒木一郎の音楽はCDで腐るほど聴いてるし、ポスターも長期間栄昇ビルに飾ってあった『女番長 感化院脱走』(監督・中島貞夫・’73東映)。実は今回が初めて。突っ込みが常に甘いので、笠原和夫に”レイテ湾の栗田艦隊”と揶揄されてた中島が、無理して連合赤軍ごっこを。柄じゃない真似はやっぱりすべきじゃない。痛々しくて観てられない。杉本美樹はエロ気不足だし、併映作によるとはいえ、当たらなかったろうな。金子信雄が実にもったいない使われ方を。

5月25日…半年振り位で知人では数少ない正統派”極右人種差別主義者”、つん堂が余生は大して長くなさそうな顔を。「古書かんたんむ」のお隣さん出店者。彼は4棚も出してるので、昔は俺も一部供給を。それが半年で2万にも(テラ銭2割を引いて後)。佐藤優や小谷野敦(そのお気楽床屋政談まで!)、ホリエモンをマジに愛する知的レベルの男。古本マニア界では俺以上の嫌われ者だが、そう悪い奴でもないやり手商売人。「古書かんたんむ」もかなり苦しそうだと。売り上げを見れば分かるって。彼も昔は福田和也や坪内祐三を愛する保守派人間だったが、いつの間にか単なる急進的差別主義者に(当人に自覚なし)。昨今の風潮の見本を眺めるようだ。

5月24日…自宅裏の刈られた竹やぶ跡を、キジが散歩してるのがトイレの窓から見えた。女房は驚いてたが、前の山には昔から生息、当時は多かった村の鉄砲撃ちのえじきに時々。ニワトリくらいで、羽根は特にサイケではなかったから雌か。鳴いても今なら撃たれないよな。

 ブタ箱で臭い飯を喰ってるべき公金横領ハレンチ安倍首相夫妻が、平然とタラップで手を振りながら、国際会議へ自国の名誉を更に貶めに。映画なら2人揃って、鉄砲で眉間を撃たれるかドスでズタズタに刺されてるべき段階(待ってました人斬り五郎!)。巨額な公金を私物化、加えて現天皇をアソコまでコケにしながら、憤る真性右翼はもう存在しないと見える。並の三権分立国家で老後を迎えたかった(韓国立派!)。

5月23日…朝、自室で「嫌われ者の記」第252回目を。中沢編集長にまた誤植の多さを叱られないように、打った分を何度も読み返す。その度に誤植新発見。もう何度も読み返した部分の、赤瀬川原平が全部”赤瀬側原平”に。しょうがねえなあ。

 こじらせた夏風邪のせきがなかなか抜けない(もう半月に)。昨日の『日刊ゲンダイ』に蜂蜜が効果的とあったので、早速夕べから試してみる。好転したようなそうでもないような。竹書房の前を通ったら、青森県でのいがらしみきお原画展のポスターが。こまめに稼いでますね。

 今朝から読み始めた『滝田樗陰』(杉森久英・中公文庫)。な~るほど。中央公論社の立派な部分とそうでない部分が良~く分かる。数々の歴代個性派編集者も、同社がナベツネみたいな赤くずれのゴロツキの、チューリップのアップリケと化すとはよもや予想しなかったろう。読み進むと嫌でも、極右人種差別主義者に買収された青林堂のイメージと中央公論新社が、ピッタリと重なる。

5月22日…意を決して「小宮山書店」地下の「ブラジル」に入ろうとしたら、いつの間にか一番安いコーヒーが500円ではなく550円に値上げ。ショックを受けて即引き返す。今日は神保町で1冊も本を買わなかった。暑さのためか神保町全体がだらけてる感じ。夜、「神保町シアター」で『おえんさん』(監督・本多猪四郎・’55東宝)。原作は中野実。息子(小泉博)を溺愛する母親(水谷八重子)と恋人(司葉子)の確執。観てていたたまれなくなるような設定。今後はまず映画はおろか、テレビでも企画されないような素材。逆にちょっと新鮮だったな。

5月20日…「シネマテークたかさき」の『コクソン』初日2回目。観客20人強。156分と丸1時間は長い(充分に切れる)。印象的できれいなな場面は多いが、世界中のホラーからネタを集めたと言うか、大風呂敷を広げ過ぎて筋の拾集がつかなくなってる。『羅生門』風の逃げを打ってるが、客に156分も貢がせてこれかい? 『アシュラ』の際も感じたが、昨今の韓国映画は東映実録路線末期のような閉塞感で一杯。明るい作品が日本、いや高崎で公開されないだけかな。帰りの上信線で『Dの複合』(松本清張・新潮文庫)読了。『セメニシュケイの牧歌』(ジョナス・メカス・書肆山田)に。
 

どうもどうも

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2017年 5月16日(火)11時29分45秒
  塩山さん「Mate」ありがとうございます。それと土曜日は失礼しました。奥さんと塩山さんの間でそんな論争があったとは知らず、私はジーパンで失礼しました。嫁さんには「スピーチするんじゃないの?」と呆れられましたが。「スピーチの達人」はご勘弁を。ホテルでスピーチの練習してみたら10分ぐらいあり、司会者の方には「5分で」と言われたので、短縮版をやったらグダグダになってしまいました。しかし、ピッポさん幸せそうでよかったです。難聴者と飲んでも楽しくないでしょうが、ひさしぶりに塩山さんと飲めてよかったです。次の日の仙台駅から直接会場入りしたトークショーもなんとか完走しました。夏葉社の島田さん、確かにいい人ですね。お疲れ様でした。  

(無題)

 投稿者:ZZZ  投稿日:2017年 5月12日(金)17時48分3秒
  コミガレに行ってみたら晴天だというのに店頭の平台はなし。
一見さんだけがたまに買う写真集の平台はレジ前に移動していた。
クレームでもあったのかな。
 

下々の者へ(その1402)

 投稿者:しおやま・よしあき  投稿日:2017年 4月28日(金)08時48分13秒
編集済
  5月19日…6時間振りに午後4時に帰社。今日は早朝仕事の後、10時前に事務所を出て「早稲田松竹」で『沖縄列島』と『やさしいにっぽん人』を見物。その後、神保町を散策して来た。東陽一監督は俺が本数をこなし始めた頃は、既に”おしゃれなエロ映画の人”ってイメージが。初期はなかなか戦闘的だったのね(両方初見)。前者はやや紋切り型だが、荒れる政治集会舞台端での子供の姿、仕込みっぽい理容師希望の少女ら、女子供の描写が非常に初々しく、後年の通俗売れっ子監督への萌芽が既に濃厚(外見はいがらしみきお似)。後者も前者同様に90分に収めとけば、更に伝説の映画になったかも。いや、主役が河原先長一郎では無理か。今回の沖縄映画特集、入りは悪くていつも30~40人。2本の製作時には本土の人間も沖縄の現状により思いをはせる余裕があったが、今は他人事だものな。ハッキリしてるのは、今の安倍ネオナチ政権より、米軍の方がまだ紳士的だったらしい点。安倍政権は集団自決を強いた皇軍と同レベルって事だ。そのくせ皇室を自らの延命策にしばしば悪用。保守ではない極右人種差別主義者は、常に自分が一番偉いと根拠なく妄信。まさに気違いに刃物ならぬ最高権力。早々に夫婦共々ブタ箱に放り込まないとヤバい。

 藤木TDCや南陀楼綾繁とメールをやり取り、来月1年振りに宴会をする約束を。藤木によれば前回は去年の6月末だったと。まだ半年くらいしか経たないような気が。70歳もあっという間だな。

5月18日…重政隆文の『映画の本の本2』(松本工房)、やっと600Pまで。浜野佐知監督の本も登場。ピンクも一般映画も退屈の極みとバッサリ(本はピンクの下積み時代部分のみ誉めてる)。いずれも同感だ。浜野監督のピンクに強姦魔役で出演、小汚い尻をさらした経験もある俺が言うのだから確か(神田川沿いの早朝の歩道ロケだった)。尾崎翠もああいう教養を欠いた脚本家(山崎邦紀)や、ナイーブさゼロの女ヤクザ監督以外のコンビで、再び映画化されるのが望ましい。ただ映画的ひらめき不足の2人が、割と人格者なのは事実。痴漢映画のエキストラ時代、「商業映画なのにいつも弁当だけで出演させられるはおかしい」と俺が言うと、監督は少額だが日当を払うようになった(さすが元新日本婦人の会のメンバー)。それに彼女の話術は映画の100倍は面白い。1度会った人間はたちまち信者に(ここら、『名画座かんぺ』ののむみちにやや似てる)。山崎は話術や経済力は無いが、ホモ映画に関しては演出者として時々恐るべき佳作を撮るしな。ただ重政、成田闘争に触れた下りで、機動隊が学生に殺されたとポロリ。それはお互い様だろう。ガス弾の直撃で殺された支援者もいる。機動隊が複数死亡した事件は裁判では無罪だったし。量的には官憲の暴力が圧倒的なのに(今でも)、木を見て森を見ないような寝言を吐くな。

 水道橋駅前、パチンコ「ミトヤ」のパネルで、神田警察署がテロ防止のために怪しい人を片っ端密告しようとの宣伝を。警察庁が音頭を取って、全国各地で行われてると推測される。まだ共謀罪(治安維持法)は成立してないのに、裏金が巨額化出来ると笑いが止まらない、腐敗警察官僚の糞腹が見え見え。落ち目安倍ネオナチ政権への応援にもなるし。総理大臣夫婦が共謀して税金を横領してるのに、逮捕するどころか援護射撃に余念が無いのだから、日本の警察や司法は江戸時代以下。三権分立が確立されている、韓国や米国はやっぱり先進国。王様一族の孫娘の結婚程度で馬鹿騒ぎしてる日本は、明らかに土人国家寄り。文字通りの公共放送、英国BBCから安倍放送局NHKが縁切りされるのは実に筋が通っている。

5月16日…早速今朝から『映画の本の本2』を。重政隆文の文だから当然最高だが(お世辞入り)、こんな本が1年半も前に出てたなんて、「東京堂書店」で現物を見るまで全然知らなかった。映画評論家と称される連中が、99%映画産業の広報マンと化した今、各メディアに無視されるのは却って著者には栄誉だろう(『映画論叢』くらいは扱っても良かったと)。ただ装丁の松本久木は愚か者。800P以上ある活字映画枕本を、こんなスカした真っ白にデザインして! 100Pも読めばたちまち真っ黒に汚れちまうぜ。古本屋に高く売れない。大阪の版元とも思えない商魂の無さ(センス自体は並)。索引が無いのと並ぶ本著の2大欠陥。もう160P。今週中には読了だ。重たいので東京駅からの中央線では、『中央線古本屋合算地図』(盛林堂書房)。人物写真の構図がいいと思ったら、奥付けに古ツアと。印刷でスミベタがクリアに出てたら更に決まったろう。

 昨日「古書かんたんむ」の”嫌記棚”へ補充に。14日までに8000円強の黒字が。まあまあ。残る昨日1日だけでは、大台には達しなかったろう。右隣の”素人古本マニア界のスモールトランプ”こと、つん堂棚がきれいに整理されていた。社長業の合間に精を出したのだろう。そういや奴、漫画屋の事務所に全然顔を出さない。避けてるならともかく、いかにも肝臓を病んだ弱り顔をたまには見せろ。ダー松の下品な画像埋め込みも見ないな。脳梗塞にでもなって垂れ流しか? いずれもどうでもいいがな。

5月15日…新幹線で『夫・車谷長吉』(高橋順子・文藝春秋)読了。似た者夫婦だったのね。車谷は名前を出したりして正面から周囲をネタ化、種々トラブルを起こした。高橋は夫に学んだのか生来の狡猾さなのか、匿名で陰湿な憂さ晴らしを各所で。1つのコクではあろうが…。ただ分かり易いが面白みの無い著者の詩が、頻繁に引用されてるのには往生(後半ほとんど飛ばす)。後年、車谷の酒量が急増したのは、西村賢太の登場で売り上げが激減、各版元の対応が一変したせいと俺は推測するが、その種の事は一切書いてない(三島由紀夫も自分の本がより売れてれば切腹なんかしなかった)。今後の高橋の詩人・作家としての保身もあろうな(名誉心が深そうだし)。西村はどこかのパーティで車谷を見たらしく、思いの外チンチクリンな男だったと、名前こそ出してないが読めば誰でも分かる書き方で罵倒を。新書館で車谷の全集を出した担当編集者が辞めてるが、よっぽど売れなかったのだろう。女房が亡くなった頃に、再び車谷ブームが起きそうだな。

 大洋図書のネット配信料が入ったので気が大きくなり、「東京堂書店」3階で『劇作家秋元松代 荒地にひとり火を燃やす』(山本健一・岩波書店)『映画の本の本2』(重政隆文・松本工房)『うすバカ二輪伝』(東陽片岡・青林工藝舍・サイン本)を。たちまち1万近くが消え、3冊目を除けば無駄買いじゃないと承知してるが、ため息。無駄話にも書いたが、これじゃ「ブラジル」でコーヒーは永遠に飲めない。

5月14日…「シネマヴェーラ渋谷」に通う際に良く利用する地下鉄半蔵門線渋谷駅のすぐそばから、東横線が発着してるなんて全然知らなかった。昔は高台みたいな所にホームがあったよ確か。便利だが、両方のホームの発着時刻を同時表示する電光掲示板は不便。田舎老人だけでなく、若い女性や外人客も乗ったり降りたり。代官山駅はJR御茶ノ水駅並の非バリアフリー駅。奥の方にエレベーターはあるようだが…。夏風邪をこじらせたため、肺病みたいなせきがコンコンコン。男性オシッコ用トイレが2つしか無い所も御茶ノ水駅似。雨は上がったようだが、冷えるし家で寝てるべきだったか。コンコンコン。駅周辺を散歩。日光まんじゅう、日光せんべい、日光もなか、日光木刀…そんな感じでアパートや店舗に”代官山”の3文字が踊る。心底恥ずかしいが、こういう百姓センスが幅を効かせるのは、日本じゃ田舎も都会も同じ(富岡製糸漬け物、富岡製糸てぬぐい、富岡製糸だんご、富岡製糸うどん…)。

 ”詩の伝道師”Pippo&宮内悠介夫妻の披露宴。昇り坂コンビ故に会場(「晴れた空に豆まいて」)は大いに盛り上がっていた(50~60人?)。ただ老いて死んでくだけの年寄りの嫉妬もあろうが、若者中心の集まりは本当に疲れる。生気が衰気を圧迫? スピーチの達人振りをいかんなく発揮したいがらしみきおを、終了後飯田橋の「日高屋」に案内して奢ってやる(そこまでのタクシー代を負担した彼は、飲み代の倍くらい取られてたが)。祖師谷大蔵住まいの頃に利用した成城学園前駅には、パチンコ屋が無かった。代官山では居酒屋が見つからなかった。家賃が高いせいか(見たいぞ「日高屋」代官山店の勇姿!)。スピーチの達人としばらく韓国映画談義。「南陀楼綾繁さんみえてませんでしたね」「底辺貧乏ライターは冠婚葬祭に律儀になると、たちまち破産だよ。今でも似たようなもんか」「………」「そういや明日トークショーだね。朝1番で帰るの?」「いや、夕方からだから」再び飲み代の倍のタクシー代をかけて、渋谷のホテルに帰る難聴者スピーチの達人。俺はふらふらと事務所へ。コンコンコン。

5月12日…「明日の夜だけどさ、私服でいいって言ってもズボンはジーパンじゃまずいよ」「何で?」「そーゆーもんなのよ」「知らねえよそんなこた!」「あたしが恥ずかしいからせめて普通のズボンにして」「3年前に「ブックオフ」で300円で買ったコレにするか?」「膝が抜けてツンツルテンじゃない」「だからはいてて楽でいんだ」「明日昼間、「ユニクロ」でいいから1本買いなよ」「冗談じゃねえ。披露宴だか何だか知らねえが、会費だけで大散財なのに、これ以上余計な出費が出来るか。おまけに新しいズボンだなんて、小学生の遠足でもあるめえし」「いがらしさんとか嫌がって近寄って来ないわよ」「好都合だ」「のむみちさんとかも来るんでしょう?」「知らねえよ。ともかくこの膝がスカンと抜けた、はき心地のいいズボンで行くから。他人の幸せのための2重の銭失いなんて、NHKの受信料の前払いみてえなもんだ」「何よそれ!」

5月11日…奥さんの圧迫から解放されてるせいか、晴れ晴れした顔つきの四谷書房を最近よく神保町で。鼻の下を長くしてる所を見ると、付近に愛人のマンションでも? 余りに幸せそうでムカつくので、俺が奥さんに代わって圧迫卍光線を連続乱射すると、たちまち九段方面に逃亡するのが常。愛人のマンションは富士見町あたりか? もっとビシビシと追い詰め、モンガ堂2号にしてやろう。

5月9日…西荻窪の「盛林堂」経由での出社。”嫌記棚”、今月は1万円代後半となかなかの調子でした。最初は売り上げの最初の1の数字が、伝票が折れて隠れて見えずに青ざめましたが…(またもや1万円割れかと)。東西線で『日本近代文学評論選 昭和篇』(千葉俊二&坪内祐三編・岩波文庫)。小林秀雄はデビューの頃から退屈だったのだね。まだ半分くらいだが、その他は論旨は様々だがほとんど楽しめる。選択がいいのだろう。

 夜、「神保町シアター」で『乙女ごころ三人姉妹』(監督・成瀬巳喜男・’35PCL)。騒々しいゴキブリナンパグラサンエロ爺さんがおらず、ゆっくり鑑賞できた。ただボケは相変わらずで、細川ちか子が登場するまで既に観たことに気付かず。細川、月丘夢路に知性を加味したような美人だが、歯並びがひどい。邦画界ではまだ矯正など考慮されてなかったか? 洋画はバンバン輸入されたのにな。八重歯が可愛いとされる風潮は、70年代でも健在だった国柄のせいか。三島雅夫、大友純と脇役が充実。蓮實重彦が大嫌いとどこかに書いてた、滝沢修も安定してて、千田是也のように映画を舐めた田舎芝居はしてない。そういやいつか悪口を書いた丸山定夫、『妻よ薔薇のように』じゃいいね。映画館で観るのは旧「文芸坐」以来だから、30年振りくらいだったのかな(8日夜にゴキブリと鑑賞)。

5月8日…朝の上信線で『春のめざめ』(ヴェデキント・岩波文庫)。酒寄進一の訳はガキどもの流行語を多用、ウザイの何の。自分が上演する際の台本ならともかく、戯曲として扱われるこの種の本では疑問。目立ちたがり屋の演劇屋と、無理な厚化粧で若作りしようとしている、老舗書店編集部の醸し出す悪臭。やってるこたNHKが戦前の映画の字幕に、看護婦ではなく看護士を登場させる姑息さと同じ。

 「東京堂書店」3階のサイン本コーナーに、青林工藝舍の芸術漫画家の署名&イラスト入り単行本が大量に。まさか経営の一助って事はないだろうが(どうせ昔から苦しいのだろうし)、割と異例ではないかと。数冊買う。名前はすっかり忘れたが、昔は時々電話をくれた『アックス』元編集長、元気なのかな?

 FCで心ある常連客からゴキブリ扱いされてる、ド腐れ死に損ない爺さん集団の1人を「神保町シアター」で。70前後、茶色の丸眼鏡を掛けたやせた爺さん。FCの受付のおばさんにしつこく話し掛けるので、間にガードマンが立って防衛してたのを目撃した事も(ゴキブリグループ内でも浮いてる)。コイツが休業中のFCからご出張遊ばされたのだ。柄にもなく後方の席の青年に話し掛けてる。ゲイ趣味も? 甘かった。青年は完全な当て馬。右側の席に別々に座った女性に、接触する切っ掛けだったのだ(エロ知能犯!)。FCじゃ素行がバレバレで誰も相手にしないが、ここじゃまだ”映画に詳しい粋な爺さん看板”が通用。2人の女性も警戒心を忘れて成瀬巳喜男談義(可哀想な忘れられた後ろの青年)。帰りに入口で、純情そうな女性の方と立ち話をする知能犯。ふやけたエロ毒牙にかからなきゃいいけどと、女性の田舎のご両親に代わってちょっと心配した後、東京駅へ。

5月6日…「シネマテークたかさき」での『お嬢さん』初日。観客25名前後と同館としてはヒットの部類。だが恐るべき愚作。俺の残り少ない人生の140分を返せ! 脚本・役者・演出・撮影と4拍子揃ったクズ韓国映画は珍しい。特に脚本のアホらしさと言ったら…。さすがに同館韓国映画マニア女子も困惑したとみえ、手作りチラシで日本人スタッフの参加により、ヘンテコな日本描写が少ないと苦しい賛辞を。上映する側としてはやむを得まいが、作る側の事情など客には関係ねえよ。冒頭での日本軍行進場面を一瞥して駄目映画とは察したが。韓国側の気持ちも分かるが、そこを抑えてもっと威圧的で立派な行進をさせねば。反ナチ映画の名作に置けるドイツ軍は、外見的には例外なく凄くカッコいい。そういう彼等が鬼畜行為に及び、結局は破滅する所に客は映画的カタストロフィーを抱く。確かにチンチクリンで出っ歯&眼鏡の皇軍兵士は、ナチスの友邦とはいえダンディズムには欠ける。けど心情に流されちゃ駄目。表現者の優劣はそこが分れ目。パク・チャヌク。今後、コイツの作品は避けよう。

5月4日…例のオークションから、『映画秘宝』と荒井晴彦版『映画芸術』を各10冊ほど下げる。前者、去年後半から全然売れなくなった(ほとんど儲けがない最低価格の500円なのに)。2冊500円でも反応なしという不人気振り。洋画パンフのレベル。特に内容が変わったとも思えないが。後者、小川徹版は600円でもコンスタントに動くが(何せ執筆陣が超豪勢。サンピンシナリオライターもまず登場しないし)、荒井版は無視されっ放し。笠原和夫が登場する号のみはやや。両誌、多分エロ本並に4~5冊500円にしても駄目だと。前者は止めたが(字が小さすぎるので)、後者は今も読んでいる。読者であった雑誌の人気凋落はわびしい。『キネマ旬報』『シナリオ』はいいシナリオが掲載されてればコンスタントに(ただ佐伯俊道の連載が無い今月号は、便所紙以下だったが)。『映画論叢』の人気も根強く、『ムービーマガジン』や『リュミエール』は内容の割には動かない。『イメージフォーラム』『スターログ』『スクリーン』などは問題外と言うか、集英社の画集以下の粗大ゴミって感じ。

5月1日…恐る恐る「古書かんたんむ」の”嫌記棚”の集金に。5000円台割れは覚悟してたが、意外にも6800円。はな垂れ園児の小遣いレベルには何とか。雷雨の中コミガレ開催中。多分連休中はぶっ通し営業だろう。神保町に行く前に、1カ月振りくらいで「秀栄」に。ラーメンの味がライトになってたような。老いぼれには無論この方がいいが、発情ヤンガーゼネレーションは物足りないかも。今朝から読む予定だった、岩波文庫版『カラマーゾフの兄弟』、余りの文字の小ささに訳者米川正夫のオーバーな前説3ページのみで即断念。96年12月の65刷だが、いくら何でも改版が出てるのだろうな。「山陽堂」店頭で安かったので4冊セットを買ったが、ケチの銭失いの見本だ。トルストイやドストエーフスキイ、俺は数本を読んだのみ。全然自慢にはならないが。ただ小説も映画もやたらに長いのは嫌い。世の中には他にもすべき事が一杯あるしな。

4月30日…不忍一箱古本市。娘らはとっくから手伝ってくれないので、愚妻と事務所から南北線経由で出撃(東大前下車)。出店場所としては文句のない「ひるねこBOOKS」前。2枚目の御主人は、「たなかほんや」に比べるとかなり現世に生きてる感じの2枚目(新東宝の色悪役者、江見俊太郎の若き日を連想。つまり西荻窪「盛林堂」の小野店長タイプ)。目標額は25000円。結局もう一息の24000円弱(約40点売れた。そのうちブックカバーが9枚8500円)。目標にこそ達しなかったが、ゼイタク言っては切りがない。愚妻の新幹線往復代、約1万を引いても黒字なんだし。

 隣の「しんや万象」は、個性的な美女3人が交互に店番を。正直言って地味目な活字単行本をそれなりの値段で並べてたので、苦戦しそうだと思ってると、若い兄ちゃんを中心に根拠なくバンバン売れる。3人とも特に肌の露出が激しいファッションじゃなかったが、各自が異なるセクシー光線を濃厚に周囲に放っていたのは事実。枯れ切らない男族の宿命のような物を目撃させてもらった。もう一組の「古本雑貨みかん箱」のお嬢さんからは、『砂人間』(作絵・星まりも)を購入。自作絵本みたいだな。後で読もう。例によって打ち上げには参加せず、カートをゴロゴロ引きずりながら南北線を目指す白髪初老夫婦(千代田線経由だと、御茶ノ水駅乗り換えが地獄なのだ)。

4月28日…コミガレ、先週今週と女性が1人で。レジ作業の間の棚補充にまではなかなか手が回らず、少し気の毒。孤独な老人の糞邪魔な話しかけ行為も、上手くさばかねばならないし。最近気付いたが、犬の糞のように神保町の方々にあった「ディスクユニオン」、いつの間にか明大横の店舗以外、ほぼ完全消滅。「いもや」のそれは知ってたが…。商いの浮沈は本当に激しい。俺のような奴でも40年も従事出来た、エロ漫画の編集ってそんなに甘いのか? 今となれば正直そう思う。今世紀に入ってからは違うが。神保町帰りに近所の信号で、自転車に乗った「秀栄」のおばちゃんにバッタリ(ママチャリ飯田橋CIA)。先般亡くなった堀留橋のホームレスの話題に。かなり体力的に弱ってたらしいと。警察や役所は見て見ぬ振り。江戸時代、いや戦国時代のような自称”先進国ニッポン”。眠い。でも明後日の用意をせねば。

4月27日…「古書かんたんむ」の”嫌記棚”の補充にとつい書いたが、ほとんど減ってないのでそう表現はするのは嘘っぽい。昨日までの11日間で総売り上げ7850円、合計31冊。棚代(6000円)だけは確保したけど、副業としてはアベノミクス同様全面崩壊状態。最近は棚も全然乱れてない。来客総数自体が減ってるのだろう。この収入減を30日の元祖不忍一箱古本市で補填出来ればいいが、甘い願望はことごとく外れるのが昨今の世相。軒下コミガレ、田村、ブンケン、「山本書店」の各店頭をフラフラ。市場に崩壊した店の在庫でも出たのか、結構いい文庫本が方々に。元祖一箱古本市参加者のために、大量放出してくれてる訳ではないと思うが。

 朝の上信線で『タイム・マシン』(ウェルズ・岩波文庫)。大人版は初めてかも。面白い。オーウェル共々、その先見性には驚かされる(格差社会の成れの果てをグロテスクに)。ヴェルヌは大人になっても結構読み返してるが、この人はほとんど手つかず。大いに楽しみだが、英国産小説&ミステリードラマ漬けの老後ってのも、ちょっとパターン過剰な気も。ただ代案は思いつかない。

FC

 

どもども

 投稿者:いがらしみきお  投稿日:2017年 4月22日(土)12時50分14秒
  塩山さん、お言葉に甘えて告知画像アップします。5月14日(日)の夕方から仙台の火星の庭という本とCAFEの店で夏葉社の島田さんをお相手に「尾形亀之助」をめぐるトークショーをやります。耳が悪いのにまだこんなことやってるんですが、みなさんにいらっしゃっていただければ。定員になったとは聞いてないので。(笑)
前夜がピッポさんの例のパーティーなので、なんだか「亀之助」繋がりですね。これも縁と思います。それではパーティーでお会い出来るのを楽しみにしてます。
 

(無題)

 投稿者:退屈  投稿日:2017年 4月19日(水)12時42分4秒
  曽根賢(Pissken)のBurst&Ballsコラム https://ameblo.jp/pissken420/entry-12265806290.html 下の方、3月19日・3月20日に塩山さん  

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